余話1-3 傷跡 3

 その後も子供騙しの魔術で近所の子供の遊び道具になった後、ルクスは派出所まで戻ってきた。

 結局、仕事の足掛かりになりそうな事柄もなく、全くの無駄骨となった。

「お金を稼ぐって、大変なんだ……」

 改めて自分の無力さを痛感しつつ、派出所の二階へ上る。

 そこは宿泊施設となっており、派出所で働いている僧侶と、行脚を行っている僧侶が泊まれるようになっている。

 受付にいる僧侶が、いぶかにルクスを見ていた。

「君、どうしたの? ここは神火宗の宿泊所だよ」

「あ、はい。僕はルクスと言います。ミーナ様の連れの者です。今日、申請があったと思うんですが」

「ミーナ……? ああ、修士の」

 どうやら話しは通っているらしい。追い返されずに済みそうだ。

「ルクス……ルクス……あぁ、確かに申請に同行者の名前も記載されてるね」

「ミーナ様は帰ってきていらっしゃいますか?」

「いえ、ミーナ修士はまだ。ですが、お連れの方なら部屋で待っていていいですよ」

 そう言われて、受付の僧侶に鍵を渡される。

 部屋番号も掘られた木札であり、部屋の位置もすぐにわかるようになっている。

「ありがとうございます」

「いえ、ゆっくり休んでください」

 受付に見送られ、ルクスは部屋へと向かった。


 宿泊部屋はものすごく簡素であった。

 雑魚寝ざこね部屋でないだけマシであろうが、二人部屋であってもベッドが二つあるだけで、他に家具らしい家具はない。

 住環境を一定以上にしないのも、巡礼者を長期滞在させないための措置なのだろう。

 部屋にはすでにミーナが持っていた荷物が運び込まれている。

 そういえば、宿からこちらに持ってきていたのはミーナだったか。

「手伝えばよかった。……僕は気が回らないな」

 昼間の事を思い出し、ルクスは肩を落としながらベッドに横になる。

 考えてみれば、フレシュを出てからずっとミーナには助けられっぱなしである。

 その恩を返すために、お金稼ぎの手伝いを思いついたのだが、結局根無し草の小僧一人では小銭を稼ぐことすらできない。

 子供をあやすのがやっとだった。

「僕はいつになったら一人前になれるんだろう……」

 身体ばかりは大きくなったが、結局ルクスは目の見えなかった頃の、役立たずのままだ。

 周りの人間に支えられなければ、まともに生きる事も出来ない。

 目が見えるようになっても、魔術が使えるようになっても、何も変わらなかった。

 どれだけやっても結果の実らない徒労は、思ったよりも心身の疲れに繋がっていたらしく、ルクスは少し目をつむっただけでまどろみに落ちていった。


****


 暗い、寒い、心細い。

 何もせず、立っているだけで凍えてしまいそうな空間であった。

 そこは奇妙な懐かしさすら覚える、暗闇の空間。

 目を動かしても全く何も見えないせいか、耳だけは鋭敏に音を拾ってくる。

 物音もさせず、周りに人が集まってくるような気配があった。

「だ、だれ……?」

 誰何すいかの声を上げても返答はなく、周りに集まった人間からの視線だけが突き刺さるように襲い掛かってくる。

 無言であった周りの人間は、やおら口を開く。

『どうして……』

 くぐもったような声。

 まるで最近、頭の中で響くあの声にも似たような感覚であった。

 自分の内側で大反響を起こしているような、ハッキリしないのに耳障りな音。

「だ、誰なんだ……!?」

 腕を振り回し、音のする『何か』を追い払うかのように暴れる。

 しかし、その音は消えてくれない。

 なんなら、その音の発生源が徐々に増えていく。

『どうしてだ……』

『どうしてお前が……』

『なんでアンタなんかが……』

『なぜお前だけが……』

 音は口々に疑問を投げかけてくる。

 だが、その疑問の文句にも具体性がない。

 何を尋ねられているのか、わからないのだ。

「誰なんだよ! 何が『どうして』なんだ!? ハッキリ言ってくれなきゃわからない!」

 久々にいらだちを覚え、声を荒げる。

 その声を聞いて周りの人間はどう思ったのか。

 一際大きい音が、耳元で鳴る。

『本当にわからないの?』

 その声は、ハッキリ聞こえた。

 女の子の声だ。

 忘れられるはずもない。

 疎まれ、蔑まれ、つまはじきにされ続けていた境遇の中で、唯一暖かかった存在。

 しかし、今聞こえた声は、この空間のように凍えるように冷ややかだった。

「は、ハルモ……!?」

『私たちが死んで、どうしてアンタだけ、って訊いてるのよ』

 急に視界が開ける。

 ルクスの周りには、おびただしい量の死体が転がっていた。

 だがそこにある死体は見たことのない姿ばかりだ。

 顔も知らない、体格もわからない、服装もわからない。

 だが、それが誰なのか、わかってしまう。

 父が、母が、兄弟が、村のみんなが、そしてハルモが。

 地面に血の池を作り出し、酷い腐臭をまき散らしてルクスの周りに伏している。

「ひっ……」

 怖気づいて、ルクスは一歩、退いた。

 その足にぶつかったのは

