第102話 こえけんコンテスト創作裏話回
俺の名前は月本招(つきもとまねき)。
もちろん偽名だ。
今回は8月31日に応募が締め切られたこえけんの創作振り返り回。
最近、何となくだけど登録したての初心者さんがよくフォローしてくれてるような気がするので、一応月本なりのコンテスト作品の創作裏話をさせてもらってもいいのかなと。
まぁ、どこまで参考になるかはさておき、自分自身の備忘録にはなると思うので、良かったら今回もお付き合いいただけたら幸いなのだ(*^-^*)
てなワケで、早速本編へGOだぜ!
▼こえけんコンテストの創作裏話
第2回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト
https://kakuyomu.jp/contests/gs_koeken_2023
参加部門:ASMR部門
構想期間:3日くらい
執筆期間:ちょこっと書いて、また止まっての繰り返しで、なんだかんだで10日~2週間くらいかかった気がする。。
応募作品名:幽霊女子のゆめちゃん~霊界一の美少女幽霊がクセつよ過ぎて夏の想い出が色褪せない~
URL:https://kakuyomu.jp/works/16817330660452777948
こえけんは実はずっと挑戦したいと思っていたコンテストである。
きっかけは、よくこの創作論で勝手にお名前を使わせてもらっている、はくもさん(https://kakuyomu.jp/users/tea_olive )が第1回こえけんコンテストで受賞した時だと思う。
その頃は、今ほど絡める人がいなかったということもあったかもだけど、月本が勝手にお仲間だと思っているお人がコンテストで入賞したことがとにかく衝撃的だったのだ。
あまりに現実感がなくて、
「いやー、本当に賞とか取れる人って実在するんだ(;・∀・)」
とか、バカなことを思ったことは内緒である。。
そして、やってきた第2回こえけんコンテスト。
コンテストで惨敗中の月本は、今度こそと気合を入れたものの、一人語り&女性主人公(こえけんASMRは女性声優さんの声が当てられるので、必然的にそうなるイメージ)という、未知すぎる内容に設定がまとまらず、思った以上に時間がかかってしまったのだった。
ちなみに、こえけんはASMR部門とボイスドラマ部門の2つがあるけど、大賞と名のつくタイトルはASMR部門にしかなく、ボイスドラマは優秀賞までとなっている。
個人的にはどっちも大賞があってもいいような気がするんだけどな(;'∀')
また、はくもさんがASMRで入賞を果たしていたこともあって、俺の中でも「こえけん=ASMR」のイメージが強く、最初から出すならASMRと決めていた。
……って、この辺りは以前も書かせてもらった部分と被っている気がするぜΣ(,,ºΔº,,*)ハッ!
で、実際にどうやって書いていったかだけど、これは読んでくれた人ならわかるかもしれないが、基本的にはネタとなるエピソードをいくつも考えていって、それを最初から考えていた全体のストーリーの中に落とし込んでいったという具合。
第1話の全力ギャグ、第2話のクソダサファッション、第3話の地獄の毒沼カレー、第4話のSNSでやらかし炎上、第5話の恐怖のデートなどは、自分の中で面白い話に持って行けそうだったので採用。
他にも趣味の話とか、ゲームの話、ドライブに修学旅行、映画や貞子の話、満員電車で痴漢を撃退しようとしたら逆に痴女に間違えられそうになった話などなど、ボツ案はスゲーあったのよ( ゚∀゚)ウヒョー!!
