12月22日
2話 罪と罰
ピストン
でも、
わたしの
<
「魔油の
<……
「
【ウミック】の
高度が下がっていく。
魔油
【ウミック】
何だ。
オーロラ
また、
インシデントの夢なんて一度も見ない。
だから、
2032年12月22日05時17分。
わたしたちはただ【ウミック】と戦う。
「学校の
そういうのを見るだけで、わたしは
誰にも
でも、誰も、わたしに、「もう、戦わなくて
一回目と二回目の世界大戦は
わたし、二歳だった。
日本国
でも、一年半前、わたしは極秘作戦に
でも、わたしはそれを
でも、イジメられた。
でも、わたしは魔具害患者としてリハビリ
でも、わたしは
でも、昨日だって、
【ウミック】に
その雷の
一年半前の
昨日の
戦いたくない。
友だちと
この
まだ
考えてただけなのに、
でも、わたし、自分がかわいそうだから
そういうのも、
魔習いの家へ
でも、わたしだけ
やっぱり、
部屋の
シャワーの
「
昨日の演習入門でケガした。
でも、わたしのケガは
昨日のお
やっぱり、ただれたところを掻きむしりたくなる。
修復フィルム50
小学五年生の女の子なのに、戦わなくちゃいけないの?
わたしはそう
だから。
わたしは
06時20分。
「おはよう、アリスちゃん」
「アリスちゃん、おはよう。いよいよだな」
「おはよ……」
わたしは
「寮の子は
せっかくだから、
お
お
「ちょっと
わたしは
そして、
「じゃあ、撮るぞ」
お父さんはカメラのリモコンを
「連射しないで、撮って」とお母さんに
「はい、チーズ」
パシャッ。
「もう一枚。はい、チーズ」
パシャッ。
「カメラは
いってらっしゃい」とお母さんはなかなか工房へ出勤しようとしないお父さんの背中を
「お父さん、あのね、いってらっしゃい」
「行って来る。
アリスちゃんも。魔習いの家、いってらっしゃい。
「うん。行って来ます。
お父さんも、良いお年を」
家族写真、
わたし、
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