【ネタバレ】廃病院にて~旅館の一夜までの雑な解説とか補足とか初期設定とか
※ホラーものは背景とかはよくわからないほうが怖くていい、という場合は、このページは読まないことを推奨します。
とはいえ、各話について一から一〇まで詳細に解説しているわけではありません。以下には雑な説明文しかありません。
■廃病院にて
謎の女性の正体は絶望の果てに怪異と異類婚姻譚しちゃった人間かもしれません。人間としては死んでいるけれども、存在としては死んでいないのかもしれません。なので歳を取り続けているのかもしれません。そんな理由はなく普通に幽霊かもしれません。いずれにせよ、普通の人間ではないのはたしかでしょう。
■電車で迷子
初期設定では電車内は普通で、乗客もちゃんと生きた人間で、最終的に薬は電車を降りるが他の乗客は降りずに行方不明になってしまい、書き込みから「あれは『自殺電車』という都市伝説ではないか」というオチになる予定でしたがご覧の通りです。
■奇妙な誘拐
誘拐未遂犯は(オチから予測できる通り)誘拐の被害者です。誘拐犯の片割れはソーシャルワーカーで、家庭の事情に精通していました。奇妙な宗教の信者だったのかもしれません。この話のみ、怪異が挟まる余地はそこくらいです。
■旅館の一夜
怪異の特徴などが矛盾していたりするのは(最後の毒ちゃんの言葉の通り)旅館に存在している怪異が一種類じゃないからです。複数種類が山~旅館内を入り乱れて活動しているため、作中でも正体不明感が強いです。
女の子の父親は高校教師で、義母は元教え子という設定でした。
初期設定では女の子が怪異に乗っ取られて、オチで「お前らのお陰で山を出られるありがとう」的なセリフを言う予定でした。
■薬
毒ちゃんとの仲を本気にしろふざけてにしろ勘ぐられることも気にしておらず、乞食行為も同情を誘うのもためらわないオリハルコンメンタル。
■毒ちゃん
生贄体質。ときどき見えているものが違ったり、魅入られているような言動を取るのはそのせい。血筋なのかもしれないです。霊媒体質に近いかもしれないが、幽霊を見る能力とはまた違うので、そういう意味では「霊感はない」。
「電車で迷子」で毒ちゃんに電話が繋がったのは、毒ちゃんが生贄体質ゆえ、あの世界に誘われていたためかもしれません。だからちゃんと薬のいる異世界へ行けたのかもしれません。
オカルト系実況者コンビ・“毒にも薬にも” やなぎ怜 @8nagi_0
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