人が嫌いだ。

第1話

「私は人が嫌いだ。」

いつからだろうかこんな気持ちになったのは、。

振り返ってみると　色々な事があった。

今からちょうど10年前　

私は学校で酷い　いじめを受けていた。

学校に登校すると暴言を吐かれ、蹴られ、叩かれる、悪口、陰口、仲間はずれなんて私にとっては日常茶飯事の事だった。

当然誰も助けてはくれない。

「つらい、つらい、生きていたくない。」

なんどそう思った事か、、

先生に相談しても表面では解決したかに見えるが裏では解決なんてしていない。

友達もいないし、相談できる人もいない。

ただひたすらこの苦しみに耐えるしかなかった。

他の人からは親族に相談すればいいのにと思われるかもしれないが、私はもともと人に相談するのが苦手だった。そうなったのには理由がある。両親が不仲で家庭環境も最悪だったからだ。母はお父さんに殴られる。姉もお父さんに殴られていた。お父さんは浮気をしていた。母はそれを知っていたが私や姉を傷つけまいと我慢をしていた。

それをみていた私からすると、「母にこれ以上負担をかけたくない。心配をさせたくない。」気持ちが沸き上がった。

そして私は人に相談するのが苦手になった。怖くなった。

終わり。

続きます。