第5話 外見をピカピカに磨くのだー!(キャッチコピーと紹介文の話)
10/30時点(この話を書いている時)で、このエッセイが「創作論・論評ランキング日間1位、週間1位」に入ることができました!
一度このような報告を書いてみたかったので感無量です( ;∀;)ウゥ
よーし、この機会にメインの作品の宣伝もしちゃおう!(←暴走して自爆するタイプ)
ボクたちの転生狂想曲~呪われた少年と不思議なネコ~
https://kakuyomu.jp/works/16817139558143902273
では、本編をどうぞッ!
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俺の名前は月本招(つきもとまねき)。
もちろん偽名だ。
第2話で俺がキャッチコピーと紹介文の準備を一切せずに爆死したと言うことは書かせてもらった。
今回はその時の状況と、今現在どのように対応していっているかについて、俺の考えを述べさせてもらおうと思う。
キャッチコピーと紹介文の壁にぶち当たったのは初日のこと。
この時は、とりあえず早く公開したいという気持ちが勝って、思いつくままの下手くそな内容で上げてしまっていた。
だが、前にも書いた通り、タイトル、キャッチコピー、紹介文は作品の顔だ。
今これを読んでくれている諸氏も人と会うときはまず顔を見るだろう?
いきなり胸を見たりおしりを見たり鎖骨や足首やそれからゲフンゲフン……
とまぁ、そういう人も結構いるかもだけど、
・第一印象は見た目9割
・最初に顔を見る人の割合は7割以上
って言われているみたいだし、そうなるとやっぱりタイトル・キャッチコピー・紹介文は作品の顔ともいえる部分でもあるし、とても重要だと言える。
ちなみにだが、今の俺はカクヨム内を徘徊しすぎてバグってきたのか、タイトルなどは完全に後回し。
先に見るのは作者情報やその人がどれくらい読者とちゃんと接しているか(コメント返しとか、ノートとか)だったりする。
まぁ、この辺りの考えはまたいつか書かせてもらおうと思う。
いつもの脱線が起こったので軌道修正。
とにかく顔なんだよ、かおー(・∀・)ガオー
と言うことでタイトルから考えてみたいのだが、正直タイトルはいまだによくわかっていないのが偽らざる本音である。
と言うのも、タイトルは好みがはっきりと分かれているからだ(Twitterでも論争が起こっていた気がする……)。
ある人は、
「キミィ、やっぱり最近のトレンドは長いタイトルだよ。タイトルでその作品がどういうジャンル・属性で、話の目的や作風まで見えるくらいが好まれるんだよ」
と言い、またある人は
「いやいや、長いタイトルなんて邪道。私はどうかと思うねー。タイトルは短く簡潔に。ドラゴンボールとか鬼滅の刃とか、それくらい短い方が覚えやすいし作者の想いが伝わるでしょ」
なぁんて言っていたりする。
で、俺の考えだが、正直どっちもあると思っているとしか今のところは言えない。
どちらかと言うと短いタイトルでバシッと決めたいと思っているのだが、実際のところそれだけで伝えきるのは難しいし、やっぱりweb小説という中では、一覧に載った時に他のタイトルと比較した時に埋もれてしまいやすい可能性もある。
だから俺は「短めタイトル+副題」と言うパターンを今は採用している。
ボクたちの転生狂想曲~呪われた少年と不思議なネコ~
https://kakuyomu.jp/works/16817139558143902273
逆転レベルアップ~最弱使い魔とゲームの世界で冒険したら~
