女性用風俗を通じて、自分の性的アイデンティティを再確認するエッセイ。さわやかな読後感でした。エロを期待してはいけません!カクヨムの規範内のエッセイです。「ぼかしてる」とか「書いてない」ではなく、そういうお話なのです。
女風、と聞くと後ろめたさがあって。自分自身主婦子持ちで。でも気になっていたけども調べるだけ調べてそれより先に行かなかったところに作者さんは踏み込んでくれた。一度体験すると怖さは無くなるだろう、なにか変わるだろうと思いつつもいけないけど自分の世界の狭さを思い知った。女風に躊躇してしまいでもやっぱり、と思ったら少し疑似体験してみてもいいと思う。こういう風に利用してもいいんだなあ、とか何かしら感じます。