第26話 雪希奈達に襲いかかる闇

気づけば2万PV達成することが出来ました!!


読んでくれた方、フォローしてくれた方、本当にありがとうございます!



さて、今回は悟たちが襲撃されていた時の、雪希奈と遼の班にまつわるお話です!



では、本編をどうぞ!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


(雪希奈視点)


私たちは、金閣寺に向かうべく道を歩いてた。



途中、島田さんが遼さんに何回かアプローチをかけていたが、

遼さんは周りをずっと警戒していたため、すべて不発に終わってしまった。


そんなこんなで、とても落ち込んでいる島田さんを私と西谷さんでフォローしつつ今歩いているのだ。



そんな時、前を歩いていた小林くんが、


「こっちの道の方が近いよ」


と言ったので、私たちはその提案に乗って人気のない裏路地を通ることにした。



私は島田さんの横を離れ、素早く遼さんの隣に移動して、小声で語りかける。



「遼さん、、、。」



「あぁ、雪希奈ちゃんも気づいた?」



「はい。しっかりと囲まれています。

敵は7、8人といったところでしょうか。」



「だね。他に気配はしないし。」



そうして歩いていると、前から、ガタイのいい男が、私たちの横を通過する際、ポケットから刃物を取りだし、前を歩く小林くんに向かい刃物を振るう。



だが、私と遼さんの動きが速かった。


私は小林くんの服の襟を掴み刃物の間合いから逸らす。


その隙に、遼さんが相手の懐に近づき、腹部に強烈なパンチを叩き込む。


それに怯んだ敵は一旦距離をとるように私たちから離れる。




敵は、私たちではなく、小林くんを狙っている?


そう思った時、昨日悟様が言っていたことを思い出した。

「雪希奈に頼みたいことなんだが、明日一日遼と一緒に小林を守って欲しいんだ。」



その時はどういうわけか分からず頷いていましたが、敵の反応を見て確信した。


彼らは、小林くんを口封じに殺そうとしていることに。


ーーーー

近くの脇道から残りの敵が出てくる。


明らかに、ただ事ではいとみんな悟り、

島田さんと西谷さんは軽くパニックに陥っていた。


遠藤くんはどうにか、冷静を保っているようだが、呆然としていることしかできない状態だった。


小林くんに至っては、なぜ自分が殺されそうになったのか分からず必死に敵に命乞いをしている。


「、、、、待ってください。俺はちゃんと言う通りにしたんです。なんで、、、。」



すると、敵の一人が口を開く。

「あぁそうだな。とてもよくやってくれた。だからもう、お前は用済みってことさ。」



そう言うと、一斉にこちらに銃を向ける。


私は慌てて、臨戦態勢に移行しようとした時、




静かな、路地を銃声が覆う。



そして、、、、、、、、、、



敵が次々に倒れて行った。




みんな、何が起こったか分からずにいたが、



敵の後方から複数の人影が見えた。



それは、悟様の直轄部隊タスクフォースの隊員達であった。



遼さんは、何が起こったのかを察して小さく呟く。

「、、、助かったよ、悟。」




こうして、私たちは襲撃犯から逃れることが出来たのであった。



そして、悟様に連絡しようとした時、ニュースで清水寺で爆発があったことを知った。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



いかがでしたか?


雪希奈の戦闘はまだ起こりません、、、。

既に、彼女が活躍する場所は考えているのでお楽しみに、、、。


ラブコメとは、、、、一体。(これからちゃんと書きますよ!)


面白い!続きが気になる!と思ってくれた方は応援、フォロー、☆☆☆等々よろしくお願いします!!



では、次回は悟たちがあの後どうなったのか、、、お楽しみに!



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

日本三大名家の1つ三神家の跡取りが、色々あってしがない陰キャとして今日も正体を隠す 桜木朔 @yt0318

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