12月23日
6話 雷撃の傷痕は青く光る(前編)
12月23日。
一年半
<
こちらは魔術省です。
寮の
あの
水落とししないで
きちんと、「モルダウ」が
でも、
でも、やっぱり、
凍っているのに
エンドは朝からお
「おはよー、エンド」
「おはよう、アリス。
あっ、もう、
「どうして、そんなことを
エンドは
大型にこだわりなさそうだけど」
「
「トップ数が
「
わたし、
アンビシオンのクラス
『御前のせいで、跳躍兵
このままだと、学校
エンドはお湯の蛇口を
「跳ぶのを
「アリス、わたしに跳躍を
朝の
「アリスちゃん、そんなジト
僕は
だって、
あっ、やっぱ、コイツ、日本空軍
この
なら、
涙堂先生がわたしの
「涙堂先生。
アンビシオン
わたしは涙堂先生に囁かれた
「君の
サッとわたしから離れた涙堂先生は、わたしに対して熱烈なエンドの
すると、
エンドは
「エンド、空中給油の
「……空中給油ボタンを
それくらいは出来る!」
まあね。でも、ここ、
「冬の上空は
「もたついても、やり
「そうだね。
……涙堂先生、
涙堂先生にエンドの指導
「
でも、今日は
「帰還
それじゃあ、
わたしはエンドを
これらは
メロンパンは
メロン
ザラザラした
ルナは「チョコチップメロンパンじゃない」と機嫌が
ブルーメは「市内の空域で活動予定」と言っていた。
それから、
午前8時01分。
ブルーメと
まず、わたしが三回
それから、エンドがものすごい
「
まあ、練習だから、
わたしを
「エンド!
安全装置のジャンプハーネスで
<慌ててない!
大丈夫!
駄目!やっぱり、
「真下の
まっすぐ
<……でも、
「ちゃんと、跳べてるよ。
そういうものだから。
すぐに飾戸市外の
しばらく、跳び続けていると、エンドは
跳躍そのもののパニックでは無い。
何かを懸命に
あっ、エンドは
そして、
<あれは……やっぱり、ブルーメ!>
「え?……見たこと無い、作業服の色だよ。
でも、
<ハンネル先生と
ハンネル先生はカナダ空軍……>
「カナダ空軍とイギリス空軍。跳躍兵の戦闘服は
<
「そうそう、それそれ」
<でも、朝一番は跳躍台使ってなかったけれど>
そうだ。バルコニーで先谷先生と見送ってくれただけで、跳んではいなかった。
「わたしたちが跳躍した後から、跳んでるんじゃない?」
<わたしたちより
ありえない>
「
「こちら、アリス。
こちら、アリス。
大蕗寮、応答せよ」
<もしもし~、ルナだよーん。
先谷先生はバンクカウンセラーの
涙堂先生は
「ルナ。
エンドとわたし、今岸野上空を跳躍中。
でも、飾戸市外にいるはずの無いブルーメを見かけた」
<ブルーメ?
ブルーメなら、一階
跳躍台なんて使えないって。
朝一番でお二人さんが跳んでから、業者さんが三つのパラボラアンテナの復旧やってるんだもん。
午前中いっぱい、かかるって>
どういうこと?
「それじゃあ、涙堂先生に伝えて。『今すぐ、ブルーメの跳躍位置情報を
<えー、
ブルーメは
皆自由にやったら、良いじゃん。
じゃーねー>
<あのバカ、
「まあまあ。
まだ、情報が少ない状況だから」
<アリスもルナみたいに、わたしが
わたし、ちゃんと、ブルーメを見た!>
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます