それでも続く明日のために。そのに
だああああああっやっていられるか! こんちくしょうめ!
明日も労働だと?? ふざけるんじゃない! 飲まずにいられるか!
はい、コロナ明けのコロナハラスメントに敗北した紫陽です。泣くかと思いました。本日はサントリーのジン翠の500mlをおともにこのエッセイを書いています。
飲まずに寝られないそんな夜。ありますよね。あるんですよ。これが飲まずにおられるかってんだあああい!!
このお酒は義父が「飲めないからあげる」と言ってくれたものです。え?買ったものじゃないのかって? いいじゃないですかそんなことは。まずはおいしくいただきましょう。
うっめ。
さて。
タイトルがお綺麗ということはつまり、そういうことです。
ネタ切……紫陽が無駄に買いためた、小説執筆のお役立ち本紹介です。本日のラインナップはこちら!
☆☆☆☆☆
①森沢明夫「プロだけが知っている小説の書き方」(飛鳥新社)
②三浦しをん「マナーはいらない 小説の書き方講座」(集英社)
☆☆☆☆☆
ではさっそくやってまいりましょう!
①森沢明夫さんの「プロだけが知っている小説の書き方」!これは小説投稿サイト「ノベルアップ」に寄せられた質問に真摯に答えてくださっているお悩み解決本!
初心者のお悩みから、ちょっとハイレベルなお悩みまで、幅広く網羅してくれます。なかでも注目すべきは「W理論」。
「W理論」?
ってなに?
そんな方は立ち読みできる本屋さんでそうっと覗いてみてください。なんか読んでいくうちに「三幕構成」という小難しい言葉が出てきますが……とりあえず「W理論」です。
この「W」はグラフの形なんだそうです。主人公の幸福度をグラフにした時、面白い小説(引き込む小説)はまず、主人公を「転落」させるのだとか……最終的に、幸福度グラフは「W」になる。とのこと。
詳しいことは本に全部書いてありますね!買うべし買うべし!初心者さんは買って損ない本だと思います。お役立ちです。さっきタイムラインで購入している人を見かけたので、取り上げてみました。えへへ。
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②は、あちこちでブイブイ言わせている三浦しをん先生のエッセイ調指南書。ヤフーの評価にもあるとおり、確かに、確かにハイアンドローへの情熱が隠しきれていません、それは否めない。だけど言ってることは基礎中の基礎なわけです。
最初に言っておくと、「これを実践すれば作家になれる」、というわけではありません。そして「上手な小説が書けるようになる」というわけでもなさそうです。当たり前のルール、例えばちょっとお高いディナーのさいの、テーブルマナーみたいな。そういう肝心なところを、若干おたく心を忘れられない先生が語ってくださる一冊だと思ってください。
一番私の中に響いたのは「無意味な空行をなくすこと」。WEB小説においては、見やすくしようとして結構空行を開けたりするんですが、これが一般の公募になると話が別なんだとか。
「なくてもいい空行は詰めましょう」
一貫して、そういうことが書いてあります。……ハイアンドローへの情熱と一緒に。
エッセイとしても楽しめる一冊ですが、好みは分かれる印象。私は先生の情熱が感じられるのがかなり面白くて(?)好きです。
こちらもどちらかといえば初心者さん向きかもしれませんね。
以上、二冊をご紹介しました。
酔いが全然回ってこおへんな。本当にアルコール入ってんのかな。
というわけで、また次回お会いしましょう。へばな!
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