ちなみに今回はレギュレーションも自分なりにしっかり確認したつもり。
てなワケで、こえけんの募集要項ページでヒントや参考作品まで書いてくれていたので、それをコピってはExcelに貼り付けていった。
ASMRのポイントとして要項ページから拾い上げた部分は以下。
***
募集テーマは【「クセつよ×かわいい」】! 作品の面白さに深みを与えるのはヒロインのキャラクター性。あなたが想う【「強く輝く魅力的な個性を持つヒロインとの物語」】をぜひ創造してください。
最高の賞を狙った作品を作るもよし、ボイスドラマを狙った作品を作るもよし、【ヒロインをより強く輝かせることができる作品】での挑戦を待っています。
ASMRを想定する作品は、【ヒロインがひとり語り、耳元でしゃべるなどの距離感を意識したもの】であるとGOOD。また、ASMRとして視聴することになる【ユーザーが癒しを感じられる要素】などを盛り込むことでより評価が高まります。
ポイント①ヒロインのひとり語りで書こう
ポイント②SEや動きを補足する地の文を加えるとGOOD
ポイント③シチュエーションは、距離の近さを意識しよう
***
上記の中で、【】で囲った部分が今回特に意識しようとしたところである。
で、Excelにメモった一部を書き出してみると……
①クセつよ×可愛いとは何かを練りまくる
→クセつよとは
→可愛いとは
②耳元でしゃべるなどの距離感を意識する
→シチュエーション?それとも設定?
→シチュエーションでの距離感
→設定の距離感
③ユーザーが癒しを感じられる要素などを盛り込む
→男が癒しを感じるポイントを徹底的に洗い出す
→男が癒しを感じるのはどこ?
この3点をクリアすることが最低条件になってくると思った月本は、あーでもないこーでもないと、無い知恵を絞り出しまくったものの、結局①のクセつよだけはわからないまま、とにかく時間も無くなっていたので書き始めることにしたのであった。
ちなみに、②は他の人の作品を覗いてみると、//とか【】とかを使って補足をしているようだったので、俺はあえて目立つ【すみつきかっこ】を採用することに。ただ、ここは素直に//でよかったかも(^^;
それと、シチュエーション・設定は結局のところどちらも必要だと思ったので、距離感については書きながら微調整をして行った。
③は俺の中ではだけど、何があっても主人公の味方、でもって天然で頑張り屋みたいなヒロインが可愛く見えるような気がしたので、そこを意識して書くことに。
で、書く際に決めていたのは全力で笑いを取りに行くことで、例えこれでカテエラになってしまったとしても、俺の中で勝負できそうなところと言えばここくらいかと思ったので、こえけんの中で異質な作品になることは承知の上だった。
俺はいつでも0か100ッ( ゚∀゜)フハハハハ!!
……って、目論見が外れたら惨敗は必至である(;'∀')イツモノヤツ
だけど、この「全力で笑いを取りに行く」という部分で破天荒なヒロインが出来上がって、結果だいぶクセつよになったと思うし、コメントでもそう言ってもらえることが多かったような気がするので、何とか①もクリアできたような気がする。
とは言え選ぶのは編集部の人たちなので、求められていない作品だったら仕方がない。
もう神と編集部に祈るだけなのだ(* ˊᵕˋㅅ)オネガイッ
さて、そんなこんなで、8月21日の0時過ぎに第1話を公開して、そこから毎日1話ずつ、計7日間に渡って投稿していったんだけど、これが良かったかどうかは今も謎のままである。
8月31日が締め切りということはもちろん分かっていたんだけど、そのあと9月15日まで読者選考期間があることも分かっていたので、少しでも早めに投稿して見てもらう機会を増やしつつ、出来る限りランキングに長い間載っていた方が露出も増えるだろうとも考えた結果、今回はそうしてみたということ。
ランキングのどこまで上位に行けるかはわからなかったものの、ある程度の★やフォロワーが獲得できれば週間総合ランキングの20位以内くらいには入れるだろうという狙いだった(ΦωΦ)フフフ…
事前の目標は、★50。フォロー数が20。
これで合計70になるので、読者選考のボーダーくらいに行けるのではと勝手に予想していた。
ちなみに期間を6月23日~に設定して、ASMR部門の累計ランキングを見てみると、大体上位1割に当たる261作品中/25位の作品が合計75(9月8日時点)だったので、まずまず予想通りだったような気がする(^^ゞ
