応援コメント

9-2 宗教侵略 2」への応援コメント

  • 倭州のイメージは日本ですかね? アラドが一目惚れとは、よほど好みのタイプだったようですね! 
    宗教による思想の支配。武力行使よりも、ある意味厄介なものですよね。
    神火宗のような宗教がらみのお話を書いておられるうえで、こういう事情を出してくるあたり、よく考えられているなと感服しました。

    雷覇帝が神器を破壊したのは、これのために争いが起こることを憂いたからなのでしょうか?
    神火宗は自分たちのあずかり知らない神の火を求めているようですが、彼らが崇めているのは火そのものであって、それを与えてくれる神には拘らないということなのでしょうか? 神火宗の上の方が、なんだか不穏に思えてなりません(汗)
    鎮波姫がこの地にやってきたことも含め、まだまだ謎が多いですね。
    これから徐々に明らかになっていくのを楽しみにしています!

    作者からの返信

    倭州はアジア圏を広く浅くイメージした感じに出来ればいいかな、と思っておりましたが、結局中国と日本を少し摘まんだ程度のエッセンスとなっております。
    私たちがイメージする『中世ヨーロッパファンタジー』というのも、実は全然中世ヨーロッパじゃないので、じゃあアジア圏も『全然中世アジアじゃない……』っていう感想のモノが出来上がっても良いよね、と。
    その一環として、永常の苗字を『長谷川』ではなく『馳側』と表記し、読みを同じにしました。
    これも『イメージする日本とは違うよ』という表現の一つでした。

    宗教侵略の話に関しては、シヴィライゼーションというゲームで私が『厄介だなぁ』と思った要素を入れた結果になりますw
    そのゲームでは自国の文明を発展させて、他の文明よりも大きな勢力となり、世界一の文明になりましょう、というシミュレーションゲームなのですが、その勝利条件の一つに『宗教で一番になろう!』というものがありまして。
    対戦ゲームであるがゆえに、その勝利条件を目指して行動している敵勢力もいるんですよ。
    そういう勢力と対戦した時、プレイしている間に他の文明から宗教による圧力をかけられ、自国の民が次々に他国の宗教に染められていく様を見て、対応にてんやわやした覚えがあるのです。
    これがきっかけで、神火宗の宗教侵略の話を思いつきました。
    実際の宗教を見ても、過去にはいろんなことがあったようですし、お話に盛り込むのは難しかったですが、挑戦して見て良かったかな、と思っています。

    神の頭環事件に関しては、その真実が語られるのはだいぶ先になるかと思います……w
    強大な力を持った神具を、どうして雷覇帝が破壊することを選んだのか。
    それだけで一篇作れるよなぁ、なんて思いつつ、でもそれをまともに形にしたら冗長になるかもなぁ、とも考えてます。
    たぶん、本作の中ではサラッと触れて終わりになると思いますが、外伝的に書けたらいいですよね。(願望

    神火宗上層部の思惑やら鎮波姫の登場やら、色々慌ただしくなる拙作ですが、ぜひお付き合いください!