https://kakuyomu.jp/works/16817139559074788702
※一応リンクも貼ってみました(*‘∀‘)エヘ
この2つは俺が今公開している作品だが、どちらもそのパターンで作っていることがお分かりいただけるだろう。
タイトルはトレンドも変わるので、自分がいいと思ったもの、愛着の持てるものを付けることを個人的にはおススメしたい。ただ、〈タイトルだけである程度作品の内容を伝える〉というところは特別な狙いがない場合を除いて目指すべき。
あとは、〈タイトルに読者の引きになるワードが含まれているか〉どうか。
その辺りがクリアできていれば100点とはいかないけど、合格ラインにはより近づけるはず。
でも……だ。
おそらくカクヨム内で現在正解に近いのは長いタイトルなのだろうと思わざるを得ない。
理由は、ランキング上位を見れば明らかである。
実は俺も長いタイトルを考えてみたことがあるのだが、あれはセンスが必要だと言うことを痛感した。俺みたいなセンスがないやつが書くと、ガチで意味が分からなくなる。。
だからこそ、やはり上位ランカーや★4桁以上の作家さんは実力あってのその位置なのであり、色んなところに差があるからこそ、数字で見た時に圧倒的な数字の差が生まれるのだと感じてしまう。。
もう一つ付け加えるなら、そのタイトルは略せるか、略した時に響きがいいか。と言うことも意識すると尚良しと思っている。
では次にキャッチコピー。これはめちゃくちゃ苦労した。
コピーライターじゃあるまいし、そんなに上手いものが書けたら苦労はしない。
でも、自分でやるしかないので一生懸命考える。
だがしかし、よくわからない。。
そこで俺はランキング上位のキャッチコピーを見て回ることにした。
【書籍絶賛発売中】
【書籍販売開始】
【コミカライズ決定】
【〇〇万PV感謝】
はい、無理ー。
俺には縁のない単語が押し寄せてきて眩しすぎる(;・∀・)アァ
じゃあ、ひねり出すか。
「エンディングまで、泣くんじゃない」
だぁー、これは天才糸井重里氏監修のゲームソフト『MOTHER』のキャッチコピーだった。
※『MOTHER』(マザー)は、任天堂が1989年7月27日に発売したファミリーコンピュータ用のRPGだよ←Wikipediaより抜粋
いや、改めて見るとこれはすげぇ。。
この短い文字の中に『MOTHER』の世界観が集約されている感すらある。
と言うことで、俺の年齢がバレないうちに先へ行こう。
俺が思ったこと。それは、「キャッチコピーは自由だ」ってこと。
よくよく考えてみたら、キャッチコピーって作品の内容を現していないとダメなんてどこにも書かれてないし、もしそうなら【〇〇万PV感謝】などは作品の内容とは別に関係がないだろう。
だが、【〇〇万PV感謝】などは「権威付け」と呼ばれるキャッチコピーのテクニックなので、れっきとした根拠のある方法である。「権威付け」で使われるパターンは主に以下の2つ。
①圧倒的な数字→例【100万PV感謝】【ランキング1位獲得】など
②権威性のある名称→例【書籍絶賛発売中】【コミカライズ決定】など
もし俺もそんな状況になったら試してみたいと思っていたりもする。。
おっとと、軌道修正。
だから俺の場合だけど、キャッチコピーは自由に書くことにした。なんか最初に考えたやつはいかにも雰囲気出そうとカッコつけてる感があるし。
ちなみにその時のキャッチコピーがこれ↓
――
キャッチコピー(旧)
呪われていたって人は強くなれる
――
ほら、なんかカッコつけてないだろうか?
