応援コメント

第六十話 騒動の後始末と香織の提案」への応援コメント


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    折檻したら、子供も親も痛い。そしてその後の自己嫌悪。うわーなんかわかる。
    疲れてイライラして、失敗して、ヒステリーを越してどなりちらす私そのもの。母に似たのだと思う。

    母は料理が下手で、大鍋に煮物を作り、どんと出す。それしか無い。無くなるまで三日間それだけ。「おいしくない」と言ったら「文句があるなら食べるな」と言われる。毎日違う温かいものを食べられる給食が天国でした。

    私は美味しいもの食べたさに、全て独学で料理を習得。
    姉は「私たちよく栄養失調にならなかったよね」と言い、兄は「公子が家に帰ってきてからまともな飯が出ようになった」と言う。

    母はいつもヒステリーを起こしては、小さい頃の私を理由も言わずにいきなり殴って怒鳴り散らし、私を生涯一度も褒めなかった。母を見て「こんな女になるぐらいなら、死んだほうがマシだ」と思い結婚しませんでした。

    なのに、昔のことは全て都合よく忘れて、当然の顔をして私の料理にうるさい注文をし、私を待つこともなく勝手に食べ始め、いただきますも、ご馳走様も言いわない人でした。

    十五年一緒にいました。でも美味しいものを山盛り食べて、ニコニコして死んでいきました。美味しい料理にはそういう力があります。仇を恩で返せて良かったと思ってます。

    作者からの返信

    源公子様

    源公子様が作った美味しいお料理を食べて、きっとお母様もお幸せだったでしょうね。。。
    誰かを幸せにできるお料理を作れる源公子様は、すばらしいと思います!