で、結果。
投稿翌日からランキングに反映されるんだけど、投稿翌日がコンテストの総合週間ランキングで9位。ASMR部門では4位。それからその辺りをうろうろしていて、最高順位は総合7位。ASMR部門3位であった。
ちなみにさらに上を狙おうとも思ったんだけど、見てみたら上位は壁が分厚すぎて全然無理そうだと思って、宣伝もそこそこにとどめることに( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
ただ、結果的に★99、フォロー数36という想像以上の評価をいただいたので、ここに関してはかなり上振れたような気がするし、何よりも読んでくれた方、★をつけてくれた方、フォローをしてくれた方には感謝しかない。
さらには月本作品の中ではかなり多くのコメント率だったように思う。まぁ、これはツッコミ要素が満載だったからだとも思うけど、それでもやっぱりコメントをもらえると楽しんでもらえたような気がして嬉しくなるのだ(,,>᎑<,,)
こうして充実感を持って戦えたのは読んでくれたみんなのおかげだと思っている。
本当にありがとう!(。>ㅅ<)✩⡱
そして、肝心の選考方法について。
中間選考は、
***
応募された作品の中から、読者選考によるランキング上位作品と編集部からピックアップされた作品が二次選考にエントリーされます。
***
と書かれているので、ある程度は読者選考も意識しておかないと、って思って、自作品が部門別でどれくらいの位置にいるかについては確認してみた。
期間外の★やフォローは除外されるはずなので、期間を6月23日~に設定して、部門別の累計ランキングを見てみると、ASMR部門261作品中14位(9月8日時点)になっていたので、第1回と同様に全体の1割が通過すると仮定すると、読者選考が適用されるのであれば通る可能性はあると思う。
ただ、前にもこの創作論で書いたけど、今回は編集部のピックアップがメインになると思うんだよなぁ。
だから、全ての作品にほとんど平等にチャンスがあるんじゃないかと思う。
でもって、もし同じくらいの評価で迷った場合は★やフォローの多い方を採用するとか、そんな感じなのでは?
なので、どうなるかは本当にわからないのだよ( ;∀;)
あと、コンテストに応募する度に思うんだけど、同じコンテストに参加している人の作品を読むのって本当に面白いよなあ。
たぶん、この創作論をいつも読んでくれている人たちのこえけん作品は大体読ませてもらったはずなんだけど(見落としていたらゴメン)、絡みがある人が書いた作品は特に興味深い。
同じコンテストのお題の中で、この人はこういう解釈をして、こういう作品を書いたのか~とか考えながら読むと、自分の頭の中には無かった発想にいつも感心させられるし勉強になる。
実際にコンテスト作品を書いた者同士、何か通じるものがあるように思うし、特有の仲間意識みたいなものが勝手に芽生えてきて、画面の向こうでは一人で盛り上がっていたりした(^^ゞ
もちろん、コンテストには興味がないっ!って人もいると思うけど、試しに出してみるのはいい経験になると思うし、別に落ちたところでそもそも落ちる人が大半で、書籍化作家でも落ちることはあるので、単に経験値が貯まったと思えばプラスしかない。
それでも、落ちた時のダメージはあるんだけどさ( ゚∀゚)・∵.デスヨネー!!
ってな感じで、月本のこえけん作品は完成し、現在読者選考期間中。
幽霊女子のゆめちゃん~霊界一の美少女幽霊がクセつよ過ぎて夏の想い出が色褪せない~
URL:https://kakuyomu.jp/works/16817330660452777948
まだ読んだことがないという方はぜひ一度読んでみて~(。>ㅅ<)✩⡱ナニトゾー
と言うのも、9月15日(金)までが読者選考期間ということもあり、順位が上がった方が読まれやすくなるので、行けるならやっぱり順位は上げたいなと(;'∀')
あと、今★99なので、ここまで来たら何とか3桁に行けたらと思っている(>ㅅ<,,)モウチョット
てなワケで、気軽に読んでみてもらえたらありがたいのだ(^^ゞ
★月本のひとり言
この創作論でいつも書いていることだけど、月本は基本テレワークである。
週4テレワーク、週1出社という状況なので、基本引きこもりだ( ✧Д✧)ニートォ!!