だから俺は他の人があまりやってない、作中のキャラのセリフをキャッチコピーにすることにした。それがこれだ↓
――
キャッチコピー(新)
キミ、もうスライム倒しても経験値入らないよー。だってスライム弱いじゃん
――
俺が今メインで書いている話は、第1話(エピソード0)がとにかく重い雰囲気で、紹介文を見ても呪いだなんだって言葉が散乱している。
いや、実際にそういう制約の多い少年が自分の運命に抗って成長していくって話だから、序盤が暗くなってしまうのは仕方がない。
でも、途中からは俺が本来書きたかったわちゃわちゃした感じにもなっていくし、できればその辺りの雰囲気も伝えたい。
ってことで、キャッチコピーは作中のキャラのセリフを引用し、そう言う場面がこの話の中に出てくるんだよってことを伝えたかった。
キャッチコピーを変えたタイミングで紹介文も変えたから、キャッチコピーの変更によってどれくらいの効果があったかはわからないが、このあとPVが少しずつではあるが伸びて行ったので、おそらくは効果があったと思う。うん、思いたい。
そして最後に紹介文。
これも相当難しい。
だが、ここに関しては何となくの正解みたいなものが見えてきた。
ただし、見えてきたのは文字数だけであるが。
ここでもランキングを見に行ったのだが、当時のトップ100の紹介文の平均が300文字以下だったと思う(【〇〇万PV感謝】とかのあらすじ以外は除いて)。
と言うことは、目安はわかりやすい。
300文字程度にしておけばトップ勢と何ら変わりはないと言うこと。文字数だけであるが。。
もう一つ。PCでもスマホでも画面上に表示される紹介文は88文字くらいだ。そのあとは「…」となっていて、続きが隠れている。
だから、ランキングでも自主企画でも一覧表示されている場合は、
タイトル
キャッチコピー
紹介文(88文字以内)
が画面上に見えている部分なので、紹介文は冒頭の88文字に気合を込めるべきなのだろう。
ちなみに俺の紹介文はこうだ。
もうこの回も長くなってきたので最新版のみを記載(初期の紹介文は第2話に既出なので興味がある方は見て欲しい)
――
『ボクの攻撃は敵には絶対に当たらない…?』
海沿いに広がる坂の多い街オーラミラ。
この地に異常気象が訪れた翌朝。施設の前に捨てられていた出生不明の少年ギル。
知能は高いが、運動は全くできず、施設でも幼稚園でもいじめの標的にされていた。そんなギルを守ってくれたのは、施設では大きな白い猫。幼稚園では貴族の孫娘。それぞれの場所で出会った仲間のおかげで次第に穏やかな時間が流れるようになっていく。
しかしある日、すべては思いもよらぬ残酷な形で終わりを告げた。
ギルは自分の弱さと決別するため、そして大切な人を守れる強さを手に入れるために旅に出る。
己に課せられた呪いに抗い、運命の限界を超えていくことを誓って――
精霊、魔法使い、モンスター、そして東の国の妖怪。少年は様々な出会いを積み重ねながら必死の思いで成長を遂げていく。
これは被呪者の少年と不思議な子猫と仲間たちによる転生の物語。
★エピソード0はシリアスですが、本編(第1話)からは徐々にほのぼのしてきます(エピソード0はやり過ぎたかな…)
★ストックが尽きるまでは毎日更新予定です
――
ちなみに、以下で79文字である。つまり、ここは一覧表示の際に画面上で見られる部分と言うこと。
――
『ボクの攻撃は敵には絶対に当たらない…?』
海沿いに広がる坂の多い街オーラミラ。この地に異常気象が訪れた翌朝。施設の前に捨てられていた出生不明の少年ギル。
――
特に最初の一文、『ボクの攻撃は敵には絶対に当たらない…?』
これである。
俺はこれに全てをかけた。
「え、なにこれ。どういう意味? ちょっと読んでみるか」
と思ってもらえるかなぁと言う、希望的観測を伴った一文である。
まぁ、同じ作品が無いように同じ紹介文も無い訳なので、正解はその作品の中にしかないのだと思う。
てか、めっちゃ難しいじゃん。全然まとまんなかったし。。
もう少し建設的な説明ができるようになったらまた書くねー。
★今回のまとめ
・タイトルは、「内容が分かる、読者の引きのあるワードが入っている」ことが基本。長い短いは好みが分かれるけど、現在のカクヨムでは長いタイトルが優勢
・キャッチコピーはタイトルよりも重要。自由な発想で、他の作品との差別化を図りたい。ありきたりを避けて、作品の良さや特長をアピール
・紹介文は300字程度までが基本。特に冒頭の88文字は一覧に出る部分なので、そこに魂を注ぎ込もう
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ここまでお読みいただきありがとうございます(≧▽≦)
もし、月本にこんなことを書いて欲しいなどのリクエストがありましたら気軽にコメントください。
ご質問・ご感想もお待ちしていますー!
↓が月本の作品です。よかったら読んでみてください(,,>᎑<,,)
★長編メイン作品
ボクたちの転生狂想曲~呪われた少年と不思議なネコ~
https://kakuyomu.jp/works/16817139558143902273
★短編コメディ
その塾、動物の楽園につき
https://kakuyomu.jp/works/16817330650595141827
★短編ラブコメ
逆転レベルアップ~最弱使い魔とゲームの世界で冒険したら~
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