第58話 カクヨム学園に出てきた手法のまとめ~その2~
俺の名前は月本招(つきもとまねき)。
もちろん偽名だ。
2月に入って仕事がだいぶ落ち着いてきた。
「こういう時こそ書かなきゃだぜっ(・∀・)」
とか思っているのだが、筆が走り始めるのがいつものように深夜なので、それまではTwitterを見たり、他の作家さんの作品を読ませてもらったりしながら過ごしていることが多い。
何なんだろ、この「夜中だけ集中力が増す」と言う夜行性動物のような習性は……。
どうしてこうなった( ;∀;)アァ
まぁ、体質を嘆いていても仕方がないので、今回も本編へと移ろう。
前回はカクヨム学園のまとめの前半を振り返っていった。
今回は続きから見ていこうと思う。
⑤作者のプロフィール欄もしっかり書くこと
→見られた時に、全然書いていない人としっかり書いている人だと与える印象が大きく異なる
この辺はカクヨム学園第2話の話に出てきたところ。これもこれまでに何度か触れてきたけど、まるっきり書いてないのは実は結構なマイナスポイントになるのではないかと思う。
諸氏たちも本を読んだら巻末などに載っている作者のプロフィールを読んだりしないだろうか?
あれって何でその項目が用意されているかと言えば、もちろん一定の需要があるからのはず。
読者は作品が面白いと思ったら、作者にも興味を持つという傾向があるってことだよね。だからこそ、ほとんどの小説でわざわざページ数を割いて作者のプロフィールが載っていると言うことだと思っている。
あと、もう一つ見逃せない情報としては、編集者が自作品を見に来てくれた際には、プロフィールまでしっかりとチェックするらしい。ってYouTubeで見た(^^;
でもまぁ、確かに書籍化を打診するにあたって、どこで何をやっていて、何を考えているかわからない人に連絡するよりは、ある程度ちゃんと活動内容やその人の考えがわかっている人の方が連絡がしやすいのは当然のような気がする。
ある程度、自分が何者で、どんな想いを持って執筆に取り組んでいるかをプロフィールに書いておくことは決してマイナスにはならないはずなので、ぜひしっかり書いておくことをお勧めする。
⑥ランキングの「上位ランカー=才能の集まり」ではない
→カクヨムのランキングにおいては、『戦略>才能』と言う現象がまま起こる
この部分が、実は今回のカクヨム学園で一番伝えたかったことだったりする。
カクヨムにはランキングや★の数と言う絶対的な不文律が存在し、それは誰もが認めざるを得ないところ。
では、面白い作品を書いていればランキングを駆け上がっていけるかと言うと、実際はそんなに単純な話ではないことは諸氏たちも十分にお分かりのはずだ。
どんなに面白い作品であったとしても、読まれなければPVも★もつかないのは当たり前の話なので、作家たちは「面白い話を書く」とともに、「読まれるための行動をする」と言うことも必要になってくる。
以前、この二つが揃わないとランキングの上位や★4桁などは難しいという話をしたことがあるが、この事実だけはカクヨムの仕様が変わらない限りは続いていくのだと思う。
であれば、その前提でこちらも動くしかないんだよなぁ。
ってことで、『戦略>才能』と言う書き方をしたという訳である。
ただ、とても残念なことに、読まれるための手法と言うのがまだ俺の中では解明しきっていない(解明できていればもう少し読まれてもいいんじゃ……って思ったりもする)ので、これからも試行錯誤を続けていきたいと思う次第だ。
⑦スタートダッシュで失敗しても諦めないこと
正直に言えば、スタートダッシュで失敗してから、後からリカバリーと言うのはカクヨムでは難しい。
特に★をつけると言うことにおいては、作品の最新回まで読んでもらわないと★レビューの欄が表示されないので、読者にも忘れ去られていることがあったりする。
あと、既に100話とか、何十万文字とかが書かれている埋もれた作品をアピールする場がないってのも、後からの挽回を阻んでいる要因だと思う。
だからと言って、諦めた方がいいのかと言うと、完全にそうとも言えないと思っている。
途中から評価を上げて言った作品だって、それこそ星の数ほどあるはずなので、どこで何が起こるかわからないと言う目に見えない期待を込めて、まずは完結させることが大事になってくると思うのだ。
レビューコメントをたくさん書いてみたり、近況ノートやTwitter、自主企画など、やれることをやっていないうちに諦めてしまうのはもったいない。例え失敗したとしても経験は蓄積されるので、頑張ったことは無駄にはならない……と信じたい(> <。)
ただ、現実的には上記は希望的観測と言える。作品の評価を伸ばすにあたってスタートダッシュ→ランキング入りが大きなカギを握ることは間違いない。だからこそ、それが上手くいった場合と失敗した場合の2パターンをあらかじめ想定しておくことは頭の片隅に入れておきたい。
失敗した場合でも「モチベーションガタ落ちからのエタると言う最悪パターン」は避けたいので、スタートダッシュに失敗したらBプランを発動して早めに完結させてしまうと言う戦略だ。
まぁ、こうなった場合は悔しさで泣きながら軌道修正をすることになるので、悔しさを味わった分、どこが良くなかったのかについて、振り返りはしっかりとやろう。泣きながら( ;∀;)ツライゼ
⑧自分が生み出したすべての作品は、未来の自分の代表作に繋がっている
⑦と同じ文脈で整理できる話。
途中で放置してしまうのであれば、その作品には次への土台になってもらって、色々試してみるのがいいのでは? と俺は思っているのだ。
ここに共感してくれている諸氏は俺と同様にスタートダッシュに失敗した人だと思うので、
・なぜスタートダッシュに失敗したのか
・途中から評価を増やす方法はあるのか
・タイトル、キャッチコピーの付け方は
・タグの効果は
・レビューコメントを書いた効果は
・クレクレを書いてみたらどうなるか
など、ここぞとばかりに試してみたい。
作品に対する想いがあるからこそ、その作品に費やした時間や労力、抱いた夢などを全うさせてやりたいと思う。
そうして、もしも別の自作品の評価が上がったなら、その時は土台となってくれた作品に再びスポットライトが照らされるかもしれないじゃないか。
この先の道を切り拓いていくための良き相棒として、あなたの作品はあるのだと思うのだ(ΦωΦ)イイコトイッタゼ
⑨読まれない作品のタイトルは、クリックされないバナー広告と同じ
ここはテクニカルな話。
カクヨム学園では、バナー広告を例に出したけど、実際この通りなのではないかと思う。
ブログなんかによく置かれているバナー広告。
カクヨムのページ下部にもあったりするけど、諸氏たちがクリックしようと思う時はどんな時?
