ミスター・アイアンボール

━━━━━『スキルツリー』━━━━━━

【Skill Tree】

 ツリーレベル:3

 スキルポイント:2

 ポイントミッション:完了

【Skill Menu】

 『基礎体力』

  取得可能回数:4

 『基礎魔力』

  取得可能回数:1

 『基礎防御』

  取得可能回数:4

 『発展筋力』 

  取得可能回数:2

 『基礎技量』

  取得可能回数:2

 『基礎知力』

  取得可能回数:5

 『基礎抵抗』

  取得可能回数:5

 『基礎敏捷』

  取得可能回数:5

 『基礎神秘』

  取得可能回数:5

 『基礎精神』

  取得可能回数:5

 『第六感』

  取得可能回数:1

 『瞬発力』

  取得可能回数:2

 『筋力増強』  NEW!

  取得可能回数:3

 『ステップ』  NEW!

  取得可能回数:2

 『圧縮』    NEW!

  取得可能回数:1

 『浮遊』    NEW!

  取得可能回数:1

 

 

【Completed Skill】

 『応用筋力』

  取得可能回数:0

 『基礎筋力』

  取得可能回数:0

 『かたくなる』 

  取得可能回数:0

 『やわらかくなる』 

  取得可能回数:0

 『くっつく』  

  取得可能回数:0

 『飛ばす』   

  取得可能回数:0

 『引きよせる』 

  取得可能回数:0

 『とどめる』  

  取得可能回数:0

 『曲げる』

  取得可能回数:0

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 さて、なにやら新スキルがたくさんあるな。

 確認してみよう。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『筋力増強』

アクティブスキル

筋力を一時的に増強する

【コスト】MP100


筋力を信じる者が救われる

━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 ふむふむ、シンプルなアクティブスキルだ。

 それに非常に魅力的な効果だ。筋力を強化するってえ?


「今日はこいつで決まりかなぁ……」

「にゃあ!(訳:赤谷くん、正気に戻るにゃ!)」

「はっ! 危ない、俺は一体なにを……」

「にゃあにゃあ(訳:気を抜いたらすぐにパワーという単純に飛びついてしまうのは赤谷くんの悪いところにゃん。赤谷くんはアイザイア・ヴィルトとの戦いから学んだはずにゃん)」


 パワーは万能ではなかった……ああ、そうだとも。

 俺は限られたスキルポイントをもっと計画的に振り分けなければならない。

 

「でも、新しいスキルが増えすぎて気になっちゃうよ」

「にゃあ(訳:それは否定しないにゃん。新しい可能性を常に取り入れる。それは計画性と同じくらい大切なことにゃ)」


 可能性と計画性。どちらも大事だ。

 残る新規取得可能スキル3つも概要を見てみよう。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『ステップ』

アクティブスキル

ステップ移動を強化する

【コスト】なし


巧みなステップに酔いしれる

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『圧縮』

アクティブスキル

高い圧力で圧縮する

【コスト】MP100


空気を圧縮するとプラズマになるらしい

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『浮遊』

アクティブスキル

浮遊する

【コスト】MP100


重力からの解放

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 はあ、あんまり頭に入ってこないな……。なんとなくピンとこないのばっかりだけど。

 というかコストがでかいな。これまでMP10消費でいいって言ってくれてたのに、いきなり10倍も要求してくるじゃん。

 俺のMP最大値まだ400なんよね。とてもじゃないけど、ここら辺のスキルはまだまともに運用できないよ。


「うちはMP10でやってきたんでね」

「にゃあ(訳:使うにしても魔力ステータスの増強は必須にゃあ)」

「さすがはツリーキャット、俺と同じ意見か」

「にゃあ……(訳:なんか全然嬉しくにゃいにゃあ……)」


 新しいスキルは気になる。だが、せっかくとっても使えないのは目に見えている。俺も学んでいるのだ。

 吟味した末、本日は『基礎魔力』と『基礎体力』を解放した。

 俺も大人になったということだろう。地に足つける生き方が重要だって思うのだ。

 ステータスは以下の通りに進化した。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【Status】

 赤谷誠

 レベル:0

 体力 45 / 200

 魔力 108 / 1,000

 防御 100

 筋力 30,000

 技量 300

 知力 0

 抵抗 0

 敏捷 0

 神秘 0

 精神 0


【Skill】

 『基礎体力』×2

 『応用魔力』 

 『基礎防御』

 『発展筋力』×3

 『基礎技量』×3

 『かたくなる』

 『やわらかくなる』

 『くっつく』

 『筋力で飛ばす』

 『引きよせる』

 『とどめる』

 『曲げる』

 『第六感』×2

 『瞬発力』


【Equipment】

 『スキルツリー』

 『重たい球』

 『蒼い血』


━━━━━『スキルツリー』━━━━━━

【Skill Tree】

 ツリーレベル:3

 スキルポイント:0

 ポイントミッション:完了

【Skill Menu】

 『基礎体力』

  取得可能回数:4

 『応用魔力』   NEW!

