第六話 麻薬組織壊滅と竜司先輩達とダンジョン

 化け猫仮面として最大の敵と出会った。

 ヤクザである。この世界で最大の敵。酷い行いをする最大の悪だ。


 無茶苦茶な非道な行いでもする。簡単に言うと犯罪係数が高い。


 だが親がクズだと子供はクズかというとわからない。


 まずは麻薬販売人を特定して警察に突き出す。そんな感じで麻薬販売人を追い詰めた。

 何故か美咲ちゃんも一緒だ。麻薬販売人は許さないとか。ミリアレムも一緒に麻薬販売人をボコろうとするが相手も投げナイフで攻撃してくる。


「この野郎め!! ぶっ殺してやる!!」


「むだよ! 心想弾!!」


「この悪党め!」


 そして化け猫仮面として美咲ちゃんをとうして麻薬販売人を通報した。


 こんなこともあり、美咲ちゃんをダンジョンに招待した。


「ここがダンジョン? あなたのスキルなの??」


「そうだよ(迫真)」


「それ面白い?(迫真)、深層の中の結界を張れば良いことになるかも……深層の悪魔は強い……」


 あっはい中二病でしたねこの娘。

 そんな美咲ちゃんをしり目に組織を壊滅に追い込む。

 ついでにスキル【ダンジョン】で自身たちの強化を図る。


 美咲ちゃんも理解が速い。僕のためにじゃないけど美咲ちゃんにも強くなって欲しい。ミリアレムもかなり呑み込みが速い。最終的被害者が減ればいいから精神支配系のスキルを取りたい。


 スキルノートというボードを見ている。


 星愛ポイントを現在250ポイントまで貯めている。


 人助け、迷い犬探し、病院でこっそり病人を治すとか色々としていたら貯まってた。ホラー系の映画を見るとかでも何故か貯まる星愛ポイント。色々と謎だ。謎過ぎる。


 美咲ちゃんとたまに訓練をすると貯まる。心想弾を受け続ける。でも痛くない。ちょっと衝撃波がたまる。普通じゃない衝撃波だ。僕の悪の心がなくなるような気がする。


 そんな感じでカヅラちゃんと遊んでいるとヤクザが襲来。


 どうやら身代金目的らしい。


 普通に返り討ちですよ。余裕で警察に突き出すヤクザどもを。


 竜司君が激おこぷんぷん丸ですよ。

「兄さま怖いです」


「メグミちゃんも大丈夫だった」


「俺がもっと強くなれたら……」


「じゃあダンジョン潜る?」


「ダンジョンアキトどういうことだ?」


「竜司先輩も強くなれますよ」


 何故か巻き込む。するとカヅラちゃんもメグミちゃんも興味を持ってしまった。


 ダンジョンに入ると職業を選択できる。から竜司先輩は格闘家、メグミちゃんは魔法使い、カヅラちゃんは賢者を選択。


 みんな筋が良い。普通にダンジョンをみんなでクリアした。


 美咲ちゃんも誘って今度ダンジョンにみんなで行くことに。



 美咲ちゃんは一般人を巻き込むのと言ってたが、ヤクザとか闇の組織に狙われまくっている宝竜家をほっとけないからみんなで力をつけて欲しいと思ってだと説明すると納得してくれた。


 竜司先輩とカヅラちゃんとメグミちゃんとミリアレムと美咲ちゃんでダンジョンスキルでダンジョンで力をつける。


 ダンジョンは長いのと短いのとかダンジョンのスキルだから僕がダンジョンマスターなので独自のダンジョンを作れるけど自由度はあんまし高くない。


 長めとか短めとかちゅうくらいとかそんなあんまりな長さを作れるくらいと難易度も自分の実力以上のものは無理というか宿主が死んだら問題だし。ダンジョンでは色々とアイテムも手に入るけどそれを竜司君の伝手で売って欲しいとか頼んでみることに。これで僕も大金持ちなのかなまあいいけど。

 星愛ポイント的にはお金稼ぎはいいのかな?


【OKです】


 どうやら星愛神もOKなので良いかもということ。

 星愛ポイントを活用する方法は他にもある。

 星愛ポイントを1ポイント使ってこの前豪華な弁当を食べた。


 なんか凄く豪勢だけど僕はすぐに貯まるからいいんだけど。


【美味しい弁当でハッスルハッスル!】


 星愛神もなんかハッスルしているしまあいいだろ。


 そんなこともあり。ダンジョンでレベルアップをしてたら日が暮れた。


 竜司先輩たちを帰して僕も帰宅して、寝る。睡眠も大事だからね。



 次の日、僕は普通に歩いていたんだ、でも周りの人は僕を見てなんか普段通りじゃなかった。

「あの人かっこいいよね」

「小さいけど中学生にしてはカッコいい」

「凄いモデル!?」


 そんな馬鹿な。僕は確かに魅力は高いけど注に注目されるわけがない。


 何が起きている?


「氷の溶けるとき~~~あなたは流離う~~~~☆」


 なんか歌ってる妙な格好をした変な少女がいる。


 無視しようとしたらなんか話しかけられた。


「あなたは私を無視できない。だって魅力を向上させたのは私が原因だから」


「お前のせいかよ! 何者だ!!」


「私……? ミレイ。ミレイっていうのでも普通の少女じゃないの星霊なの私」


「星霊、?中二病か。なんだそれは??」


「違うよ星の導きにより指定された霊名の少女なの」


 悲しきかな、悪の助言たる機械が襲来するの。


(こいつ直接脳内に……)


「だから聞いて? アキト。あなたは星の導きにより救世主なのよ! だからあなたの力が必要なの!!」


「いいけど何に対して脅威が来るんだ機械?? なんだよそれ」


「まだ来ないけどなかなかに彼らは手ごわいから気を付けてアキト」


 その後ミレイは消えるように姿を消した。


 何者だったんだ? あの少女は。


 夢幻に咲くコスモスの花が道路の花を汚染している。


 いったいなんなんだろう?

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