応援コメント

第12話 燐介、剣術の達人と異国を論ずる②」への応援コメント


  • 編集済

    >「許せんのう。万次郎の奴、異国に行って骨抜きになりおったか」

    この時期の一般人としては普通の認識ではあるのですが万次郎さんの今までの半生を見てみると。

    土佐清水の漁師家系に産まれる→父を亡くしたため幼くして漁師となり家族を養う→強風で遭難、鳥島漂着→海藻、海鳥、溜水で5ヶ月生き延びる→
    言葉も良くわからない異人さんに救助される→アメリカ本土に上陸していろいろな学問を学ぶ→数年間捕鯨や金の採掘で帰国資金を稼ぐ→
    やっと日本に帰国→島津斉彬、長崎奉行、吉田東洋といった雲の上の人達から取り調べを受けたりする→漂流から十一年目で家族と再会→
    得体の知れない妖怪小僧に翻弄される→専門知識を見込まれて直参旗本に抜擢(←今ここ)

    省略してこれ、骨抜きどころか骨しか無い壮絶すぎる人生。
    絶対にどこかの主人公ですよ。

    外国かぶれが気に食わないと言っても戦闘力が無いであろう相手に多人数で言う事を聞かせに行こうというのが平安武士に退化しています。
    幾ら重太郎さんが剣や薙刀の達人でも同じ状況になったら余り役には立たないでしょうし(全くとは言わない)

    失礼しました、ちょっと感情移入してしまったもので。

    作者からの返信

    万次郎の人生は波乱万丈すぎますよね~。
    主人公になっても不思議はないところです。

    実際、浪士達のやっていることはテロリストとかそんな感じですからね。
    この時代の京はバグダッドやヨハネスブルクよりも危険だいう喩えもありますが、まさにそんな感じでしょうし。

    物騒な時代です……

  • こんばんは。

    「池田屋事件前後の京は、当時世界最悪の治安度だったらしい。」

    え〜! そうなんですか〜!
    怖い……。

    重太郎と竜馬の会話が生き生きしてますね。

    「万次郎を斬るか」

    待て〜い! 歴史が改変するっ!
    ただスポーツがしたい燐介。気苦労が絶えません。

    それにしても、クリミア半島……。

    作者からの返信

    尊王攘夷派は幕府側からしてみたらテロリストのようなもので、それが西国諸藩から大挙して押し寄せていましたし、そのために新撰組や見廻組が送られてきたくらいですので相当なものでした(汗

    重太郎と龍馬、こんなノリで勝海舟も斬りに行っておりまして、某漫画の「悪・即・斬」みたいなノリで皆さん刀を振り回すので物騒極まりありません。

    クリミア半島やバルカン半島は存在自体が戦争を呼ぶような地形になってしまっていますね(汗

  • 婚約者の生涯みたら、なかなかに波瀾万丈な悲恋だった

    作者からの返信

    そうなんですよ。
    龍馬は「昔のことだし」と思ってお龍と結婚したんじゃないかと思いますが、佐那の方はずっと一人で残っていました。