第53話 書籍化マウント問題について語っていこう
俺の名前は月本招(つきもとまねき)。
もちろん偽名だ。
寒すぎる。
こんなに寒いのなら床暖房のあるマンションにでも引っ越さないとマズイと思って、賃貸アプリを見ることが最近増えてきているのだが、家賃が高すぎて話にならない。
仕方がないので、スウェットの上にウインドブレーカーを着て、さらにひざ掛け&
さて、では今日のお題。
最近「書籍化マウント」という言葉をTwitterでよく目にする。
俺自身はそれほど気にしていなかったのだが、やたらと目につくのでどういったものなのか気になって調べてみると、
【書籍化しました!】って告知や宣伝をすることを指すことらしく、さらにはPVやランキングの宣伝も同様の行為に当たるようである。
これについては、各々で受け取り方は異なると思う。
正直、同じ人が毎回のように「PVがどう」とか「ランキングがどう」とか書いてあるツイートに関しては、俺はあまり反応しなくなった。
あくまでも「俺の場合は」で聞いてもらえればなのだけど、毎回同じように見えてしまって感情が動かないので、「あぁ、また載せてるなー」くらいな印象しかないのである。
毎回のように出している人って、少なからずマウントを取りたいと言う気持ちがあるんだろうなぁ(承認欲求を満たしたがっている)と見ている方からすると感じちゃうんだけど、こちとら毎回同じようなものを見せられても、正直何も思わなくなるってのが本音なんじゃないかと思う。
つまり、平たく言えば、人間は同じものには飽きてくるってことだと思うのだ。
もちろん、「初めてランキング〇位に入れましたー」とか、「やっとPVが100に行きましたー」とかと言うツイートには反応する。
その人が努力を重ねてたどり着いた記念のスクショみたいなところにいいねを送ったり、おめでとうコメントを入れたりすることは普通にある。
でも、ランキングの常連とか、すでに一日に何万PVとかに達している人たちが毎回のようにスクショを送り付けてくるのは反応に困ると言う人も多いのではないかと思う。
何度も書くけど、毎回同じような印象しか抱かないし、だから都度反応もしなくなった。と言うのが俺の場合。
おそらくだけど、上記のような印象を超えて、いいかげん鬱陶しく感じるようになった人たちの中から「書籍化マウント」なる言葉が生まれて、それが議論を呼んでいる気がする。
ただ、Twitterの創作アカウントは元々宣伝用に作っている人も多いので、本来の目的に沿って行動しているだけと見ることもできる。
まぁ、頭では理解しているものの、「宣伝アカだし別に普通じゃん」と思っている人は送り付けられた人の気持ちまではあまり考えていないので、こういう論争が生まれたのだろうと勝手に推測。
ちなみに、俺もTwitterで、名前は書かれなていなかったけど、明らかに俺だと分かる内容で、「創作論の上位にいる人は、新作を出せば★が付くからいいよなー」みたいなことを書かれたことがある。
もちろん、普通にムカついたので即ミュートしたけど、こうやって知らない間にも勝手に嫉妬されている可能性だってあるのだ。
そんなに言うのなら、「自分も創作論書けばいいじゃん」と思うのだがどうだろう?
