この世界のヒーローは俺になってやる!!

なうちゃん先生でございあす!

第1話

 俺は藤堂伊織。ただの高校の2年c組のただの平均的な高校生だ。



 「なあなあいおりん!今日転校生くるらしいよ?」 


と幼稚園から一緒の親友成瀬唯里(なるせゆいり)が言ってきた。



「マジかよ!美女だといいな!」

と俺は言った。



「はーい今日は転校生がいますよ」



と先生が言う。



周りがざわつき始める。



転校生が入ってくるとみんな静まりかえった。



「はい!この子が今日から転校してくる子です!」



とまた先生が言った。



「みなさん始めまして坂井芽亜里

(さかいめあり)と申します

これからよろしくお願いしますね」



と絶世の美女が喋っている。



「じゃあ芽亜里ちゃん席はー伊織くんの隣ね!」



と先生が言った。



「分かりました。」



と言って美女が近づいてくる。



「よろしくね!藤堂伊織くん!」



と芽亜里ちゃんが言ってきた。



「う、うん、これからよろしくね!芽亜里ちゃん!」



一ヶ月後



その日もただただ授業を受けていた



そのとき隣で芽亜里がなにかを

いじっていた。なんだろうな



と思った瞬間芽亜里が銃を取り出して天井を撃った。


最初は何が起きたか分からなかった。



でも周りを見るとバンッッと言う音と一緒に人がどんどん倒れていく。



逃げようとする人々は全員倒れていく。



5分後



そしていま生き残っているのは5人だけ。



下を見れば血の海、人の死骸

、呻く人々がいる。



そしてまた銃を向ける。

銃口の先は、俺だ。

もう死ぬのか・・・楽しかったな

俺は真っ先に唯里を思い出した。

バンッッと言う音とゆう音と同時に

「いおりん!」

と言う声も聞こえる。

バタン。

となった

けど俺は死んでいない。

下を見れば



唯里が倒れていた。



「いっいおりん今までありがとう

これからは空で見守っていくな」



と唯里が倒れた。



「ゆっゆいり?ねえゆいり!起きて!

しっかり起きてよ!お前がいなくなったら両親がいない俺はどうすればいいんだよ?またくだらないことで笑ってテストの点数競い合ってジュース奢りあおうよ!だから、だから死ぬな死ぬなゆいり〜」



と俺は叫んだ。



ゆいりは笑いながら俺をみた。



ゆいりの脈を触ってみたらもう止まっている。



「ゆいりが死んだらどうしうよう

これは悪夢だ。現実じゃない。

夢だ夢だ!夢であってくれ〜」



とまた叫んだ。



「あはは!いおりくん?大丈夫?これは夢じゃないわ。現実よ。あなたの親友くんはもうしんだの。もう二度と会えないわ!」



この女は悪魔だ。



そう思ったとき俺は決めた。



「俺は、俺は、この世界のヒーローになって芽亜里、お前を倒す!」






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