1話目を読んでいると「私」の叫びに胸が潰れそうになりました。そして共感出来るところもたくさんあって…これは誰か特別なひとりの人のセリフではなく、きっとこの物語を読んでいる誰もが少なからず感じたことのある思いではないのかな…なんてことも思ったり。
人が怖いのに、自分を助けてくれるのは生きている人なのだ。
この言葉が凄く刺さりました。
小説を書いているときも、全然反応なくてさみしいな、もう書くのやめようかなって思っていても、たったひとつのコメントでまた頑張れる時がある。それがまさに「そう」なのだと感じました。
この部屋が事故物件であることから二人の邂逅は叶わないものとの見方が強いですが、彼はこの部屋があたたかいと言った。一生懸命生きてた人の、思いを感じ取ってくれたことは…それはもう紛れもない二人の出会いなんだろうな…なんて。
上手く言葉が出てきませんが…とても胸に突き刺さるお話でした!
作者からの返信
月ちゃん!!読んでくれて、ありがとう!!
事故物件って怖いイメージがあるけど、誰かがそこで必死に生きた痕跡が残ってる場合もあるのかな…って思って書きました。
小説は書いたのに反応無かったら辛いよね。
こんなふうに月ちゃんに読んでもらえて、勇気が出たよ。
本当にありがとう。
優しくて切ない……儚い手紙ですね。どんな字だったのでしょう。文字を直で書くと感情が乗りますよね。ひしひしと心の叫びが伝わるような字だったのかなと勝手に予想したり。
『私』がどうなったか気になります。不動産屋さんに告知義務を守れと問い詰めても良いのですが、それはそれで無粋かもしれませんね。曖昧な状況を、『僕』もどこか受け入れているような気がします。
私も同じ気持ちです。願わくば、皆が幸せでありますように。
作者からの返信
遅くなって申し訳ありません。
読んでいただいて、ありがとうございます!!
確かにどんな文字なのか気になりますね。
意識しなかったのですが、弓チョコさんの感想を見て、ハッとしました。
私も願わずにはいられません。どうか誰もが幸福でありますように。
事故物件となっている以上、おそらく遺書を残した彼女が死んだのだと思われますが、しかしそれでも『僕』さん同様、『私』さんには生きていてほしいと思います。
不思議なんですが、『私』さんも『僕』さん同様、毒親に育てられた気がしてなりません。『私』さんは『僕』さんと同じような人生を歩んできたように思うのです。
多分『僕』さんは『私』さんの遺書を読んだから、今後どれだけ悲しいことが彼を襲っても死ぬことはないと思います。死にたいとは、思うのでしょうけれど。
>あなたは人間を愛している。
あなたは愛することを知らない。
良い言葉ですね。知らなくても実行できてるじゃないか。多分定義付けできてないだけで。そんな風に思わせてくれます。
最後の最後まで真相はわからないままですが、そういうモヤモヤが心の中にあるうちは、世界のつらさを乗り越えていけそうな気がします。
それと、『私』さんはあのあと死んだかどうかわからないけれど、『僕』さんが言う通り、『生きていた』んですよね。大切なのは、そこなんだろうなって思いました。
人間なんていつ死ぬかわからないし、その原因が寿命や病気や事故や自殺なのか予知することもできない。でもついには死んでしまったときに、誰かが『認めてくれる』と言うことが、生きざまとして重要なのだと感じました。
ありがとうございます。
他所の方で拝読し、とても素敵だったので、カクヨムでもレビューを書きたくてまた読ませて頂きました。
タイトルから予想できるようにとても辛い内容なのに、読後には悲しみよりやわらかなあたたかさが残って……「僕」の言葉に自分まで嬉しくなってしまって……そこが本当に名作だなあと思います( ; ᴗ ; )
このお話から受けた様々な感情をどう表現していいのか悩みますが、本当に読んで良かったと思える素敵なお話でした。たくさんの方に読んで頂きたいので拙いですがレビューを書かせて頂きますね!
作者からの返信
かさねんーーーー!!!!
こっちにもコメントしてくれて、さらにレビューまで書いてくれて…!!
もうどんな感謝の言葉を伝えればいいか分からないよ!。゚(゚´ω`゚)゚。
レビューの内容、嬉しすぎた!
実は最初は1話だけで終わらすつもりだったけど、ちょっとリアルな遺書になってしまって、私自身がこれから自殺すると勘違いされるかも……?と怖くなって、2話目を書きました。
そしたら物語が全体的に柔らかくなって、ホッとした(笑)
本当にありがとう。
かさねん、大好きだよー!!
なんだか、不思議で優しいお話ですね……
作者からの返信
雨ノ森さま、読んでくださって、ありがとうございます!!
まさに「不思議」と「優しい」を目指したので、感想とても嬉しいです!!
星までいただいて、感謝します(≧∀≦)