この作品、ヒロインであるアリシアと、悪役令嬢であるフォルテが激しく衝突し、その衝撃で学園の壁やら窓やらを破壊するところから始まる。
もう一度言うが、ヒロインと悪役令嬢の盛大なバイオレンスアクションから始まるのだ。この物語は。
何言ってんだ、と思うかもしれないが、安心してほしい。私が一番そう思っている。
とにかくこの作品は、ヒロイン・アリシアと、悪役令嬢・フォルテの、王子の隣をかけた、究極の異世界ラブコメディなのである──!!
……と思ったら何故か学園全体も巻き込んだ、国も関わってくる事件に発展しているし、もうわけがわからないよ(震え声)。
ちなみにアリシアとフォルテは転生者である。だからシナリオに備え、自らの肉体に鍛錬を重ねたのだ。もっと他にやることあっただろ。
アリシアとフォルテの仲良し()な会話の数々、もはや何も言わなくてもわかる阿吽の呼吸、2人が揃えば敵うものはない。あれ、何の小説ですか? これ。
とにかく、テンポのいい会話の数々、フランクなナレーション(作者の自我が出まくっている)、もうわけわからなすぎて面白い展開の数々。読む手が止まらないこと間違いなし。
もう私もたぶん何も分かってないのだが、皆仲良しでイイナー(棒)。
とにかく、読んでください。大爆笑してしまうこと間違いなし。ところでこの作品のジャンルとは。まあそんなことを言うのは邪道というものでしょう。