エッセイ・ノンフィクションで週間92位ってうそでしょ


 待ってくれください。

 ジャンル別とはいえ週間100位にがっつり食い込むなんて思いもしませんよ。

 まさか、まさかこんな浪費三十路女の懺悔エッセイで。いきなりどうした。

 何があった。

 

 うれしいですどうもありがとうございます。これで私のはかなく消えていった金も浮かばれます。


(実は浪費懺悔エッセイの皮を被った「好きなもの紹介」であることに賢明な読者諸君は気づいていると思うが……)とはいえ。


 人が金を使ってるのを見るのって楽しいよね。わかる。紫陽も今日大富豪がブランドものの洋服買いまくってる番組見てすっきりしたもんね。半日で総額400万のお買い物でしたよ。すごい人が世の中にはいるもんだ。

 他人が爆買いしてるのを見るのって、たぶん誰も傷つけることないエンタメなんですよね。見られる人も欲しいものが手に入ってうれしい、見てる側もすっきりしてうれしい。ウィンウィン。


 でもね、実は紫陽は、

 富豪じゃないんだ……。(木枯らしの吹く音)(みんなしってる)


 限りのある余裕をさらに切り詰めて何かを買ってしまう星のもとに生まれた私は、本やら、電子書籍やら、文具やら、ゲーム課金やら、まあいろんなものに手を出して自分の首をぎゅうぎゅう絞めつけているわけなんですけど。

 今日は「あ、そういえばタグにつけたくせに文具の話してなかったわ」と思ったので、散財としては小規模ではありますが、推し文具の話をしようと思います。

 え?「もっとどっかんどっかん浪費しようぜ」?

 ……ちょっときびしいなー。きびしいなー。馬車馬のように働かないと厳しいですよねー。



~~~~~


 

 紫陽はプロットを書くタイプの書き手なので、必ずノートやルーズリーフに作品の痕跡を残しておきます。


 ルーズリーフは断然「マルマン」。メモパットタイプがばらけなくて便利です。とにかくばらけない。あちこち行方不明にならない。紫陽のようなズボラ汚部屋女には、パットタイプが最適。

 1200字程度の掌編であれば、ルーズリーフの片面に思いついたことをぱぱっと書いてしまって、それを見ながら執筆をします。執筆を終えたら、専用のファイルに綴じておく。あとから見返したときに「なんっじゃこりゃあ!」となりたいがためです。昔のアタシってばこんな「下らん」/「すっげえ」ものを書いたのか!とびっくりするためです。歴史は重ねるほど重みと深みを増すものですよ、ふふ。

 ファイルは26穴のルーズリーフ専用のもののほうが開きやすくて便利です。もちろん、2穴の紙ファイルでも十分ですが。


 ノートならばB5サイズの、方眼入りが良いですね。「コクヨ」の、「紺色」(ここ重要)のキャンパスノートがいちばん使いやすいです。見開いたとき、いっぱいに広がっている5ミリ方眼で、字もキレイに書ける・グラフもキレイに書ける・四角もキレイに書ける。めちゃくちゃいいことずくめです。罫線ノートと違ってあらゆるところから好き勝手書けるし、好き勝手書いてもまとめやすいので。また、見開きで使えるのも強いです。文字書き専用カンバスと勝手に名前を付けています。

 こちらは長編を練るときに使っています。見開きページを活用して、時間軸と時間経過をまとめるのに重宝しますよ。


 そしてそして。紫陽がもっともこだわっているのはボールペンです。

 ボールペン、「PILOT」のアクロボール0.5一択。何本も試してこれがいちばんでした。ジェットストリーム?知らん子ですね。

 書き味によってはジェットストリームがいいという方もいらっしゃるかもですが、私はPILOTの回し者なので、アクロボールだけで10本くらい持ってます。理由はもちろん、失くすから。鞄ごとに一本入れておかないと、いざというときメモが取れないというのもあります。なので前述の5ミリ方眼ノートのB6サイズと、ボールペンだけは、たっくさん持ってます。

 ……ものを失くしさえしなければ節約できる。みなさんお分かりですか。


というわけです。

本日のおすすめを最後にまとめましょう。

・マルマン、B5ルーズリーフパット

・コクヨ、方眼径5ミリキャンパスノート(紺色)←重要

・PILOT、アクロボール0.5ミリ←最重要


 多分これで総額3,000円くらいかけています。うーん、ゲーム課金に比べればまだ、まだ優しく感じるのは日常使いするからか、消耗品だからか。


今回は主に紫陽の執筆環境の一端をお見せすることになりましたが、書き手の皆さんはどうやってアイデアをまとめているんだろう?


 私はこうしてまーす!などありましたらちょこっとコメントで残して行ってくださいませ!ジェットストリーム派からの応戦もお待ちしています。アクロボール最高。


それでは、92位なんてめったにないだろうということで、ありがとうのエッセイでした。またお会いしましょう!





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