応援コメント

第6話 藩主、転生に気づく」への応援コメント


  • 編集済

    輪廻転生の概念自体はお釈迦様以前から有るとは言え、まさか燐介一番の秘密が見抜かれるとは鯨海酔侯は格が違った。

    山内豊信さんと言うか土佐藩は幕末期での政治行動が複雑でしたが山内家の立ち位置や豊信公の母が側室で分家から跡を継いだからなのかとも想像しています。
    後、土佐藩内の派閥抗争によるストレスとか。

    いきさつを並べると島津久光さんや毛利敬親(毛利慶親)さんも似た条件かも。

    ただ蜂須賀さんへの暴言はちょっとどうかとは思います。自分の先祖も豊臣家では同僚だろうに、四国で同格・格上相手の対抗心だったのか、酒が入っていたのか。
    でも、個人的に嫌いにはなれない殿様です。

    作者からの返信

    万次郎との兼ね合いや、自分が殿と話している時に半平太との絡みを恐れたあたりで感づいたようです。

    土佐も色々問題を抱えていましたし、内部抗争も凄かったですからね。ある程度うまく立ち回らないと加賀や水戸のように内部抗争で国自体が壊滅なんてことになりかねなかったですし、その場その場でポジションを変えていたのはやむをえないのかもしれません。

    酒に酔っているフリをしていてまずい事態になりそうな時は「あの発言は酒のせいだ」なんて風に持っていけるよう保険をかけていた、なんて可能性もありそうですね(^^;)

  • 現実世界のタイムスリップ。

    史実に詳しいひとがすれば、本人が歴史の改ざんに悩み
    詳しくないひとがすれば、無意識のうちに歴史に流される

    どっちであれ、この先はこのままなのか、変わっていくのか、ハラハラします。

    作者からの返信

    そうなんですよね。

    現実が変わると罪の意識もさることながら、その先がどんどん広がっていって制御できなくなる危険性も出て来る問題がありますし。

    この先も、歴史の制御と変化の必要性の狭間で揺れ動くことになっていきます。

  • 「彼らが死なずに済むということは、別の誰かが死ぬことに繋がるのだから。」
    己のできる事を、できる形で、する。
    全てを救える聖者ではない。

    きっちり、そこは線引きし、くよくよ悩んだりしない。
    燐介は、なかなか肝が座ってますね。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    燐介はせっかく来たこの時代ではスポーツのことをメインに考えたいので、幕末の歴史を変えたいということはあまり考えていません。

    変に首を突っ込んで、余計な面倒を抱えたくないという思いもあるようです(汗

  • なるほど、仏教の思想から推測したのですかな。何とも賢く先見の目を持った殿様ですね。この話の分かる殿様がバックに居てくれると、実にありがたい。
    歴史を変える重み、その身に浸透してきたようで……自分の中の正義を見つけないと、身動きが取れなくなりますね。

    作者からの返信

    維新まで前線で生き抜いた豊信(容堂)ですので、このあたりの勘は鋭いようでした。
    燐介、一つ変えていくことで、後々が大きく変わることがあるという現実をかみしめています。もっとも、それで大きく方針が変わるということはないのですが。

  • 豊信、さすが鋭いですね。一人事情を知っている人がいると、少し動きやすくなるかもしれませんね。

    作者からの返信

    はい。輪廻思想などを知っていたということも大きかったようです。
    仰る通りに事情を知っている人がいるとやりやすくなる部分もあるのですが、一方で面倒な場面も出てきます。
    ゴーイングイージーとは程遠いところはあります(汗

  • タイムスリップ物のジレンマですよね…歴史変わって助かる人が助からないとかあるかも。武市半平太って結構過激な人だったんですよね

    作者からの返信

    はい。政治権力の闘争を含みますので、負けた側が変わるだけということになりかねませんからね。
    武市半平太に限らず、この時代、みんな過激なので中々困ります(汗