第66節 声出していきましょう!!

こんにちは、柑那かんなです。


練習でも試合でも、とにかく声出して元気に!というのが柑那かんなのおすすめなんだけど、これって現場ではあまり理解されていないこともあるので、今回のテーマはこれ!!


サッカーじゃないんだけど、ある子どもの試合を見てた時の話。相手に得点が入ったらみんなシュンとなっちゃって、元気がなくなっちゃうの。そしたら単純たんじゅんなミスとか、集中力もだんだん下がってきてどんどん相手に得点が入って、子どもたちはますます元気がなくなっちゃうし、もう早く終わんないかなみたいな顔してる。

なんのための試合なのか、わかんないよね。勝つことが全てじゃないけど、せっかく試合なんだから自分の力いっぱい出して、頑張ったけど負けちゃったな、だけど楽しかったなとか、くやしかったなとか思える試合がしたくない?


特に子どもたちのチームではすごく大事で、子どもって周りの雰囲気ふんいきに流されやすいので、失点しってんしたりした時にシーンとなってしまうチームは、そこから「やり返そう、ひっくり返そう」というような雰囲気になれないのね。下を向いているからさらにミスや失点をかさねて自信失ってますます元気なくなる。それどころか、別の試合にまで引きずったりする。「うち、今まで一度も勝った事ないんで」って開き直っちゃったりもする。それって、とても残念だよね。せっかくスポーツやってるんだし、試合にのぞむなら尚更なおさら、最初から負けるつもりで試合してほしくはないかな。

上手く行っていない時に元気に声を出せるチームって、試合が終わるまではチャンスはあるって頑張れるチームなの。それって一人だけが頑張って声出しても周りがついてこないとだんだん声が小さくなってしまうので、やっぱりみんなで声を出す環境かんきょうってすごく大事だなって感じる。


で、試合だけ声を出せって言っても無理なので、やっぱり練習から声を出してやるっていう「習慣しゅうかん」を作ってあげることが大事。声が出ていないなと感じたら気づいた人から声を出す。それを聞いたら周りも声を出して応える。これが大事。やっぱりレスポンスがないと、みんな自分だけじゃ声を出しづらいでしょ? 皆で声を出すっていうお約束じゃないけど、そういうことを普段からできていれば、試合でもやりやすいよ。


さっき子どもって書いたけど、大人でも、プロでも仕組みは同じ。いいチーム、強いチームって、やっぱり声が出ているものなの。それはいろんなチームの練習や試合をみているから、間違いない。

疲れてくるとしゃべるのもつらくなってくるっていうのはわかるけど、声がれるぐらい試合中にずっと指示を出し続けている選手がいて、やっぱりそういう選手は周りからも認められるし、その選手自身もいい選手だなと思うものね。

声を出すことでチームの士気しきが上がるし、お互い話しやすい環境が生まれて、指示を出したり、アドバイスしたり、逆に求めたりもしやすくなる。試合中の修正もしやすくなる。チームの中で、声を出しておたがいを助け合おうとか、フォローしようという意識が生まれてくる。

そして声を出す選手ってやっぱり上手くなる。これが一番!! 人に教えたり指示したりすることで自分も気づくことが増えるし、言うだけのことはやらなきゃって気持ちになるから練習も集中できるし、そうやって毎日を過ごしていたら、絶対にクオリティがあがる。間違いない。


声出しについての本編はこちら

「声で助け合う」

https://kakuyomu.jp/works/16817330649112470710/episodes/16817330650447013854


声を出してどんないいことがあるかな?ってしょうくんが考える回です。こちらも是非ぜひ参考さんこうにしてね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る