  取得可能回数:4

 『基礎防御』

  取得可能回数:4

 『発展筋力』 

  取得可能回数:2

 『基礎技量』

  取得可能回数:2

 『基礎知力』

  取得可能回数:5

 『基礎抵抗』

  取得可能回数:5

 『基礎敏捷』

  取得可能回数:5

 『基礎神秘』

  取得可能回数:5

 『基礎精神』

  取得可能回数:5

 『第六感』

  取得可能回数:1

 『瞬発力』

  取得可能回数:2

 『筋力増強』  

  取得可能回数:3

 『ステップ』  

  取得可能回数:2

 『圧縮』    

  取得可能回数:1

 『浮遊』    

  取得可能回数:1


【Completed Skill】

 『基礎魔力』

  取得可能回数:0

 『応用筋力』

  取得可能回数:0

 『基礎筋力』

  取得可能回数:0

 『かたくなる』 

  取得可能回数:0

 『やわらかくなる』 

  取得可能回数:0

 『くっつく』  

  取得可能回数:0

 『飛ばす』   

  取得可能回数:0

 『引きよせる』 

  取得可能回数:0

 『とどめる』  

  取得可能回数:0

 『曲げる』

  取得可能回数:0

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 『基礎魔力』は5つ揃ったことで、『応用魔力』に進化した。

 最大MPは一気に1,000まで上昇だ。あれ? なんで俺、もっと早くやらなかったんだ?

 体力も200まで上昇し、耐久力も確実に増している。自分に自信がついてきた。


「はあ、今日は本当にいろんなことがあったな」

「にゃあ(訳:ゆっくり休むといいにゃあ)」

「そうするよ、保健室で眠ったけど、まだまだ熟睡できるくらいに疲れてるんだ」


 新しいベッドに飛びこむ。

 布団のなかにツリーキャットが入ってきた。

 もふもふだ。すごく温かい。なんて幸せな気分なんだ。


 翌朝。

 俺は普段通り、教室へ足を運んだ。

 あんな騒ぎがあった翌日だというのに、授業を普通に再開するあたりやはりこの高校は普通じゃない。


「みんな来たぞ来たぞ!」

「ミスター・アイアンボールの登場だ!」


 ミスター・アイアンボール? あはは、面白いな。

 なんだよ、そのバカみてえな名前のやつは。


「よお、赤谷、それともミスター・アイアンボールと呼ぶのがいいかな?」

「精神汚染された俺たちの聖女を止めてくれたんだろ、お前すげえよ、ミスター・アイアンボールと敬意を込めて呼ばせてくれ!」

「アイアンボール!」「アイアンボール!」「アイアンボール!」


 なるほど。状況は把握した。

 その上でひとつお願いがある。

 本当にできたらで構わないんだけど……その二つ名考えたやつの住所教えてくれる? アイアンボールを撃ちこんでくるからさ。












 ────────────────────────────────

 こんにちは

 ファンタスティック小説家です

 

 お久しぶりです

 別サイトに引っ越しして連載していた本作『俺だけスキルツリーが生えてるダンジョン学園』ですが、いろいろあってカクヨムに帰ってきました


 だいぶ時間が経っていますが、ノベルピアで連載していた分をカクヨムのほうに最新話までを転載しつつ、以降の最新話も投稿しようと思う次第です


 カクヨムからノベルピアへの引っ越しに付き合ってくれた読者のおかげでモチベーションを維持して長く連載できていたので、300話以上溜まっています そのことに深く感謝をしつつ、こっちで完結まで投稿できればなと考えています


 最後にこの作品を『面白い』『続きが読みたい!』と思ってくださいましたら、★評価や作者フォローともどもよろしくお願いします!

 

 2024/03/26

 ファンタスティック小説家

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