3月19日。ミュージックの日。眠育の日。

ももいくれあ

第1話

鼻歌が、ストレス解消方法だったカレ。

いつでも、どこでも、ハミングしてた。

気分が良くても、出てくる鼻歌。

そんなカレの横にいるのは、悪い気はしなかった。

寝る前にも、スルリスルリ。

どこからともなく聞こえてきた。

そんなカレは、よくよく眠った。

暗くなったら、1分もしないうちに、

スーッと深くて、あたたかい場所まで、到着しているのがわかるくらい、

そんなカレの横にいるのは、悪い気はしなかった。

そんなカレは、実は夜ふかしで、早起きで、

心配性だったなんて、

ちっとも、そぶりはみせなかったね。

だから、きっと、ココロのどこかで、

いつでも鼻歌、歌ってたんだね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

3月19日。ミュージックの日。眠育の日。 ももいくれあ @Kureamomoi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