俺だって自分なりに頑張ってはいるのだよ(;・∀・)イヤホントニ
とまぁ、ネットの中ではどこで誰に見られているのか分からない。
それがネットと言うものではあるのだが、少なくとも何かを公開する際には、それを受け取った人がどう思うかを、こんなご時世だし一瞬で良いので考えてみてもいいかもしれない。
また俺の場合を例に出してしまうけど、俺はカクヨムコンで短編を2本公開したが、おかげさまでそのどちらも短編の週間ランキングではある程度上位に行くことができた。
その時は、もちろんランキングに入っているスクショを撮ってTwitterにもあげた。元々宣伝目的の意味合いが強いアカウントなので、別に何も気にしないであげたし、それで
「おい月本! お前ごとき小者がマウントなんぞ取ってんじゃねぇぞ (#゚Д゚)」
と言われたとしても、
「はぁ? 別に取ってねーし (#゚Д゚)」
と言い返すだけだと思う。……俺は小学生か(;・∀・)
ただ、それを見て面白くないと思う人が一定数いるかもなぁと思ったりもするので、俺の場合は報告程度で済ますことが多かったりもするのだが。
でも、宣伝しまくった方がPVだったり★が伸びると言うのなら考えものだよなぁ。Twitterは俺も元々宣伝用にアカウントを作った訳だし、これは今後も悩んでいくことになりそうだ。
マウントだなんだと騒ぐ人は、公平に評価がされないことに憤りを感じているのだと思うけど、それならば公募に出すことをお勧めする。カクヨムの住人でいるうちは書き手全員が公平に評価されることなんてあり得ないのだから。
とは言え、俺も穏便に過ごしていきたいと思っているので、できるだけ波風の立たないように今後も活動をして行くつもりではある。
そうは思っていても、全ての人に対して全く同じような印象を持たれることは不可能だし、さっきも書いたけど、知らぬ間に嫉妬されたり恨まれたりすることもあるかもしれないので、そんな時は割り切ることも大事になってきそう。
【アンチが増えるってことは有名になってきた証拠】
なんて聞いたことがあるけど、確かにそうなのかもしれない。
個人的には負の感情を持っても全然かまわないと思っている。だって人間なんだもの(/ω\)
大事なのはその感情をどの方向に持って行くかだ。
負の感情をTwitterで書き込んで相手を攻撃するなんて今の時代ナンセンス。ガチの誹謗中傷を書いたりしたら、発信者情報開示請求をされちゃうぞ(・∀・)
それなら、負の感情をバネに闘争心に変え、執筆に活かして、
「マウントを取ったアイツをぶち抜いてやるぜ( ゚Д゚)」
くらいの意気込みで取り組んでいきたいものである。
たぶん、そう言う人が最終的に目標を達成するのだと思うし、そう言う人は目標を達成してからもマウントなんて取ったりはしないだろう。
でも、散々書いておいて何だが、最後に誤解の無いように言っておく。
単に「書籍化しました」とか「PVが〇万行きました」とか「★が○○行きました」とかは、別にマウントでも何でもない。単なる報告である。
それを見たごく一部の人が「マウントだー」と騒いでいることがほとんどなので、いちいち気にする必要はない。
嬉しかった報告はしたくなって当然。誰かに褒めて欲しい、認めて欲しいって思うのは当たり前。宣伝用のアカウントでそれができないこと自体がおかしな話なのだ。
マウント云々はあくまでも加減の話。
ここを同列で語るべきではないはず。
毎回同じようなスクショをあげてばかりだとそう思われる可能性が上がるかもってだけで、それを見ても大して気にしない人間も結構いると思うけど、不特定多数の人に見られている以上、ある程度気をつけるしかないってことだと思う。
ただ、ムカついたとしてもむやみに人を批判するのはやめておこう。
それはいつか自分にも返ってくるし、誰も幸せにはならない。
どうしても鬱陶しかったらブロックすればいいだけの話なのだから。
でもさ、人間なんだから、「初めてPVが〇万に行った」とか、「ランキング〇位に入った」とか、「書籍化が決定した」とか、そんなの嬉しいに決まってるじゃんか。
その時くらいは素直に「おめでとう!」って言ってあげられる自分であり続けたいと思うのだ。
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ここまでお読みいただきありがとうございます(≧▽≦)
もし、月本にこんなことを書いて欲しいなどのリクエストがありましたら気軽にコメントください。
ご質問・ご感想もお待ちしていますー!
↓が月本の作品です。よかったら読んでみてください(,,>᎑<,,)
ファンタスティックアベンジャー~呪われた人生に復讐するために、時空を超えて集う者~
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