『ホワイトクリスマス編』あとがき
ここまでお読みくださった皆さま、本当にありがとうございました❣️
シリーズとしてPart1より投稿させていただきましたが、ストーリーキャラクターたちに愛着を感じていただけましたら本望です。最終話、訂正箇所が何ヶ所かあり書き直ししております。もしよろしかったら、もう一度お読みくださると嬉しいです!
今回は主人公の
壮絶な美羽の生い立ち(Part1、Part4にて)と裕星の生い立ち(Part4、Part6にて)も想像を絶するものですが、二人に関係ある子供たちの生い立ちも、傍から見たら決して幸せとは程遠いものでした。
しかし、四人に共通することは、自分の不幸を嘆くよりも、今まで周りから与えられた幸せに目を向け、感謝し、そして未来を見ていることです。
母親からの虐待にあっていた佳菜は、さらに不幸にもその母親を亡くしてしまいますが、少しも母親のことを恨んでいませんでした。それどころか母親からの愛情すら感じ取っていたのです。
裕星の弟マリウスも、生まれる前に父親を亡くし、その母も12年後には帰らぬ人となる。そして預けられた母親の友人宅では実の子供との差別を受け、未来の光さえも遮られた生活を余儀なくされていました。
しかし、母親の死と引き換えに受け取ったのは、実の兄の存在でした。
生前、父親がマリウスが一人ぼっちではないと知らせるために、兄の裕星と会わせようと、自分の未来を予測したかのような遺言を残したからです。
私も時折「幸せ」とはなんだろうと、ふと考える時があります。
テレビを見ていて、お金持ちの人々が我がもの顔に高価なものを買い漁り、豪華な部屋を披露していたりすると、一度でいいからあんな生活をしてみたいものだ、などと羨ましく思ったりしました。
しかし、ドキュメンタリー番組で、電気も水道もない国の子供たちが、日々の生活に幸せを感じているという類の言葉を発しているのを見て、目からウロコが落ちました。
彼らは、私たちから見たらどう見ても不便な生活をしているのに、不幸だなどと思っていなかったのです。
それどころかいつも笑顔を見せて人懐こく訪問者を歓迎してくれます。
美味しそうに食べ物を食べている姿も印象的でした。
もちろん、これはひとつの例で、飢えや貧困に苦しんでいる国も沢山あります。
今の生活に幸せを感じている人の共通点は、「他人と自分を比べない」ことのように思いました。
私のような者は、すぐに他の人と比べては落ち込んだり、悲しんだりしてしまい、今ある幸せすら見えなくなる時がある幸せ下級者ですね。
住む家が無いわけでも、食べるものがない訳でもなく恵まれた環境なのに、平凡で幸せな生活を棚に上げ、贅沢ができる人に目が向いてしまう愚か者だと思いました。
お話を書きながら、私自身が二人の子供に教えられた気分です。
さて、ここまでのお話にお付き合い下さり、本当にありがとうございました。今年ももう半月で終わりますね。
以前の別サイト(ブログ)では「ハマってしまった」と言ってくださる読者の方が沢山いらしたことに感謝しておりました。
前サイトを引き揚げてからは、一からのスタートで、お読みくださる方がお一人でもいてくれたらそれでいいとスタートして数ヶ月が経ちました。
皆さまには、心より感謝申し上げます。🙇🏻♀️𓈒𓂂𓏸
次のストーリーは、新年一月を予定しております。新しい年に向けて更なる魅力あるお話に出来るように頑張りたいと思います。(プチネタバレ: 次は海外旅行へ?)
また、投稿の準備が出来ましたら、改めてお知らせいたしますね。
皆さまが今日も明日からも素晴らしい時を過ごされますように。また、来年も幸多き年でありますように、心よりお祈り申し上げます。
さて、それでは、もうすぐですね💕
豪華なプレゼントよりも身近な大切な方たちからの愛に感謝したいですね
̗̀🎄𝙈𝙀𝙍𝙍𝙔 𝘾𝙃𝙍𝙄𝙎𝙏𝙈𝘼𝙎🎅🏻𓈒𓂂𓏸 🎄🎁
皆さまにたくさんの幸せが訪れますように
✨✨𝑻𝒉𝒂𝒏𝒌 𝒚𝒐𝒖✨✨
🌟星のりの🌟
運命のツインレイシリーズPart7『ホワイトクリスマス編』 星のりの @lino-hoshi
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