なので、運動不足にならないようにとか、太らないようにとか、これでもまぁまぁ気を使っていたりする。
朝起きたら顔洗って歯磨きして、そのあとすぐに筋トレ開始。
アブローラー(腹筋のヤツ。ゴロゴロするあれのこと)をやって、スクワットをやって、ラジオ体操(俺はやっぱり第一が好き)で締める。
朝食はオートミール・プロテイン・バナナ・プルーン・牛乳にトマトジュースという、何だかめちゃくちゃトレーニーっぽい食事をかれこれ2年以上(ただし平日のみ)続けていたりする。
ちなみに以前はさらに、近くの24時間ジムに毎日昼休みの度に行ってガシガシやってたけど、さすがにオーバーワークすぎて午後に睡魔がひどかったので結構前にやめた(;・∀・)
あとは、夜は寝る前に腕立てを動けなくなるまでやって終わり。
って、こうして見ると大して運動していないけど、何だかんだで体重はテレワーク突入前とあまり変わらず維持することができている。
他にはテレワークだとどうしてもずっと椅子に座りっぱなしで、さらに執筆する時も椅子に座っている。
てことは普通に一日10時間以上椅子に座っていることになるとようやく気付いた月本は、つい最近新しい椅子を買った。
今までのは見た目は結構お洒落なんだけど、機能的には特筆すべき点はなく、家にほとんど誰も来ない月本家にとって不要だということに気づく( ;∀;)カナシイネ
で、新しく買った椅子はショールームに何度も試座しに行って決めたもので、座り心地も良く機能もてんこ盛りだったりする。
ただ、俺的には相当痛い出費になったことは否めないのだ( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
それでも、平日のほとんどを椅子に座って過ごすことを考えたら、この投資はありなのかなと(^^;
椅子に関しては、以前執筆環境の回で結構ご意見や要望をもらったので、需要がありそうなら別の機会に詳しく書いてみたいと思う(気軽にコメントに書いていってね)。
急に涼しくなってきたので、諸氏たちにおかれては体調など崩さないように気を付けて(。>ㅅ<)✩⡱
では、また次回ッ!
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
ここまでお読みいただきありがとうございます(≧▽≦)
もし、月本にこんなことを書いて欲しいなどのリクエストがありましたら気軽にコメントください。
ご質問・ご感想もお待ちしています!
月本のフォロー(カクヨム・X〈Twitter〉)も、ぜひお気軽にお願いしますm(__)m
↓が月本の作品一覧です。よかったら読んでみてください(,,>᎑<,,)
【new】
幽霊女子のゆめちゃん
https://kakuyomu.jp/works/16817330660452777948
※第2回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト ASMR部門応募作品
▼長編
聖魔のギルガメス〜呪われた少年は英雄になる夢を諦めない〜
https://kakuyomu.jp/works/16817139558143902273
▼中編
正直者の美少女イカサマ士は、国を追放されたウソが大嫌いな元王子のお嫁さんになりたくて仕方がないご様子です
https://kakuyomu.jp/works/16817330653994797033
▼短編
異世界青春狂騒曲~クエスト失敗で即終了!?~
https://kakuyomu.jp/works/16817330657007510439
十二の神と邪神の
https://kakuyomu.jp/works/16817330656638828283
逆転レベルアップ~最弱使い魔とゲームの世界で冒険したら~
https://kakuyomu.jp/works/16817139559074788702
▼エッセイ(私小説)
その塾、動物の楽園につき
https://kakuyomu.jp/works/16817330650595141827
ピンクモンスター~六本木で本当にあった、ある意味普通に怖い話~
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