第八話 自主的にお嬢様のプライベートダンジョンを攻略します

 星愛ポイントのためだ仕方ない。


 何れエリゼのために頑張らないと。


「やっほー! ミレイだよ~~~~」


「何奴!?」


「うわ~~僕の仲間ですよ星霊の」


「星霊? なんですかそれは?」


 かいつまんで説明した。


「この娘も星の導きにより重要人物だよ」


「私も主人公ですの? 嬉しいですわ」


「もう打ち解けてる……」


 そんな感じでミレイも闘うらしい。


 ミレイは星術という特殊な魔法のような術が使えるとか。


「星の力を一点に集中して……ぱっと放てばキラリと光る弾丸に!!」


「グギャゴギャ!?」


「ゴブリンが消滅しましたわ」


 なんか僕の出る幕がなくなっちゃったけど僕も頑張る。


 ガチャでも最近スキルとか系の奴は出にくい。


 謎の木の実が出る始末。


「グリーンホームランピーナッツ? なんだこれ」


 食べるとホームランが打ちやすくなる。


 野球でもしろと!?

 グリーンは何!?


「グリーン色に染まれだよ少年」


「エムデンさん何気に脳内に突っ込みいれるのやめてくれませんか」


「少年……ガチャで張り切らなくてもこのダンジョンで物資は出るよ」


「ダンジョン産の物資に素材に……むむむむむフォーチュン財閥の手に余りますわ」


「僕への報酬は100万円だって? いらないよ」


「そんなわけにはいきません、100万円でも安すぎる件についてなのに」


「貰えるものは貰っちゃおうよ」


 まあそうだよね月給100万は安すぎるけどな。

「それじゃあ素材とかアイテムは折半でどう?」


「いいですわ好きなの持っててもらいますわ」


「折半だよ?」


 僕はこうしてエリゼお嬢様からダンジョン探索指令が出た。



 竜司先輩とサッカーしている。


 肉体的サッカー! ドラフトシュート!!!


「おわっアキトてめえ殺す気か!?」


「訓練だよ竜司先輩の」


「アキト様頑張れ竜司お兄様も頑張れーーーーー!!」


「お兄様がんばーーーーー!!!」


「お兄ちゃん頑張ってーーーーーーーーーーー!!!」


 カヅナとメグミとひまりちゃんが応援している。


 ひまりちゃんは小さいけど魔力が高いようだ。


 これは将来立派な魔法使い系の職業につけるぞ。


 いや今から鍛えるか。


「二人とも頑張り屋さんだな~」


 ミレイも見に来ている。星霊である彼女はどこにでもやってくる。


「それでダンジョンが張り切りだしているようだな」


「そうだね、僕のスキルで獲得したダンジョンの副産物も売れる時期かな」


「アキトは何したいんだよそれで」


「世界平和」


「お前が言うと洒落にならんわ」


「そうかな?」 

 僕はドリフトしながらゴールにシュートを決める。


「サッカー選手でもやればいいのに」


「そういうのは僕の担当じゃないよ竜司先輩だよ」


 そんな感じでスキル【ダンジョン】でみんなでダンジョンに入る。


 ひまりちゃんにもやらしたらなんと大魔導士の職業が出たらしい。

 凄く羨ましいけどひまりちゃんは可愛いな。


「魔法だよ~~~凄い~~~」


「ひまりにこんな才能が」


「流石ひまり」

「ひまりは凄い」


「ミレイちゃんも凄き力あるよ~~星術で弾丸発射」


「それしかできないのか?」


「こんなこともイッツアマジック!!」


 幻のハトを出しやがった幻術ってやつか?


「まあ私戦闘能力は高いっしょ」


「まあな」


 ミレイは役に立つけどでも僕の力はまだまだ足りない。

 もっと力を上げないと。


 美咲も呼ぶか。


「私を呼べば三角窓のホムラの導きに留めなく……」


「こういう娘なので……」


「「「なっとく」」」「?」


 そうしてダンジョンで体力ポーションとか魔力ポーションを集めまくった。

 体力ポーションは真面目に飲んでいる。


 魔力ポーションもがぶ飲みだ。


「アキト……体力ポーションだが親父の伝手で売りさばいたが一本10万円で売れたぞ」

「凄いじゃないか頑張って売って欲しい僕は一切売上金はいらないから」


「なんでだ? アキトお前は設けるということを考えないのか?」


「世界平和のための機関を設立するための資金としてプールしてくれるんだろ?」


「うん、だけどその機関とやらは壮大だなアキトの計画では」


「うん、メンバーは目星はついている」


「私入る~!」


「私も~」


「わたしも~」

「もちろんミレイも」

「俺もだ」

「美咲も」


 まあみんなとは縁を切れないからね。


 そんなかんじでダンジョン奥深くのオークにまで来た。


「オークは僕だと大したことないけど竜司先輩だとかだと強敵」


「いや俺も強くなってきたぞ」


「私もかなり強くなった」


「私もね」


「わたしはまだまだかな~~~」


「ミレイがいたらなんとでも」

「余にはこびる悪を討つためには死んでも倒す!!」


 美咲の中二は置いとくとして。


 エリゼお嬢様のプライベートダンジョンにも行くかみんなで。



「というわけで皆さんできました」


「世界平和のためとはいえ……まあいいですわあらカヅナさんじゃない? 竜司さんも茶会以来かしら」


「エリゼだったのかプライベートダンジョンがあるというお金持ちって」


「エリゼさんは胸がデカい」


「いきなり何を言うんですかカヅナさん!?」


 なんかそんなこと言われると意識しちゃうけど、エリゼさんは照れている。


 まあいいやみんなでダンジョン攻略だ。


 

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スキル【ガチャ】と【ダンジョン】で僕だけどんどん強くなって世界最強 ~従魔と美少女に囲まれて愛されてます~ 仮実谷 望 @Karimin

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