冤罪という事実を突きつけられ、真希の死の悲しみがフラッシュバックし、堤は半狂乱状態で復讐の鬼と化し、次々と犯罪に手を染めていきますが、真希が自殺していなかったら…と思うと、真希が自殺を選んだことが悔やまれました。無罪を主張できないほどに追い詰められた状況や、八十代の女性を殺した真犯人が謎のままであることも気になりつつ、サスペンス特有の物物しい空気に包まれる読後感でした。
作者からの返信
中澤京華様
読んでくださって、そしてコメントをくださってありがとうございます。当時の状況や真犯人を謎のままにするしかなかった点には、己の実力不足を痛感しております。サスペンスは初めて書いたのですが、空気感の演出ができていたようで安心しました。ありがとうございました。
ホラー&サスペンス、ミステリ企画にご参加いただきありがとうございます。
冒頭からいきなり緊張感と謎を差し向けられて、のめり込むようにラストまで読みました。
冤罪、復讐。なるほどと思わせる動機が次第に詳らかにされていく手法に感服いたしました。
堤さんはこの後どうなってしまうのでしょうね。
そして桜庭は……。
続編が読みたくなりました。
作者からの返信
那智 風太郎さま
企画運営お疲れ様です。読んでくださってありがとうございます。
時系列通りに並べると4話→3話→2話→1話→あらすじの順になるという仕組みに四苦八苦しながら書いた記憶があります。
最終的な結末はご想像にお任せします。
少しでも楽しんでいただけたなら本望です。コメントありがとうございました!