怠け者、遠足に行く ~後編~
ナギちゃん先生の後ろに皆がついていくと、鬼龍院公園についた。ナギちゃん先生は公園内にある幼稚園児用の場所に連れていき
「は~い、皆~公園についたよ~ここは安全な場所だから~いっぱい遊んでいいわよ~」
ナギちゃん先生はそう言った。
「ちなつちゃん!れいかちゃん!まずどれであそぶ?」
「そうね~あれとかどうかしら?」
「お~なんかおおきいのがあるね~」
麗華ちゃんがそう言って、指をさした先にあったのは幼稚園児から見ると、とても大きな滑り台があった。
「わぁ~!!たのしそう!さっそくいこう!」
「あ、わたしもいくわ!」
「ふたりともはやいなぁ」
彩姫ちゃんが走り出したので、後を追う形で麗華ちゃんが走り出し、その後ろを私も追った。滑り台につくと彩姫ちゃんが、すべる順番を決めてた。
「わたしがさいしょにすべるね!」
「つぎはわたしよ」
「じゃあわたしがさいごにいくよ~」
彩姫ちゃんと麗華ちゃんにそう言って、滑り台を登ってると途中で、彩姫ちゃんの楽しそうな声が聞こえてきた。
「わぁ~!はやーい!はやーい!」
と、楽しそうな声が聞こえてきた。そんな声が聞こえてきて滑り台を上ると、麗華ちゃんが私に気が付いた。
「さきちゃんたのしそうだったわね」
「そうだね、つぎはれいかちゃんだから、れいかちゃんもたのしんできなよ」
「うん!」
そういって麗華ちゃんは滑り始めた。
「わぁ~!!はやくてたのし~!」
そんな声が聞こた。そうして麗華ちゃんが滑り終わると、下から声が聞こえた。
「ちなつちゃんもはやくすべってきなよ!とってもたのしいよ!」
「たのしいですよ!」
「わかった~いまいくよ」
そんな声が聞こえたので返事を返した。そうして滑り始めると、みているのと違い案外早くて楽しいなと思った。
「はやいな~」
「ちなつちゃんどうだった?」
「どうでしたか?」
「はやくて、たのしいね」
滑り終わると、彩姫ちゃんと麗華ちゃんがそう聞いてきたので、素直にそう返した。
そうして滑り台で何回か遊んでいると、彩姫ちゃんが
「すべりだいもたのしいけど、ほかのでもあそんでみようよ!」
と、言ったので他に遊具は何があるかな~と周りを見るとブランコがあったので、二人に聞いてみた。
「あそこにある、ぶらんこはどうかな?」
「たのしそう!さっそくいこう!」
「いいわね!いきましょう!」
「またふたりとも、はしっていっちゃった」
二人はそう言うと、走ってブランコのほうまで行ったので、そのあとを私は追っていった。ブランコにつくと、二人はさっそくブランコに座っていて遊び始めてた。
「よ~し!さっそくあそぼー!」
「いっぱいあそびますわ!」
「わたしもいまからいくよ~」
そうやって三人でブランコで遊び、他にもスプリング遊具や砂場で遊んだ。
そうやって遊んでいるとナギちゃん先生から「お弁当の時間だよ~」という声が聞こえた。
「おべんとうのじかんだって!さっそくいこう!」
「まって、てをあらってからいきましょう」
「あ!そうだね、てをあらいにいこ!」
「みんなでいこっか」
三人で手を洗ってから、ナギちゃん先生のところまで行った。
「みんな集まったね~手を洗ってない子は~手を洗いに行きましょうね~」
そう言われみんなが手を洗い終わると
「みんな~お弁当の時間だよ~友達とかといっしょに食べようね~」
と言われ、彩姫ちゃんが
「いっしょにたべよ!」
「いいわよ」
「いっしょにたべようか」
いっしょに食べようと言ってきたのでみんなで食べた。そうして弁当をみんなが食べ終わると
「みんな食べ終わったね~今から幼稚園に戻るわよ~」
そう言って、ナギちゃん先生は歩き出し、その後ろをみんながついていった。
幼稚園につくと、みんな疲れたのか眠そうにしており
「いまから~お昼寝の時間よ~」
そう言ってみんなでお布団を敷いてると
「ちなつちゃん…いっしょにねよ…」
「わたしもいっしょがいいわ…」
眠そうにしながら、彩姫ちゃんと麗華ちゃんがそう言った。
「みんなでちかくにねよっか…」
そう返すと、嬉しそうにしながら、二人は私の近くに布団を敷いた。
「きょうは…たのしかったね…」
「たのしかったわ…」
「またみんなでいきたいね…」
寝転んで、三人でちょっと今日のことを話して一緒に眠った。
TS転生したみたいだから怠けながらイチャイチャする よおざくら @yo0zakura
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