一月は睦月。これからも仲睦まじくいたいものだ

 歳を取りどんどんと時間が早くなっていく。

 子供は自立し夫婦二人。

 特に喧嘩することもなく、かといって若い頃の様に出かける訳でもなく。


 こたつに足を突っ込む中ふとテレビを見る。

 そこには仲の良い、若い夫婦が映されていた。


「いいものだな」

「若い子が良いって? 」

「いてててて! 足で足を蹴るな! 」

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