吾輩は浪費家でしかない。(ソシャカス確定)
ええと、本日はいろんなことを紹介する前にですね。
エッセイ・ノンフィクションジャンル週間25位!
しかも日間見たら8位!?夢!?
ありがとうございます。ありがとうございました。ここから先はきっと猛者の領域です。紫陽の浪費エッセイなぞとてもとても……分け入っても分け入っても……
おそらくは「メメントモリ」回がプチバズをしたんでしょう。
→「寝たきり療養者は放置ゲーの夢を見るか」
https://kakuyomu.jp/works/16817330648895824779/episodes/16817330649304495795
そんな「メメントモリ」回を読んだあなたに!朗報(?)です!
Wakana、手に入れました!(コロンビア)
この子を最強にしようと思ったらあと5人くらい必要らしいのでみんな!オラに力を分けてくれ!
──というご報告です。でも紫陽的には「wakanaガチャ爆死しました😭」の方がみんな喜んだんじゃないかな、と思ったり思わなかったり。何せこれは浪費した紫陽が反省しながら後悔するエッセイ。紫陽が後悔すればするほど楽しいエッセイですからね……
というわけで。週間25位の記念ということで、紫陽が人生で初めて課金するまでのめり込んだソシャゲを紹介します。
今回はちょっと真面目な紫陽です。
〜〜〜〜〜
アイドルマスターsideM。
つい先日サービス終了が発表されたばかりです。昨年、後継ゲームにあたるリズムゲームがリリースされた矢先の発表でした。これからおそらくはリズムゲームとしてやっていくのでしょう。
アイドルマスターsideMは、アイドルマスターシリーズ唯一の男性アイドルを扱うコンテンツでした。
古き良きカードゲームの性質を受け継ぎ、カードの持つステータスを足し合わせて他ユーザーと殴り合ったり協力したりする、いわゆるクリックゲーです。
もちろん最高レアが強いので、課金すればするほど強くなれるシステム。推しを引こうと思ったら青天井を恐れずに真っ直ぐ突き抜ける志が必要でした。もちろん、ゲームを続けているのはその手の猛者ばかり……
そんな中で私は私なりに
彼の名を、渡辺みのりと言います。
渡辺みのり。元花屋の店長で、アイドルオタク。31歳。アイドルグループ「Beit」の一員。
排出レアリティの
初印象はそんな感じ。でも、ひとたび彼を「チェンジ」(※2枚重ねること)させてみたら……渡辺みのりは「渡辺みのり」という王子様になっていたのです。
びっくりした。
青い衣装を纏ってウインクひとつするだけで人は王子様になれるんだ。
JPEGだと侮るなかれ。私はレアリティNの渡辺みのりのファンになってしまったのです。それから、私のP業が始まりました。
そうこうしているうちに声優さんが決まり、声がつき、歌が実装されました。私は未だにあの歌を超える歌を知らない。
「スマイル・エンゲージ」。
あれは、ファンを一人残らずお姫様にしてくれる歌です。
ファーストライブのライブビューイングに行きました。
安い買い物ではなかったけれど、公式ペンライトを買った。公式Tシャツもパーカーも何もかも揃えた。すごい高かった。でも、必要だと思いました。私がそこに立つために。
リアルイベントに挑むのは本当に緊張しました。舞台の上にいるのは声優さんなのだけど、そこに本当に渡辺みのりがいるような気がしたので。武装は確実にしておきたかったのです。
ところで当時のTwitterではこんな伝言板が回っていました。
──「スマイルエンゲージ」内の、みのりソロの箇所で、「花」を意識したピンクのライトを振ろう。
渡辺みのりは元花屋。そして、ユニットイメージカラーは青でした。彼にはこんなソロがあてがわれていました。
「願いを込めて花を咲かせよう……」
この一瞬。ここだけ会場を青からピンクに変えるんだ。──そんなツイートがぐるぐる高速で回っていたのを覚えています。
私がいるのはライブビューイング会場だから、声優さん本人に見えるわけではないんだけど。別会場の私たちもそのとき、一人残らず、ピンク色のペンライトを振りたくった。
演者の高塚さんはその時泣きそうに震える声で、それでもソロを歌いきってくれて。きっと彼には、アリーナ中のピンクの波が見えていたんだと思う。
私たちが一本一本小さいペンライト振ったところで、と思うかもしれないんですけど、あの時確かに「渡辺みのり」と私たちが繋がっていたんだなって。
私はそのあと、SRの渡辺みのりのためだけに身の丈に合わない課金をしてしまい、ゆるやかにアイドルマスターsideMを離れることになります。
課金額、聞きたいですか?
3万と2900円です。2枚のJPEGのために。
間違いないです。3万と以下略です。
こんな大量出費毎回やっていられない、というのが本当のところでした。でも、あの日Nの渡辺みのりに「恋」したことも、ライブビューイング会場で渡辺みのりと繋がったことも、私の中ではずっと宝物で、得難い経験であったんですよね。
3万と3000円くらいかけて手に入れたカードは、もうすぐデータとして消えてしまうんですが。
そして私も、今更ながらあのジャンルへと戻る元気はないのですが。
渡辺みのりが歌ってる会場にはいつも花が咲いているといいなと、いつも思っています。
私が生まれて初めて恋したアイドルだから。
──なんてね。
なああんんてねえ!!!だっはっは!紫陽ってばしんみりしすぎですよ!ランキング落ちるぞ!
最後に!最近手癖でこういうのを書いています。本当の手癖です。さらっと読めるので是非に。
ありふれた悪魔 https://kakuyomu.jp/works/16817330649387640249
お前こんな暗い話しか書けんのか!というツッコミとかなんとかお待ちしてます☺️
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