輪廻星誕生物語

第1話

マユ｢ここは……どこ｣

虚ろな目をする少女は当たりを見渡す

マユ｢……あなたは何？｣

キノコのような形をした生き物は少女に近づき布のかかった手を差し伸べた。

？？？｢創作者よ……よくここに来てくれたね……ありがとね……｣

キノコのような者深深とマユにお辞儀をすると。

ｽﾄﾝ、ｽﾄﾝ

狐の面をする者、猫の面をする者が後ろからひょこっと顔を見せた

狐｢創作者だよ創作者、絶対世界を作るのネ｣

猫｢そうネそうネ絶対作ってくのネ｣

マユは首を傾げキノコのような者の方を向くと鍵を渡された

？？？｢持っていき、扉をこの鍵で開けてみな。｣

マユは鍵を貰い扉を開けると……

ﾋｭｰﾝﾌｧｻｯ

勢いよく原っぱに落ちるとマユは当たりを見渡した。

マユ｢ここは……｣

エメラルドグリーンの空、ピンクの水、青色の鹿……『夢』では無いと確信出来るような瞬間だった……