第七話 七星霊とお嬢様をお助けします

 美咲と話し合うために僕の秘密の空間(僕の部屋)に呼んだ。


「ミレイという未確認不思議星霊少女と出会った」


「わくわくする話をしたいんですか? アキトさんは」


 凄くわくわくしている少女がいた目の前に。


 しっぽが出ているかのような幻想が見える。


「不思議な少女ですか是非会いたいです!! 探しに行きましょう!!」


「そうですね。行きましょう。大丈夫かな」


「なんでですか。聞いた感じだと不穏な気配は無い感じですよね?」


「そうなんだけど……なんかかかわるのが怖いというか」


「もうそんなこと言ってたら、言ってる通りになるかもですよ」


「機械の襲来? 怖いよね魔物だけでもあれなのに」


「アキト君はもう少し自分に自信を持てばいいと思います」


「そうだよアキト君は自身を持ちなよ」


「ああそうですよね…………出たーーーーーー!!?」


「えええっ!? ミレイさんどこから!?」


「ワームホールってやつ? どこからでも出てこれる例外あるけど」


「探す手間が省けたのか?」


「でっミレイさんはなにもの? 星霊なの本当に?」


「本当だよ……精霊ともいうけど星霊かなこっちの言葉に直すと星の霊」


「すごいっ! すごい! なんだが凄く期待できる娘じゃない」


「七人いるんだよ私みたいな少女が」


「新事実キタコレ!!! なんだってーーーーー!? あんたみたいな少女が七人もいるって!? これは最高ね」


「本当に疲れます色々と」


 僕は色々な情報にやられてしまったようだ。でも凄く魅力的なファンタジーが目の前にある。


 僕もたいがいファンタジーだけっどスキル【ガチャ】と【ダンジョン】で自分だけレベルアップできると思ってたらこんな異能少女が目の前にいるんだから。


 七人もこんな出鱈目な少女がいるのか。


 僕は目眩がしそうだった。ファンタジーさんこんにちは日常さんさようなら。


「なんで一人遊びを始めてるのアキト」


「名前までお見通し!?」


「私の魔眼である程度の情報は読み取れるのよ」


「凄いよ! しゅごいっ!!」


「鼻血出てるよ」


 そうして三人でてんやわんやででも悲しいことが判明。


「実は他の六人の星霊のことは不明なの……ミレイ友達いなくて」


「ぼっちでしたか……」


「ぼっち可哀そう私たちが友達になってる」


 その後僕の家に住み着いた(家賃台は不思議な宝石)。


 迷惑なんですけど……



 スキル【ダンジョン】で僕好みのダンジョンで特訓中。


 お婆さんの荷物を持ってあげるという日課をこなして、最難関のダンジョンを攻略中。


 気になるのが僕だけのダンジョンが突如として梅田にダンジョンが現れたのだ。


 東京のほうでも渋谷にダンジョンが。


 現在自衛隊とかが探査中だ。


 僕だけの感じが違うくなるのか。


 現在政府は地下構造体通称『ダンジョン』を一般に開放するか検討中だとか。


 できれば僕の力が誤魔化せるように一般に開放して欲しい。


 美咲は今パトロール中かも。


 竜司先輩たちは今家かも。二段階の安全防御の構えでスキル【安全札】で竜司先輩たちには危険があると僕に知らされるし安全札が僕の身代わりである程度身代わり人形になる。


 そんな感じで普通じゃない防御策を講じている。


 ミレイと他の六人の星霊を探す手伝いをして欲しいのと懇願されちまうし。


 まあそれはいいけど化け猫仮面が有名になりすぎている。


 最近は巷のギャングをぶっ倒していきっている自分がいる。


 そんな感じでギャングを探す。


「キャアー!! 誰かーーーーー!!」


「大人しくしろ!! おらっ早くこいつを車につめこめ」


「いやあああああああ誰かーーーーーー!!!!!」


 これは穏やかではない誘拐の現場だと!?


 僕は化け猫仮面で誘拐魔を撃退した。


「なんだてめえ!?」


「化け猫仮面だ!!」


「あの化け猫仮面さん!?」


 そうして全員撃退した。


「ありがとうセバスからお礼の品をお渡ししないと」


「いいよ」


「私の規律が許さないわ! 私の名前はエリゼ・フォーチュン!! フォーチュン財閥の一人娘よ」


「お嬢様是非お屋敷に来てもらえればとお伝えしてください」


 この執事いつの間に……できる! こいつはできるぞ……


 僕はお屋敷にお呼ばれすることになった。あれっ? なんかこの展開前にも見たぞ。



 エリゼの家は豪邸だった。つまるところ甲子園球場20個分はあろうかとのお屋敷とお庭と離れの別邸。


 そんなかんじで僕は今ダンジョンに入っている。


 どういうことだって? どうやらエリゼの家にはプライベートダンジョンが現れたようである。


 僕の強さに見惚れて攻略して欲しいという算段になった。

 エリゼは16歳だ。僕より年上だ。


 メイドのエムデンと共にダンジョンに入るが結構敵が強い。


 ゴブリンが出てくるしゴブリンが亜種だ。


 ゴブリンナイトにゴブリンフロントアーマーとかいう亜種が出てくる。


 ビームに拳による破壊を行わなければ倒せないだろう。


「ビーム!! ビームですわ!! アキト様はビームが撃てるのですか!?」


「そうだよビームは最強」


「クラクラしてきましたわ」


「そだね~」

 エムデンさんは22歳のメイド。大人の香りなんてこれっぽちもないロリ体系だ。


「ギロリッ……」


 なんだが怖い視線を感じだけど気のせいだよね。


 そんなこともあり、プライベートダンジョンは凄いことで攻略を開始している。

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