ほしがおちて
夏洲(かしま)
第1話
すんごい おおきな ほしが おちてきたので
いっしょに さんぽ していた
わんこと さがしに いった
ほしだから きらっと しているんだと
おもっていた
ちがった
おちたときに どこか ぶつけたらしく
くらかった
わんこが まえあしで
ツンツン していたけど きがつかない
そばに
かわが ながれていたので
もっていた わんこようの
たおるを ぬらして
あたまらしい ところに
のせてみたけど きがつかない
しんじゃったら どーしよう
おまわりさん を つれてくるべきかな
うずくまる わんこを みると
きょうみが ないのか むしされた
それで ほしが きがつくまで そばにいて
わんこも いっしょに みまもった
よあけ ちかく
なんどめか に
たおる を とりかえたら
ほしが おきあがった
わんこが
とおぼえして よろこんで
いっしゅう まわった
おきあがった ほしは ひかりだして
まばゆいばかり
おっきな
せんこうはなび の ような
ひかりのこをえがいて
とんだ
ああ よかった きがついて
ぶじに かえってね
ひかりが みえなくなるまで
おったけど
あさひで みえなくなった
ながーくなった さんぽに
すっかり くたびれたのか
わんこが ねむった
わたしも
そのそばで 眠りに 就いた。
🌠おしまい🌠
ほしがおちて 夏洲(かしま) @karyoubinga
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