『ルクス……くん……』

「ミーナさ――」


****


「ルクスくん!」

「……はっ!」

 声を掛けられ、急激に覚醒する。

 まだ夜の帳が世界を支配しており、真っ暗な部屋の中は夢の続きのようですらあった。

 だからこそ、ミーナの顔がすぐそばにあることに気付くのが、少し遅れた。

「み、ミーナ様……!?」

「うなされてたみたいよ? 大丈夫?」

「え、えっと……」

 気恥ずかしさを覚えながらも、顔を押さえる。

 滲んだ汗が、手のひらを濡らした。

「夢見が悪くて……」

「また、嫌な夢を見たの?」

「ここ数日、ずっとなんです」

 正直、ルクスもまいっていた。

 人の生活において最大の憩いであるはずの睡眠が、まったく休まる時間ではないのだ。

 悪い夢を見れば眠りも浅くなり、まともに睡眠が出来ず、まともな睡眠が出来なければ夢も見やすくなる。

 そこで見る夢がまた悪夢であれば、負の連鎖を断ち切ることが出来ず、ストレスは貯まり続ける一方であった。

 そのストレスもまた、悪夢の原因になりうるともなれば、最早逃げる場所などない。

「良かったら、どんな夢を見たか、教えてくれる?」

「え? ……面白い話じゃないですよ?」

「ううん、そういう夢の話って、話してみると気が楽になったりするものよ」

「でも……」

「良いから、ほら」

 ミーナはルクスのベッドに腰を下ろし、手を握る。

 たったそれだけの事で、不安で押しつぶされそうになった心が、スッと軽くなった気がする。

 それにほだされたのか、ルクスはおずおずと口を開く。

「フレシュのみんなが、死んでいる夢でした」

「……」

 ルクスの言葉に、ミーナからの反応はない。ただ、少し息を吞んだような気配があった。

「僕は、十年前のみんなしか見たことがありません。今の彼らの事なんかほとんど知らないはずなのに、夢の中では彼らが何者なのか、ハッキリ理解できるんです」

 見たこともない顔の人間が足元に血の海を作り、その中にはミーナの姿もあった。

 そして、誰とも知れない死体は、きっとフレシュ村の人々。

「僕は……一人、生き残ってしまった……」

 フレシュ村から最寄りの大きな町、ベルエナ。その周辺に出来ていた難民キャンプでは、フレシュ村出身の人間を一人も見つけることはできなかった。

 また、そこから東に旅をしてきたわけだが、その最中にもフレシュの村民を見つけるどころか、彼らがどうなったかなどの噂話すら聞くことはなかった。

 結局、現状では行方不明という扱いである。

 瘴気発生事件からすでに半月は過ぎている。おそらく、表向きは行方不明とは言っても死亡扱いだろう。

 そんな状況で、ルクスの中に一つの疑問が残る。

 どうして自分だけ。

 理由はわかっている。自分の額にある目、そこからあふれる魔力、そしてボゥアードという謎の権僧。

 それらが関わった結果、偶然、いや奇跡的と言っていい確率で生を繋いだのだ。

 ならば、なぜ、その確率を掴んだのが自分だったのか。

 その答えを持っているのは、ルクスに額の目を授けたボゥアードだけであろう。

「どうして僕なんかが……」

 生き残るのならば、もっと相応しい人間はいたはずだ。

 ルクスの家族だって、ルクスよりも立派で、真っ当な人間だったはず。

 彼らを差し置いて、どうしてルクスだけが――

「ルクスくん」

 ボスン、と音がして、ルクスの身体に急に重圧がかかった。

 ベッドが軋み、ホコリが舞ったが、それよりも少し良い香りが鼻腔びこうをくすぐる。

 肩が押さえつけられたのだが、しかし苦しさはなく、むしろ柔らかさが身体全体を包み込むようで、ふわりと浮遊感のある幸せな気持ちが去来する。

 どこかでこんな体験をした気がした。

 デジャビュかと思ったが、すぐに思い当たる。

 今朝も、こんな状況であった。

「ミーナ様!?」

 ミーナがベッドに倒れこみ、ルクスを抱きかかえたのだ。

「ちょ、ちょっと……ミーナ様!」

「静かにしなさい。ご近所に迷惑よ」

「え?」

 言われてみれば、ここは神火宗の宿泊施設。

 近隣の部屋には普通に僧侶が寝泊まりしているはずである。

 時間は夜もとっぷり更けた頃合い。そんな時間に騒げば、確かに近所迷惑であろう。

 だが、それでも。

「いや、じゃあ離れて下さいよ!」

「良いから、ちょっとこのままでいなさい」

「いなさいって……!」

 ぎゅっと抱きしめられ、ルクスの顔がミーナの胸にうずまる。

 まともに口を動かすことも叶わず、そのまま物理的に黙らされる結果となった。

 反論しなくなったルクスに満足したのか、ミーナはうっすら微笑みを浮かべる。

「近しい人が亡くなった時はね、そういうもんなのよ」

「……!?」

 状況に対応しきれないルクスに、ミーナは至極落ち着いた声音で語りかけてくる。

「毎日毎日故人を夢に見るし、いつでもどこでも『ああすれば良かった、こうすれば良かった』とか『もっと違う未来があったんじゃないか、良い選択が出来たんじゃないか』って、答えのない思考をグルグル繰り返すようになるわ」

