あとがきとお知らせ

 あらすじにも記載しましたがこちらの作品は、アンソロジー企画に寄せたものです。

 以下、アンソロジー企画元から引用した文章です。


『雨ノ森駅にある、レトロな喫茶店『時間旅行』で起きる、小さな物語たち。

 一つのテーマを共有し、小さな物語を大きく紡ぐ、そんな舞台は雨の森という街にある喫茶店。

 そこにやってくるちょっと変わったお客さまたちのちょっぴろ不思議な様子を、よかったら覗いてみてください。


 喫茶店のマスターを中心に、合併都市『雨ノ森』熱血市長がシンボルに選んだのは、『雨森くん』というちょっぴりヘンテコなゆるキャラ。

 どうか少しでも楽しんで頂けたら雨ノ森の住人たちも喜んでくれるでしょう。

 そしていつしかあなたも時間を忘れ、雨ノ森に迷い込んでみませんか?』



 とても魅力的な雨ノ森という舞台、素敵な喫茶店とマスターがつくる空気感。

 それから熱血市長に雨森くん像。

 これらはアンソロジー共通の世界観です。

 途中に出てくる孫娘、最終話に出てくる漫画家や お冷とおしぼりを出してない気がする客などは、お借りしたキャラクターです。


 この世界観から、怪盗ソルシエは生まれました。

 各作品間でちょっとずつ関係性を持たせたり、ちょっぴり他作の主人公を登場させたりという遊びがあり、そんな遊びがしやすい作品をと考えた時、この形が面白いのではないかと思ったのです。

 実際面白くできたか、企画にどこまで貢献できたかはわからないのですが。


 怪盗ものも、いつか書いてみたいと思っていた題材です。

 トリックや謎解きや、全部すっ飛ばして全部魔法で済ましてしまう、なんともなという魔法使い怪盗ですが、この作品内には仄めかす程度にしか描かなかったあれやこれやがいっぱいあります。

 舞台を変えてアンソロジー関係なくシリーズが書けそうな用意だけはしておいたという、なんとも姑息な私です。とはいえ、書く予定はまだないです。



 ともかく私が主張したいのは、

「このアンソロジーに寄せられた作品、全部面白いので、ぜひ読みに言ってほしいな!」

 ということです。


 この作品を寄せている『喫茶・時間旅行』アンソロジーはこちらから!↓↓↓

 https://kakuyomu.jp/works/16816927860968974992


 喫茶店を中心とした素敵な物語が目白押し!(現在、更新中です。まだ増えます♪たぶん!)

 また、それぞれの物語の登場人物が他の作品にもコッソリ登場していたり……。それを見つけるのも楽しいですよ!



 それでは、ここまで読んでいただきまして、本当にありがとうございました。

 コメントなどで感想等お伝えいただけると 大変嬉しく思います。


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怪盗ソルシエ 〜雨ノ森市とお気に入りの喫茶店〜 冲田 @okida

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