【番外編】作者のたわごと・30章
ということで30章は、1863年の薩英戦争と八月十八日の政変前後といった幕末転換期となる話(政変は起きていませんが)にエドワード来日を絡めて、薩英戦争後の転換に備えた動きを取り上げることになりました。
横浜で艦隊と合流したのなら、薩英戦争に沖田か、あるいは一太自身を連れていっても良いかなぁと思いましたが、南北戦争の時に戦争自体は取り上げないと宣言していたので、ついていかないことにしました。
史実では市街地に近づいて撃ちあいになりましたが、ここではそこまで危険を冒さずに遠目から撃つだけになるのだろうとは思います。
エドワードが日本に行くという話自体は、当初は全く予定していたものではなくて、ニートと化したヴィクトリア女王とのやりとりの中で何となく思いついたものでした。というのも、エドワードは大分後ではありますが、インドには実際に行っておりましたので。
ただ、この章に入ってから、これは結構劇的な話だと思いました。
ここまで「こういう方向なら徳川幕府が平和裏に倒れるかな~」と少しずつ進めていたわけですが、この動きで一気に進められそう。
少し前まで「この調子で話が進んでいて、一体いつ終わるんだろう」と思っていたのですが、とのあえず一太編については終わりの形が見えてきました。そういう点では何か知らないうちにやたら良い手を打っていたようです(笑)
次の31章は、エドワードや佐那達と別れた燐介がいよいよギリシャに行くことになります。
ゲオルギオスとともにギリシャの立て直しを狙いつつ、オリンピックで国威発揚という本来のタイトルらしい話に戻るものと思います。
その次、32章はエドワードサイドの話になるか、一太側から見たエドワード来日までを扱うものとなります。ここが幕末観点からすると最大の山場になるでしょうね。
池田屋事件?
禁門の変?
何ですかそれは。美味しいの?(コラ)
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