応援コメント

第11話 一太、近代化のタイミングに悩む」への応援コメント

  • こんにちは。

    うーん、悩ましい。
    簡単に、「明治の日本国憲法を今作っちゃえば良いじゃん。未来の知識のチート能力で♪」
    とはいかない、諸問題がたくさん……。

    万単位のイギリス・アメリカ留学……、そのような遠大な望みが叶うであろうか……。

    作者からの返信

    物事にはタイミングがあって、早ければ良いとも言えないんですよね。
    薬が効きすぎて、変な効果が出て来る可能性もあるようです。

    この当時は現代ほどの徴税能力もないので、万単位の留学となると、国家予算以上のものが必要になります。さすがにこれを実現するのは苦しそうです……

  • 君主権限をどう設定するかは立憲君主国家の難しいところですが、日本の未来

    ・何度も民意が暴走しかけ、その都度名君が修正した
    ・君主の意向に背いて破滅を選び、滅亡の縁から名君の聖断で救われた

    を知っている一太にとってはさらに悩みどころですね。

    仮に明治日本に「日本国憲法」を作ったら「前文に背く9条を廃止。前文に沿って世界からあらゆる夷を撃ち滅ぼす改憲案」が最初の議会で通って国民投票も通ってしまうかも?
    そういう平行世界も見てみたい気はしますがジャンルが変わってしまいますね。

    作者からの返信

    そうなんですよね。
    ただ、史実より孝明天皇が長生きした場合には、君主大権を入れることで破滅する可能性も出てくるので難しいんですよね。

    明治期は国も国民も求めているものが全く違ったので、さすがに現在の憲法的な考えにはならないでしょうね(^_^;)
    大隈や福澤にも「やり過ぎだ」と言われてしまいそうです。

  • たくさん歴史の分岐点があって興味深いです。アメリカ・イギリス式が良いとは限らなかったのですね。

    作者からの返信

    国の形を作るのが明治維新であれば、明治初期は国の方向を決める時代でしたので、やはり色々分岐点はあるんですよね。
    憲法自体はあくまで器で、中身は別に注ぐものでありますが、器があまりに違い過ぎるとうまくいかないこともあるので、日本はまあまあ巧いことやったのかなとは思います。

  • プロイセンの憲法は英国憲法の成文化。帝国憲法はプロイセンを参考にしたベルギー憲法の焼き直し、と憲政史家の倉山氏から聴きました。

    作者からの返信

    確かにベルギー憲法の話は聞いたことがあります。
    ただ、伊藤も含めた当時の中枢はドイツの学者から教えを受けていたようですのでドイツの考え方の方が反映されているのかなとは思います。

    もっとも、伊藤自身が憲法無視して大権行使させたり戒厳令敷いていたこともありますし、ミドハト憲法も君主の権利一つからアブデュルハミトがぶっ潰してしまいましたし、今の日本国憲法も含めて作成経緯と実際の運用は別物で考える必要もあるのかもしれません(^_^;)

    編集済