・目立っている
・興味を惹かれる言葉や写真(イラスト)が入っている
・自分の好みの商品やコンテンツ内容が含まれている
こんなところだと思うが、これはタイトルやキャッチコピーでも同様のことが言える。
いかに目立って、興味をそそり、好きな人にはぶっ刺さる内容を含められているかが大事だと思う……ってのは分かっているんだけど、実際にタイトルとかにするのは難しいんだよなぁ。
ってな訳で、ここも引き続き自分自身の課題である( ˘ω˘ )スヤァ…
⑩チャンスは何度も訪れない。一度きりのチャンスを逃さないためにも、タイトル・キャッチコピー・プロフィール・日頃のコメントなど、普段から準備を怠らない
まとめだね。
普段からやれていない人が、いざチャンスが来た時だけうまく立ち回れるかって言ったらそんなことはもちろんなくて、やっぱり上に行ける人ってのはチャンスを逃さない人なんだって思うのだ。
イチから全部を見直すってのも大変だと思うから、やれることからやっていきたい。
・タイトル、キャッチコピー
・プロフィール
・日頃のコメント
・近況ノートの更新
・参加できそうなコンテストには積極的に参加してみる
・気になる作品を読みに行く、できれば応援コメントやレビューコメントをつける
・自主企画にも参加
すぐに着手できるものから行動の継続が必要なものまで色々あるけど、無理のない範囲で続けていけるところからやっていきたいところである。
俺自身も全然できていなかったりするので、偉そうなことは1ミリも言えないんだけどさ(@_@;)
さて、自分自身の振り返りと思い付きで書いたカクヨム学園だったけど、結局5話分も書くことができてビックリである。
意外と使えるんじゃないか、この手法( ゚∀゚)ウヒョー!!
そして、カクヨム学園の話が増えて言ったら、そっちはそっちで改めて小説として公開するってこともできそうだし……
って、心の声がだだ洩れてやがるッ!Σ( ºΔº 〣)
兎にも角にも、いつもお付き合いいただきありがとう!
★月本のひとり言
創作界隈では次のコンテストの話題で盛り上がっているよなぁ。
ご存じの諸氏も多いと思うが、カクヨムでは以下の2つのコンテストが告知されている。
「賢いヒロイン」中編コンテスト
https://kakuyomu.jp/info/entry/kadokawabooks_cleverheroine
カクヨム文芸部公式自主企画 恋愛ショートストーリー募集 テーマ「沼らせ男/沼らせ女」
https://kakuyomu.jp/user_events/16817330653212101305
「賢いヒロイン」の方は2023年3月10日(金)から応募受付が始まるようなので、準備を始めている諸氏も多いっぽい。
「恋愛ショートストーリー」はすでに始まっていて、3月14日(火)が応募締め切りのようだけど、すでに結構な数の作品が投稿されていて、みんなの動きの速さについていけていない(;・∀・)
ショートストーリーは1000~5000字と言うことなので、ひとアイデアで書けそうだし、閃いたら書いてみようと思うのだが、今興味を惹かれているのは「賢いヒロイン」なので、こちらは挑戦してみようかと思っていたりする。
(とりあえずプロットを書いてみているのだ)
この辺りの話はまた別でしようと思うので、今日はさわりだけと言うことで(,,>᎑<,,)
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ここまでお読みいただきありがとうございます(≧▽≦)
もし、月本にこんなことを書いて欲しいなどのリクエストがありましたら気軽にコメントください。
ご質問・ご感想もお待ちしています!
↓が月本のメイン作品です。よかったら読んでみてください(,,>᎑<,,)
ファンタスティックアベンジャー~呪われた人生に復讐するために、時空を超えて集う者~
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