 それは、まるきりルクスの最近の状況と合致していた。

 最近までそういう考えに至らなかったのは、単に生きるのに必死だったからだろう。

 フレシュを出てすぐには魔物に追われ、ベルエナを出てからも旅は死と隣り合わせであった。

 ゆっくり思考する時間などなかったのだ。

 それが最近になって旅にも慣れ、魔術を覚え、生活に余裕が出来るようになった結果、余計な事を考える時間が出来てしまったのだ。

 そして故人を想い、夢に見るようになった。

「でも、それでいいの。それが普通なのよ」

「……ミーナ様も、そういう経験が?」

「……ええ」

 ミーナは少し遠くを見るように視線を廻らせた後、少し目をすがめた。

「もう八年も前の話よ。私はアガールスの北部にあるハナンって町の生まれでね。そこそこ良い家だったのよ」

 ハナンはアガールス北部にある都である。

 領都に次いで栄えた町で、商家が立ち並ぶ都会。

 ミーナもそんな商家の生まれであった。

「私の家もそこそこの家柄でね。当然、家の跡継ぎも重要視されてたんだけど、そこに難があってね」

「難、とは?」

「私には兄が一人いたんだけど、兄は生まれつき、身体が弱かったのよ」

 魔術による医療が発達したアスラティカであっても、どうしようもないケガや病気は存在している。

 ミーナの兄もそんな病に侵されていた一人であった。

「一人目が寝たきり、二人目は女の私って事で、両親の落胆っぷりはすごかったわ」

「女性だからって、落胆するものなんですか?」

「伝統を重んじる人間ってのは、そういうものなのよ」

 現在のアスラティカではベルエナの領主、ベルディリーが代表するように、女性が領の重要なポストにつく事も多い。

 しかし、百年も昔ならば女性の地位というのは今よりも低かった。

 領主なんて就けるはずもなかったし、大家の当主というのもありえなかった。

 そして、そんな習慣は何千年も続いていたのである。長い習慣というのは古くからの家柄ほど染みついている。

 ミーナの家も古い習慣に縛られた家の一つであり、当主は代々男児が担っていた。

 だが、生まれた嫡子は生来の病を持ち、次に生まれたのは女子。

 両親の落胆は相当なものだっただろう。

「兄も私も両親のお眼鏡にかなわなかったから、割とぞんざいに扱われたわ。そのせいもあってか、私は兄にべったりだった」

「ミーナ様はお兄さんが好きだったんですか?」

「ええ、とても。自惚うぬぼれでなければ、兄も私を可愛がってくれた」

 愛おしく追憶を辿るミーナの顔を見ながら、しかしルクスは不安を覚えていた。

 なぜなら、この話の始まりは『故人を想う』という話だったからだ。

 ミーナはかまわず話を進める。

「そのあと、弟と妹が一人ずつ生まれて、両親は弟を跡継ぎにすると決めたわ。そこからは私の扱いも良くなって、弟と妹の面倒も任された」

「……お兄さんは?」

「兄の扱いは変わらなかった。……でも、家から追い出されなかっただけ良かったのかもね」

 僻地の村などでは口減らしはよく見られた光景である。

 ルクスも神火宗からの支援金がなければ、山に捨てられていた可能性は充分にある。

 ミーナの兄がそうされなかったのは、家の体面や文化圏の違いなどが考えられるだろう。

 農村などよりも洗練された文化を持つ都会で口減らしなんて行えば、大家としての名前に傷がつくだろうし、何より文化的でないと忌避きひされた。

 そのため、ミーナの兄はずっと寝たきりのまま、部屋で生を繋いだのである。

「私が十歳になった時、ハナンに神火宗の巡礼者が来たの。私はその僧侶に素質を認められて、すぐに領域へ来るように言われたわ。私はこれがチャンスだと思った」

「魔術を覚えて、お兄さんの身体を治そうと思ったんですね」

「そう。今まで兄を診た僧侶は腕が悪かっただけだ、私が治癒術を覚えて兄を治すんだ、って息巻いて神火宗に入ったの」

 そんなわけがない、と気付いたのはしばらくしてからであった。

 ミーナの家はそこそこの良家である。家の跡継ぎになりうる長男が病を患っていたとして、それが治る可能性があるのならばあらゆる手段を講じるはずだ。

