第3話 変調

 監禁二日目

 

 俺はいつものように、新聞を配り、朝飯を食って、とりあえず寝て、昼飯を食った。そして、少女の様子を見に、地下室へと足を運んだ。

 少女は、泣きつかれたのか、ぐったりとしていた。俺は、コンビニで買ったメロンパンと、牛乳を与えたが、少女は、そっぽを向いて、ふてくされていた。

 俺は、「いっぱい食べないと大きくなれないぞ〜。」と言って、少女の胸を撫でた。

 少女は、「おしっこ。」と言った。よく見ると、隅っこで、おしっこをしていた。俺は、バケツを持ってきて、バケツに用を足すよう言った。少女は、バケツにかがみ、おしっこをした。ジョーという音を聞いていると興奮した。

 俺は、少女に、性教育を始めることにした。部屋からDVDプレイヤーを持ってきて、エロDVDを流した。コンクリートで囲まれた部屋では、女のあえぎ声が反響して聞こえた。少女に、一日中、エロ動画を視聴させた。ご飯は、一日2回、昼時と、夕方に弁当を与えた。俺の前では食べなかったが、次の日には、空になっていた。エロ動画を流し続けて1週間が経った。すると、少女に変調が出始めた。目は遠くを見つめ、ボーっとしている。そして、自分のマンコを指でいじりながら、感情の無い声で、「イク〜。イク〜。もっと奥まで突いて〜。」と繰り返している。

 その時だった。俺は、突然、耳鳴りに襲われた。キーンという耳鳴りがし、頭に衝撃が走った。そして、ボヤーっとではあるが、残像が脳裏に写った。

 3歳位の男の子だろうか。泣きながら歩いている。顔は、よくわからないが、赤いワンピースを着ていて、パーマを当てている女性から手を握られ、どこかへ連れて行かれている。女性は何か言っているが、よくわからない。そこで、その残像は終わった。何だったんだろうか。俺は気分が悪くなり、少女に弁当を与え、その場を去った。その残像が、俺の過去と大きく関わっているということに、その時は知る由もなかった。

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監禁少女 伯人 @Takashi2525

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