第3話

哀は駅🚉🚉🚉に向かって

歩いていた。

ダレカに見られているような

気がする。

うしろをふりむいた。

ダレモいない。

ほっと息をついて、前をみた。

「お嬢さん。芸能界に興味ないかい」

サングラスを🕶🕶🕶🕶かけた、みるからに

すじものが哀にやさしいコトバを

かけた。

「あっ、いっ、いえ」

哀は怖がりながらも、芸能界という

キーワードに心を殺されていた。

「あっちにクルマが停めてあるから

どうぞ」

すじものがクルマのほうに向かって

手のひら🫲🫲をむけた。

「あっ、アノー、アナタは」

哀がたずねると、

「ああ、申し遅れました。ワタクシ、スター

プロブレムのスカウト担当の風祭(かざまつり)

と申します」

風祭と名乗ったオトコは丁寧なコトバ

を使ってそういった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

地獄の契約書 @uwm54213

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