第6話 初心者救済企画ありがたし(登録から一週間くらいの話)
俺の名前は月本招(つきもとまねき)。
もちろん偽名だ。
カクヨムに登録してから一週間が経った頃。
俺はそれなりに★をもらえるようになっていて、PVもそこそこ伸びるようになっていた。
PVで言えば、一日20~30くらい。
まだまだ少ないが、初日のPV0の地獄からすれば飛躍的な進歩と言えた。
この一週間で非常にありがたみを感じたカクヨム内の仕様はやはり「自主企画」だ。第3話でも触れた、カクヨム内での初心者救済の代名詞ともいえる自主企画だが、今回はもう少し掘り下げて書いてみようと思う。
自主企画はカクヨムに登録しているほとんどの人が一度はお世話になっていると思うが、俺は登録開始直後の一週間は自主企画の中だけで生きていたと言っても過言ではない。
まず、ランキングは以前触れたが、無策で臨んでは初心者が攻略するのは不可能に近いと思う。なろうとかの別の投稿サイトで実績を積んでいたとしても、カクヨムで苦戦するというのはよく聞く話。
俺はと言えば、もちろん他の投稿サイトでも実績がゼロである。この頃はTwitterも始めたばかりで絡める人もほとんどいない状態。
そんな俺にも自主企画は優しかった。平等だった(> <。)アリガテー
最初はよく分からなかったので、自分の作品が応募条件に合致していればとりあえず参加してみた。
大体30~50くらいの参加作品があるところに顔を出して、主催者の作品を読みに行ってコメントを残す。これを欠かさずやっていたのは最初の頃だけで今はやったりやらなかったり。
ただ、今でも一応読みにだけは行くようにしている。理由は、自主企画の主催者はモチベーションが高い人が多いと思っているからだ。
カクヨム内で活動をして行くのであれば、なるべくモチベーションの高い人と絡んだ方が刺激をもらえると思っている。
でも、もっと大事なのは、自分と気が合う人、考え方が合う人と絡むことだと今は思うんだけど、その時の俺はそこまではわかっていなかったのだ。
次に、参加者の作品を片っ端から読んでいった。さすがに100話書いていたり、数十万文字の作品は読み切れないから、最初の1~5話くらいを読んで応援を残し、さらにコメントも書いて行った。
これだけでも何十作品もあるとめちゃくちゃ時間がかかって終わらないので、途中からは自分の作品と属性が近そうなファンタジー要素があるものに絞っていったりもした。その方が相手も興味を持ってくれるかと思ったのだ。
そうこうしていると、一定数の人が読み返しに訪れてくれて、徐々にPVが増えていった。最初の頃は本当にこれの繰り返しで、仕事中(リモートワーク)も業務そっちのけで読みまくった。
おかげでPVはある程度伸びるようになったけど、俺は思った。
う~む、何かが違う……と。
読み返しというのは素晴らしい文化だと思う。
その考えは今でも変わらない。
だが、たまに1分間に5話(1万5千字くらい)とか読んだ形跡(応援)があるとふと思ってしまう。
「アンタ、どんだけ速読なんすか?(;・∀・)」と。
最初の頃ははう~ん……と思ったりもしたが、今では特に気にならないようになった。むしろ、そんなにPVや応援をしてくれてありがとうと思っている節さえある。
まとめて読んでから一気に応援を残す人もいるらしいし、読み方についてはそれほど気にしないようになった。じゃあ、応援連打してきた人の読み返しに行くかと聞かれたら……となるのだけど(^^;
ちなみにこの応援連打現象は、「読み合い企画」でよく見られたような気がするのだが、読んでくれている諸氏はどう思われるだろう。
そんな俺は、最近「読み専企画」にばかり参加するようになった。
特に読み合い企画が嫌になった訳ではないのだが、やはりたまに見かける読み返し目当てで応援を連打されるよりも、純粋に読んで欲しいと思うのが書き手の想いであるし、またカクヨム内で浮上していくには読み専さんの存在が欠かせない。
イメージとしては、目先の応援や★よりもフォロワーさんが欲しいという感じだろうか(でも★もめちゃくちゃ欲しいのです)。
一説によると、アクティブに活動しているユーザーに限れば、比率はほぼ半々(若干読み専の方が多い)と聞く。
そんなことを耳にしたこともあり、最近は読み専さんにアプローチができる読み専企画を試しているという状況である。調子に乗って自分でも自主企画を立てたりもするようになったし(/ω\)
あと、自主企画で何十作品もの参加があると、どの作品を読もうか迷う人もいると思う。
そういう時に俺がお勧めしたいのは、作者のプロフィールを見ることである。
・プロフィールをちゃんと書いている
・応援コメントに丁寧に返信している(テンプレ返信は寂しいよね)
・お返し狙いの★レビュー連打をしていない
・ノートの内容もチェック
この辺りを見ると、その作者さんの人となりが掴めてきて、自分が絡みやすそうな人なのかが見えてくると思う。
その上で作品を読んで面白かったらコメントを残さない手はない。
俺はこのパターンに当てはまった作品には積極的にコメントを残すようにしている。だって、どうせなら楽しくやり取りしたいと思うし、楽しく絡める作家さんが周りに増えていったら嬉しいし。
あくまでもこれは俺のカクヨム内での現在の立ち回り方だ。
自主企画と言う素晴らしい仕様を上手く活用して、自作品を見てもらう機会を増やすとともに、活動意欲も高めていけたらいいよなぁと思っている。
とまぁ、色々書いては見たものの……今更だけど、これって誰かの参考になっていたりするのかな……汗
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ここまでお読みいただきありがとうございます(≧▽≦)
もし、月本にこんなことを書いて欲しいなどのリクエストがありましたら気軽にコメントください。
ご質問・ご感想もお待ちしていますー!
↓が月本の作品です。よかったら読んでみてください(,,>᎑<,,)
★長編メイン作品
ボクたちの転生狂想曲~呪われた少年と不思議なネコ~
https://kakuyomu.jp/works/16817139558143902273
★短編コメディ
その塾、動物の楽園につき
https://kakuyomu.jp/works/16817330650595141827
★短編ラブコメ
逆転レベルアップ~最弱使い魔とゲームの世界で冒険したら~
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