第72節 つらいときこそ、笑う

「大竹君が、京太朗けいたろうくんに『そういうときこそ、笑え』っていうシーンがずっと気になっています。笑うってどういうことですか」



こんにちは、柑那かんなです。


笑う事、笑顔を作ること、これにはいろんな効果があります。

よく、幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになるという言葉を聞いたことはない?

実際に、笑うとドーパミン、幸せホルモンが出るんです。ワクワクしたり、やる気が出たりするホルモンね。


京太朗くんのシーンでは、イライラしちゃったときのお話だったわね(24話)。大竹君が言っていたのは、イライラして相手に突っかかったりするのではなく、相手が俺をイラつかせに来ているなって、思ってニコッとしてみろよ。っていうような意味だと思う。


その結果、京太朗くんは余計やる気になるし、気持ちも軽くなる。対戦相手はイラつかせようとした京太朗くんが余裕だから焦る。そんな効果を期待していたのかな。


他にも、途中交代で試合に出てきた志摩くんが緊張で硬くなっていた時に湊騎くんがふざけて志摩くんを笑わせるシーンがあったの覚えてる?(26話)

あれも、幸せドーパミン効果。笑うことで緊張をほぐす、楽しい気持ちになる、ポジティブになりやる気が出る。そんな効果があったと思う。


大竹くんも湊騎くんも経験からそれをわかっていたのかな? 


試合中、上手く行かないなって時も同じ。しかめっ面をしてても余計難しくなるだけ。だったら、仲間と話して笑ったり、自分で意識して笑顔を作ってみて。ドーパミンが出てきて行動的になるし、その状況を楽しめる余裕ができる。そうすると周りがよく見えてきて、視野が広がって落ち着いてプレーできるようになるかも。

試してみてね。


大竹君と湊騎君の出てくるお話はこちらです。


第24節 怒りは力になるか

https://kakuyomu.jp/my/works/16817330649112470710/episodes/16817330650446994905


第26節 笑顔のちから

https://kakuyomu.jp/works/16817330649112470710/episodes/16817330650447038276

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