 当然、腕の良い僧侶を呼びつける金も積んだだろう。

 それが実らなかったということは、そういうことである。

「兄が死んだのは、私が神火宗に入ってすぐだったわ」

「……」

 ルクスは何も言えなかった。

 見上げたミーナの瞳が、諦念ていねんに淀んでいたからだ。

「もともと十数年も生きられたのが奇跡的だ、って言われてたけれど、本当のところはどうかわからない。もしかしたら、って考えてしまうこともあるわ」

 察しの良いルクスは、ミーナがわざと濁した言葉の真意にも気付く。

 両親か、もしくは近しい身内が、寝たきりの兄の存在を疎んで謀殺ぼうさつしたのではないか、と。

 跡継ぎ争いになるような事はなかっただろうが、そうでなくとも寝たきりのゴク潰しいつまでも飼っておく義理はない。

 兄が死ねば単純にそれだけ出費が減る。

 それを考えれば、兄を間引くのは合理的だ。数字を相手に仕事をする商家であれば、数字の合理性は優先される傾向にあるだろう。

 だが、血の通った人間ならば、身内を損得勘定だけで殺すなんて考えたくはない。

 ミーナは疑心暗鬼に囚われそうになるのを必死にこらえたが、それでも兄の死を乗り越えるのは不可能であった。

「今でもたまに、兄を夢に見るわ。優しかった兄が、憔悴しょうすいしきった顔で私を見るの。どうして自分を置いて家を出たのか、って」

「ミーナ様……」

「もう八年も経ってるのにね。私はまだまだ、全然受け入れられてない。乗り越えるなんて夢のまた夢。何かきっかけがあれば、解決できるかな、って思ってるんだけどね」

 ルクスを抱くミーナの腕に力が籠められる。

 ミーナにとってルクスは、兄を乗り越えるための鍵なのかもしれない。

 話を聞けば、ミーナの兄と、ルクスの過去の環境は似ている。

 先天的に病を患って寝たきりの兄と、視力を失いまともに動く事も出来なかったルクス。

 ミーナはルクスを助けることで、兄の事を乗り越えようとしているのである。

 全て気付きながら、ルクスはミーナの背に腕を回した。

「大丈夫です、ミーナ様」

「……ルクスくん?」

「ミーナ様ならきっと乗り越えられます。お兄さんも許してくれる……いいえ、最初から恨んでなんかいませんよ」

「……そうだね。ありがとう」

 ルクスにとって、ミーナはなくてはならない存在である。

 彼女がいなければ今の自分はいないし、これからの生活もままならないだろう。

 ミーナにとってのルクスもまた、なくてはならない存在だ。

 過去のトラウマを乗り越えるためのカギであり、今は大事な家族でもある。

 二人は相互に依存し、支えあうようにして現在を存続させているのだった。

 だからこそ、最期まで。

「……ねぇ、ルクスくん」

「はい?」

「私の事を呼ぶとき、『様』をつけるの、やめない?」

「ど、どうしてですか?」

「なんだかくすぐったくて。私はまだ修士だし、様付けされるような立派な人間じゃないもの」

「そんなことありません! ミーナ様は立派な僧侶様です!」

「ありがと。……でも、やっぱり、ね」

 相手の意思を尊重するように、ミーナはルクスに声をかける。

 嫌なら断っても良い。言外げんがいの意思が透けて見える様であった。

 ルクスにとって、ミーナは尊敬すべき大人だし、仰ぐべき僧侶様だ。敬意をこめて尊称をつけるのはおかしいわけがない。

 だが、それがミーナの意思ならば。

「……わかりました。では、ミーナさん、と」

「……うん、その方がいい」

 クスクス笑って、それでもちょっとこそばゆい、とミーナがこぼす。

 だが、ルクスとしてもこれ以上の譲歩は出来なかった。目上の人間であることは間違いないのだし、呼び捨てなんで出来ようはずもなかったのだ。

 ゆえにミーナもそれで妥協する。

 それだけで二人の距離がグッと縮まった気がした。


 不思議と、その夜は悪夢を見なかった。

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