【十】検索機能がリニューアルされました
おはようございます、沙崎あやしです。
カクヨムコン8に参加の皆様、どんな戦況でしょうか? 私は戦艦大和で沖縄を目指している心境です(笑)。「青い光のエルツ」どうぞ宜しくお願いいたします。
https://kakuyomu.jp/works/16817330648748526954
さて。
先日カクヨムの検索機能がリニューアルされました。どうですか? 皆様におかれましては、何か変化はありましたでしょうか?
私のトコロといえば、ほぼアクセスが無くなりました(遠い目。いやもー、いっそ清々しいぐらいです。PVは勿論、Googleアナリティクスで確認出来る「小説トップページまでは来るけど一話も読まないで退出」するアクセスすら、ほぼ無い状況です。
リニューアル以前は小説更新時にはあったPVアクセスすらも無いのですから、理由は明白ですね。検索ページの、以前はタブの位置にあった「更新順」がプルダウンメニューに変更された影響かと思われます。つまりプルダウンメニューを操作してまで、新しく更新された小説を探してはいないということなのでしょう(プルダウンメニューの中に「更新順」という項目があること自体に気がついていない可能性も高いです。つまり普通の読者にとってはプルダウンメニューは「普通は操作しない細かい部分」になるわけです。そこまでして小説を探していない訳です)。
まあ当たり前といえば当たり前すぎる現実です。読者は面白い小説を探しているのであって、新しい小説を探しているのではない、ということでしょう。「人気順」で充分潤沢な小説が案内されている以上、そちらから見るのが普通ですね。
ここ半年ぐらいカクヨムを利用してきた訳ですが、カクヨム本体からの読者流入に関しては「更新順」からの流入が大半を占めてました。ここが断たれたのは痛い。ピックアップやカクヨム本体のトップページへの掲載も、運又はそもそも一定のPVや評価が無いとされないので……。
この状況下でPVを得るには、今現在人気があるか、一定以上の知名度や固定ファンが必要であり、零細投稿者にとってはあまりにハードルが高い。正直、詰んだ!……という印象があります。
まあ今はカクヨムコン8の開催中であり、その手の影響が大きく出ている可能性も否定できませんが……。
さて、どうしたものか。取りあえず個人的な問題は
店舗(除くネット通販)に例えれば後者は「売場に並べもしない商品を倉庫に死蔵している」状態であり、基本一番宜しくない状態です。特にお金を掛けて商品を仕入れしている場合は、本来売上して利益を得る為の資金が死蔵商品という形で倉庫に積み上がっているのです。
もし運転資金を銀行等から借り受けている場合は利息返済という形で赤字を垂れ流していることなになります。プラスマイナスゼロではなく、マイナスです。なので商売においては、いかに死蔵商品を減らすかということが重要な仕事の一つになります。特に量販の場合は取り扱う商品の数も量も多い上に入れ替えも激しいですから、その仕事の重要性は高いといえます。
小説投稿サイトでは少々状況が異なります。商品に相当する小説は無料なので、仕入にお金はかかりません。いくら小説が投稿されても、実際の店舗の様に金銭的負担にはなりません(無論サイトの運営費用は掛かりますが……)。
PV=広告費だけでサイトを運営するとした場合、どの小説がPVを稼ぐかは問われないのです。極論、一本の小説で維持管理に必要な広告収入を稼げるのであれば、それでいいのです(あくまで極論です)。ここは店舗との大きな違いです。そして投稿者にも読者にも無料でサービスが提供できる理由でもあります。
そういう観点からすると、「そもそも読まれない」状況をどうにかしようとする方向性は生まれにくいのかも知れません。
量販の場合でも「既に売れている商品」を仕入れてくる方が楽で確実です。その商品の取り扱いが競合他社より遅れても、他社よりも安い価格で大量に仕入れて売れば商売で勝てます。その為の仕入力と言えるものがモノを言ったのが、スーパーや家電量販店といった量販の世界です。但し、今では少々古い戦術と言えますが。なぜなら、これは業界が右肩上がりである場合の戦術である上に、体力勝負で多くの店舗が消えていき、そして最終的には業界自体が沈んでいくからです。
翻って。小説投稿サイトは、投稿作品数という面では右肩上がりです。いわば仕入力がモノを言っている状態です。それがいつまで続くのか、またそれに変わる方向性は無いのか。今後に興味がある次第ではあります。
個人的には、この状況が続くと厳しいなあというのが正直な感想です。投稿した小説の評価が知りたくて投稿している訳ですが、そもそもアクセスが無いというのでは意味が無いのですね。また仮にPVや星が得られたとして、それが極端なものでも困ってしまいます。何か良い方法はないものか……。
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