It’s Automatic
世の中は必然でできている
ただし選択することでそれは必然になる
だから選ぶことができる
必然のために
これで駄目ならそれが必然だ
これでOKならそれが必然だ
“何か”が起きたとき
それはそれが起きたのはそれが必然だからだ
別にポジティヴに考える必要は何もない
ただそれがそうあるべきだからそうなった、
それ以外に有り様がないからそうなっただけだ
とにかく考え続けるんだ
“それ”は一体何なのか
“それ”が何をもたらすのか
“それ”の意味は何なのか
どう転ぶにせよ
あるいは転ばないにせよ
何らかの意味があること自体は間違いない
なぜなら俺が“それ”に意味を見出したからだ
“それ”は必要な出来事だった
未来の日々に繋ぐための
結果的に必要不可欠なステップだったのだ
“それ”があったからこそ今ここが在る
“それ”を見たことで影響を受けた
今“それ”を聞いたことに意味がある
行けという意味なのか行くなという意味なのか
いずれにせよ選んだ結果こそが正しくなる
もはや全てが自動的に組み込まれている
全ての偶然は全て必然で
ありとあらゆる出来事に意味があるんだ
どうせ行き着いた先に落ち着くしかない人生で
人間には自由意思なんてないのかもしれなくて
ただなんとなくの流れに流されちゃってるだけなのかもしれない
でも抗ってみたい
それがもしできるとすれば
自分自身がどれだけ波に組み込まれているか
それをわかることができるかどうか
そしたら、もしかしたら少しは抗えるのかもしれなくて
世の中が偶然ではなく必然でできているのなら
結局どう足掻いたところで抗えないのかもしれない
でももしも自分が必然の側に立っていると自覚できたなら
そしたら、なんとかなるかもしれない
そうだから、やれることはやっておかなきゃね
これは運命か、必然か、自動的か
“そう見える”っていうのがポイントだ
HEAVY’N’POP 横谷昌資 @ycy21M38stc
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます