今日も一日

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　連載物はちょっと書けない。眠い。

　前まではどれだけ残業してもコツコツと書いていたけど身心共に絶不調でしんどく、とてもじゃないが物を書く気になれないのだ。

　なぜそんな風になってしまったのかというと、残業も勿論そうなのだが転職活動が上手くいかないからである。昨日、最終面接までいったのに落ちてしまったって、流石に夜、ビールを買いに行った。休日前にしか飲まないと決めていた誓いを破って酒に逃げたのだ。それほどまでに俺はショックを受けた。死のうかと思った。どうして生きているのか自分でも不思議なくらいだ。誰か、なぜ死んでいないのか説明してくれ。俺は分からん。

　また、職場でも疲弊してしまってすこぶるやる気が出ないのもある。炎上案件にアサインされて約一年。一向に改善しない業務周りに疲れ果ててしまった。アサインついでに契約社員から地域社員に格上げしたのはいいが福利厚生は無に等しく、週休二日と夏季冬季の休暇くらいしかない。しかも飛び石の休みで疲れがとれず、いつも不安を抱えて鬱屈としているのだ。有給はあるが中々使い難く（といいつつ各月に二から四連休いただいているが）、金もそれほど貰えないためまったく気が滅入るばかりなのである。まっとうな生活がしたいと願いつつもそうした人生を歩むには努力してきた人間と戦わなくてはならない。今日まで遊んできた俺が、普通の人たちに勝てる道理がないのだ。つまり、このままずっと鬱屈として生きていくしかない。なんのために生きているのだ俺は。いや、生に意味を求めるのはナンセンスだろうが、しかしそれにしても生苦が辛い。下を見ればきりがないが、辛いものは辛いのであるからして、そこは主張していきたい。したところでないがどうなるわけでもないのだが。

　そんなこんなで日が変わってしまった。少しばかり目が覚めてきた。書かないと思っていた連載物に、少しだけ手を付けてみてもいいかもしれない。結局俺は下手な創作に逃げるしかない。

　下手な創作というのは謙遜ではない。自分の書いた文章を読んで、拙いなと思う事が多々ある。それが最近より顕著になっていて、酷く落ち込む。

　それでも書くのはやめられない。現実逃避で、僅かな承認欲求で、自己満足で、意味などないのだろうが、書き終わると少しだけ達成感が味わえる。その達成感に、成功という体験が付与されると、最高なんだけどなぁ。

　失敗人生は、まだまだ続く。