応援コメント

プロローグ・近江屋にて・②」への応援コメント


  • 編集済

    >西欧諸国やアメリカ……いわゆる列強には憲法を含めた各種法体系が整備されている。

    不平等条約は近代国家として未熟な日本側を保護する面もあったような気がします。

    ロシア帝国は国会未設置で憲法も未施行だから伊藤博文の憲法調査でも調査対象外……ロシアだけは最恵国待遇と領事裁判権は認めなくても良かったんじゃないかなと思います。

    作者からの返信

    確かに日本にとってプラスの面もあったでしょうね。改善というモチベーションが与えた部分も大きかったでしょうし。

    ロシアだけが特殊なのは間違いないですね。
    ただ、列強で一番関心を有しているのでロシアだけ他より一段下に扱うとえらいことになりそうだから、やむを得なかった側面もあったのでしょうね。

  • ふうむ。
    しかし、不平等条約の根源が日本の政治制度の未開さにあることは、龍馬にも既知の事なのではないでしょうかね?
    そのために、「日本を洗濯いたしたく」というのが龍馬の志しである訳で。
    明治になり、条約改正のために、井上聞多らが鹿鳴館を作るなどして欧化政策を進めた訳ですが、その役割を、慶応3年のこの時点で、龍馬に担わせるのは、どうかなあ???

    とはいえ、こちらは小説。
    まずは楽しく行きましょうか。

    作者からの返信

    そうなんですよね。
    この時点で、分かり切ったことをというのはあるのですが燐介は既に世界を回って色々と根回しを済ませていた、ということのようです。
    その集大成として龍馬を誘いにきた、というような構図です……

  • こんにちは。

    ほうほうほう。
    「近代オリンピックの提唱者クーベルタン男爵はまだ四歳の幼児だ。」
    詳しくは存じ上げないのですが、クーベルタン男爵も、こんな東の島国で、先んじてオリンピックの話がされているとは、夢にも思うまいッ! 四歳だからッ!!

    日本は不平等条約で、今困っている。→不平等条約を欧州に結ばされたのはなにゆえか→日本が野蛮だから→オリンピック、欧州の精神を日本が唱えれば、野蛮ではなく、対等につきあえる国だと証明できるよ!

    そうきましたか───ッ!

    わかりやすく、「四十年くらいじゃね?」(言葉をくだいてみました)と言い当てた鋭い坂本龍馬、拝読していて、なるほど、なるほど。です。

    面白いですね。

    作者からの返信

    はい。四歳ですので、まだ何をしていいかも分かっていないと思います。超がつくほど先駆けしています。

    維新以降の近代化日本ではどうしても富国強兵の部分のみクローズアップされますが、憲法等の法体系の制定なども含めて近代化しようとしていましたので、その部分にも光を当ててみたいとも思いました。