「嫁入りからのセカンドライフ」中編コンテスト
第50湯 金持ち(or権力者)スパダリとの溺愛キラキラ☆ライフについて
このワナビ温泉も、ついに第50湯です。だいぶ書き散らしたもんです。
映画は、先日観た『グランツーリスモ』が良かったです。やっぱ、夢を諦めずに追いかけるのっていいですよね。観終わって、私も商業作家目指して、これからも頑張るぞ! となりました。
さて、「嫁入りからのセカンドライフ」中編コンテストが昨日、締め切られました。
私も、「当たるにも、まずは弾を撃たねば」と、締切10日前から重い腰をあげて参加しまして、なんとか一旦の話のオチをつけつつ、長編化も見据えた形で完結できました。
話としては「セカンドライフ」という語感から、生活のためにアクセク働く必要はない状態を指してるのかなって思ったんですよね。だから、まずはお金には困ってない状態が良いかなと、考えていきました。
それでできたのが、こちらの応募作品
『ドラゴンズ・ダービー』
https://kakuyomu.jp/works/16817330655675113792
異世界転移した三十路女がラッキーを炸裂させつつ、カジノのスロットで大金を得たり、ノリで結婚したり、ドラゴン育てて競馬みたいな競技に出走させたりな、ハチャメチャコメディです。
……。
…………。
………………( ゚Д゚)
絶対に求められてるもんと違うやろッ!!!
多少そんなことは思いましたが、自分の中の変なこだわりですけど
「旦那が金持ちだとして、自由に金を使えるでもないし、旦那の顔色見ながら金使っても楽しくないよな」
って気持ちがありまして。
自分の金がほしいな、と。そして、好き勝手に金使いたい、と。
(私のただの願望かw)
そんなわけで、お金はお金だけ別に主人公自身に与えたかったというのもあり、色々とストーリー練ってたら、こうなりました(何故)
でも本来は、「金持ち(or権力者)スパダリとの溺愛キラキラ☆ライフ」な物語を提示すべきでしょうね。
なんでか、わかってるのにできないんですよねぇ。どうしてですかね。
金持ち(or権力者)の男と結婚しても何か楽しいのだろうか? 結婚前の相手の金は相手のやぞ? ってか異世界だと、そもそも女性に物の所有権が認められてんのかも怪しいけど。と思ったり……。
ただ、頑なにアップデートされずに支持され続けているわけですから「金持ちスパダリとの溺愛キラキラ☆ライフ」というシンデレラストーリーは、なにか遺伝子レベルで一部の女性の心をつかんでいるのかもしれません。
勝手に結婚決められたけど旦那様から困るくらい溺愛とか、メシウマで旦那様の胃袋をがっちりとか、戦前? 高度経済成長期? みたいに感じるんですけど、需要高いんすよねぇ。
やはり、生活基盤については男性側に保証してもらいたい、自分は夫から与えらえた生活基盤の中で家庭を主軸にして、周囲に頑張りやこだわりを認められながら、自分らしく生きていきたいって方が多いのかなぁ。
でも、個人的に「それ、召使いじゃん」って思っちゃうんですよ、どうしても。
どうせ溺愛してくれるなら、飯も作って欲しいし、掃除も勝手にしてくれ。
あといつまでも寝かせていてほしい(苦笑)
最終的に、女性向けレーベルが求めている作品と自分の埋められない差異をまざまざと感じつつも、「とりあえず、思いついたプロットを三万字程度でまとめておけば、この先どこかで役立つはず」と意識を入れ替えて、自分なりの認識を優先して書きました。
ウダウダ書いてますけど、今後も私は自分が描く物語の世界でくらい男女の役割分担がフラットな社会にしたいと思ってしまうわけです。はい。
現実にないんですから、物語くらいはねぇ。
とりあえず、コンテストに出し終わったよというご報告でした~。
ではでは、また次の湯で。
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以下、作品宣伝です。
①「嫁入りからのセカンドライフ」中編コンテスト
『ドラゴンズ・ダービー』
https://kakuyomu.jp/works/16817330655675113792
②「G’sこえけん」音声化短編コンテスト(ASMR部門)
『ギャル占い師が運気を⤴あげぽよ⤴してくれる占いの館☆
運気上昇アゲアゲGIGA MAX!!』
https://kakuyomu.jp/works/16817330659056977614
③公募に向けて準備中
『デーモンとボクの夏休み』
https://kakuyomu.jp/works/16817330660114321112
④公募に向けて準備中
『領収書の宛名は「(株)ゲーム・オブ・ザ・ダイニングデッド」で。』
https://kakuyomu.jp/works/16817330654156491066
⑤MFブックス10周年記念小説コンテスト
『第五王女シャーロットの貴族没落大作戦』
https://kakuyomu.jp/works/16817330653221746171
⑥カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト
『狐唯恋奇譚 ―妖狐に愛されすぎて困ってます―』
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