伝統の食べ物ではあるが、やはり苦いものでもある
私は七草をチェックしてコンベアに再度乗せる。
アルバイトの子がコンベアに乗せると青葉が私の元へ。
一先ず作業が終わり「お疲れ」と声をかけ休憩に入る。
黄色いキャリーに腰を掛けると作業をしていた農家の人が段ボールの机に七草粥を置いた。
一瞬彼らの顔が苦いものになったのを私は見逃さなかった。
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