第23話 「リラ・オベリオール・リーネンはどのような人物ですか?」
軍務大臣
「名門であり武勇を備え、規律と礼節を重んじる人物である。軍という物の基礎が上下関係であることを深く理解しておった。ユノ様の件が無ければと非常に残念である」
内務大臣
「武門の出でなければこちらに欲しい人材です。事務能力も非常に高かったですが私情を挟まずに物事を判断できる視点は稀有で有用な能力です。ユノ様と同じ時期に国政から離れるということはそういうことなのでこちらに勧誘できないのは残念です」
近衛副団長補佐
「副団長殿のことですか?私は補佐を行っていましたが何事にも勤勉でありました。戦闘訓練でも私達に惜しみなく指導を行い、私的な相談にも嫌な顔をせずに答えておりました。どちらの場合でも上からの押し付けでは無く、私たち個人個人に応じた物で近衛全てが敬意を払っています。……怒ると怖いですが」
ケイト
「見た目は可愛いですけど凄いカッコいい人です。立ち振る舞いが綺麗で表情も柔らかく余裕にあふれていて人への気遣いを欠かしません。きっと自分の中に一本、信念が通っているからだと思います。あと、よく食べます!お師さんやファーランさんも凄い食べますけどお二方よりさらに食べます!食べるときは上品に優雅に食べるんですが延々と食べます!好きな物になるとちょっと速度が上がるのはちょっと可愛らしいです!で、そこから好物を推測すると(以下略)」
ユーフィリノ・グリフォン・オーリン・グリーン
「冷徹な人物だね。そして、有能な人物だ。一歩引いた視点を持ち身分や金銭への欲求が薄いから他人から見れば公正で公平でブレがない。こういう人物が組織にいれば自浄作用や末端のやる気が上がる。ただし、上司には受けが悪く排除しようとする動きも出てくる。……と、ここで評価は普通は終わる。ただ、彼女は自身の性質への他社からの評価すらも把握して上司とも上手くやっている。八方美人と揶揄されることなく。……あと、怒らせると絶対怖い」
ファーラン
「カッコつけ。人の事をロマン馬鹿、ロマン馬鹿って言う割には自分も理想を追っかけてるのはギャグだよな。それ以外の所は要領がいい。学生時代、三人で馬鹿やったときもあいつだけ説教回避とかしてたな。まぁ、回避したら回避したで俺とメノウでしっかり反省するように頑張ったけどな。戦闘面なら近接戦は避けたい。早さも力もかなりあるんだがとにかくタフで頑丈なのが厄介すぎる。こっちの攻撃に合わせて攻撃を当てるスタイルになったら獣人の俺でも負ける。……あいつのおかげで俺のスタイルは決まったようなもんだがそのお陰でソロトレジャーを今まで続けられてるんだからそこは感謝してる」
メノウ・ヒューアス・ディジィ
「むっつりスケベ。変態性癖も入ってる」
逆転世界で錬金術師のお弟子さん生活 三文茶筆 @sanmontyafude
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。逆転世界で錬金術師のお弟子さん生活の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます