005
翌々日の月曜日、私は学校へ向かっていた。
相変わらずの真夏日だったが今日は少し風があった。湿気を含んだ南風だったが、ないよりはマシだろう。
夏休み中の文芸部の活動日は月水金の午前中と決まっていた。といっても、もともと決まった活動内容があるわけでもなし、各々個人の用事を優先したとしても誰も咎めたりはしない。精々顔を合わせて無事を確認するくらいのものだ。
一応、今日は今後の調査方針の打合せをするつもりなので、なにもないというわけではない。
文芸部の集合時間は九時半からだったが、私は寄り道するつもりだったので少し早く学校に着いた。グラウンドではサッカー部が練習をしている。探せば健也や衛藤くんの姿があるのだろう。
私は構わず職員室に向かった。
「失礼します。文芸部ですが多目的室Ⅱの鍵を貸してください」
言うと、奥にあるデスクのパソコンの影からぬっと顔が現れた。
「中山か。……早いな」
瀬尾先生は社会科の教師であり、我らが文芸部の顧問でもある。男性の教師で、見た目はこざっぱりしているが猫背で眼つきが悪く愛想もあまり良くない。三十代半ばらしいが独身で、浮ついた話も聞かないから、まあ女性にモテるタイプではないのだろう。
当然、生徒からの評判も良いとは言えない。とりわけ教育熱心というわけではなく、授業も淡々とノルマをこなしているような印象を受ける。十年後思い返して「いたっけそんな先生」なんて言われるのが目に見えている。
「今日は何時に終わる?」
「遅くとも十二時には返しに来ます」
さらに顧問であるにも関わらず、文芸部には滅多に顔も出さず放逐している。それはまあ、私としては全然構わないのだが。中途半端にあれこれと口出しされる方がうんざりする。
「中山」
失礼しますと言って職員室を出ようとする私を、自分のデスクに戻った瀬尾先生は呼び止めた。それから手に持ったマグカップを見つめたままこう続けた。
「あまり危ないことはするなよ」
はい、と返事して私は職員室を後にした。
――おや。
七不思議を調査すること、誰かが先生に言ったのだろうか。思い当たるのは樋口部長だ。立場上、そのくらいを報告をしていても不思議ではない。
勿論秘密にするつもりはなかったが、夜の調査も必要というところであまり正直に打ち明けるのも考えものだと判断したまでだ。調査自体を打ち止めにされてはたまったものではない。報告は機を見てきちんと行えばよい。
さて。
私は文芸部の部室に行く前に、別の場所へ向かっていた。そこは新聞部が部室として使用している空き教室だ。
中に人がいる気配を感じ、ノックしてから扉を開けた。教室にいたのは一人だけだった。
「よっ」
「げ」
中山
「……なに?」
「ちょっと訊きたいことがあるんだけど」
私が教室の外に手招くと、渋々といった様子で出てきた。この子ときたら中学一年生になって一丁前に反抗期を迎えたのか、妙によそよそしくなってしまった。仕舞には私に「学校では話しかけるな」なんて言ってくる始末である。
昔はどこ行くにも後ろをついてきたというのに。可愛い稔の姿はどこに行ってしまったのだろうか。時の流れの残酷さを感じる。
「今文芸部で伊隈の七不思議を調べてるんだけど、聞いたことある?」
「……知らない」
短く答える。まあこれは予想通り。七不思議、七怪としては認識してなくとも、個別の話な覚えがあるかもしれない。私は七怪のリストを書いた紙を取り出して稔に見せる。
「この中で知ってるの、ある?」
「……なにこれ?」
稔は書かれた文字を目で追って顔をしかめた。
「あのさ。ここ新聞部なんだよね。こんな怪談みたいな噂話持って来られても専門外なんだけど」
「いいから見てみて。話は眉唾でも、噂があったこと自体は本当っぽいんだ」
催促すると、稔は今度はじっくり目を通した。
それから思いついたように一つの項目を指さす。
「『怪人クロズマ』……。知ってるの?」
「いや、そんな名前は初めて聞いた。けど、この子供攫いっていうワードが気になる。友達の友達――って信頼性のカケラもない情報源だけど、最近伊隈で子供の失踪事件が起きてるらしい」
「失踪事件?」
穏やかじゃないな、それは。
「詳細は事件って呼べるのかどうか怪しいものだけどね。中学生が一人、夜になっても家に帰らなかった。心配した家族は方々に連絡したが行方知れず。翌日警察に相談しようとしてたところにふらっと帰ってきた」
「それは……」
果たして事件なのか。自分は経験が無いけども、一晩家に帰らない中学生なんて探せばいくらでもいると思う。家族の心配ようから、その中学生は普段そんなことをするとは思われていなかったみたいだが、気の迷いなど誰にでもある。
「まあ聞いてよ。家族はどこでなにをしていたのか問いただしたみたいだけど、件の彼は憶えていないの一点張り。彼はゆうに半日近くの記憶を失っていたんだ」
「なにか後ろめたいことがあってはぐらかしたんじゃないの?」
「って思うよね。実はそれと似たような……いや全く同じ話が別の場所でもあったらしい。ここ半年くらいの間でね」
単体であればそんなに珍しい話じゃない、と思う。だが複数となればどうだろうか。言い訳として記憶がないというのは誰でも思いつく。しかしこれは偶然で片付けてもいいものか。
「子供が失踪するっていう噂はもともとあったみたいね。じゃあこの怪人っていうのは……」
「恐らく、子供に注意を促すために生み出されたキャラクターだと思う。夜道で一人にならないように。赤マント然り、口裂け女然り。子供が恐怖を共通認識できる概念的なものじゃないかな」
「その割にはあんまり有名じゃないね」
私も稔も聞いたことがなかった。
「この辺りではそうだね。別の校区なら、知ってる子もいるのかも」
なるほど。局地的な噂話のようだ。
衛藤くんは概要を知ってるみたいだったから、あとで確かめてみよう。
「ともかくありがとう。参考にするよ」
「情報提供したんだ。そっちも記事になるようなことがあったら教えてよね」
生意気を言う従兄弟の頭をがしがしと乱暴に撫でる。もとから癖毛の稔の髪は壮絶な有様になった。
「うわっ、なにする!」
強引に私の手を払いのける。
「あはは。またなにかあったら来るよ!」
「もう来るな!」
稔の怒声を背中に浴びながら、私は文芸部の部室へ向かう。
まだ集合時間には少し早い。私は教室の鍵を開け中に入る。
他の部員を待ちながら、今後の方針を考える。リストを机の上に広げ眺める。
『安敷山の仙人』――これは調査完了だ。仙人ではないが変な老人ならいた。半分くらい噂は本当だったと言っていいだろう。そうなると、その他の噂にしてもまるで作り話というわけではないのかもしれない。その噂を象る、なにかしらの事実が存在していても不思議ではない。
『来洲ダム』と『還らずのトンネル』――これは真鍋くんと美郷がそれぞれ知っているようだった。あとで詳細を聞こう。
『図書館の幽霊少女』――詳細は分からないが場所が特定されているので調査のしようはある。伊隈に図書館はひとつしかない。
『怪人クロズマ』――稔の話と関連付けるなら、その線から追うこともできるかもしれない。
問題は『石碑』と『公衆電話』か。場所が分からない以上、調査のしようがない。まさかこれだけは完全な創作だってことはないだろうか。
考えていると教室の扉が開いた。やってきたのは美郷だった。
「あ、おはよう彩音ちゃん」
「おはよう美郷。今日も暑いねぇ」
そうだね、と相槌を打ちながら美郷は私の隣に座った。
「なに書いてるの?」
「ん? 七怪について、現段階で分かってること箇条書きしよう思って。美郷はトンネルの話聞いたことあるんだよね?」
「う、うん。多分それじゃないかなって話なんだけど……」
「あ、待った。みんな集まってから聞かせて。その方が二度手間にならないでしょ?」
分かった、と言って美郷は慌てて手で口を塞いだ。それからフフ、と笑みをこぼす。
「なんか意外だなぁ。彩音ちゃんがオカルトっぽい噂話を真剣に調べるなんて」
「……これも部誌作成のためよ。私はもともと幽霊も宇宙人も信じてないんだから」
信じてない、というのは半分嘘である。私はそれらを自分が見ていないから確証が持てないというだけだ。もし目の前に「私は幽霊です」なんて言う存在が現れれば、私は手のひらを返して幽霊の存在を信じようじゃないか。
正直言って、今回の調査でそんな超常現象にまみえることに少しだけ期待している。自分の手の届かない領域に、決して理論理屈で計り知れない存在があることを確認してみたいのだ。
「美郷はどうなの? こういうのは美郷の領分でしょ?」
「うん、楽しいよ。安敷山の時もちょっと怖かったけど、わくわくした。なんだか冒険みたいで」
「それに衛藤くんもいるしね」
「そ、それは……」
顔を赤らめる美郷に揶揄うように笑いかける。
「あ、彩音ちゃんはどうなの? 衛藤くんと仲良さそう、だけど……」
「私?」
訊かれて目を丸める。普通に話してるつもりなのだが、仲良さそうに見えるのだろうか。それとも、この子も一丁前にジェラシーを抱いているということなのか。変に誤解されて友人関係に亀裂を生むのは避けたい。ここはきっぱりと否定するのが吉だ。
「無い無い。私衛藤くんて苦手なんだよね。完璧過ぎて逆に裏がありそうっていうか。上っ面だけ取り繕ってるんじゃないなぁとか疑っちゃうわけ」
「じゃ、じゃあやっぱり柏崎くんが……?」
「なんで健也が出てくるのよ。関係ないでしょ。あれはただの幼馴染っていうか腐れ縁みたいなもんよ。そもそも私は、健也にしたって衛藤くんしたってああいう『かっこつけてやろう』って息巻いてる男子が苦手なのよね。もっと穏やかで慈愛に溢れて一緒にいて落ち着けるような人が私の理想ね。そう、そういう意味では一番理想に近いのは真鍋くんかもしれないわね」
「そ、そうなんだぁ……」
「そう。だから美郷の恋路を邪魔するつもりはないし安心して」
「こ、こ……」
そんな他愛のないやりとりをしていると、部活の面々が次々と教室に入ってきた。
「久しぶり中川さん、進捗いかがかしら?」
最後に姿を現した樋口部長が荷物を下ろしながら訊いてきた。
部長が来るのはちょっと意外だったが、そうか、調査報告を受けるためだったか。部長という肩書上、一応情報は押さえておきたいというところか。
私は現段階の進捗を報告した。伊隈七怪の存在、安敷山の仙人についてなど。内藤さんについては話そうかどうか迷ったが、正直に報告することにした。
「――というわけで、残る六つの噂についても調査を行う予定です」
「順調そうでなによりだわ」
満足そうに樋口部長は頷く。自分が手を煩わせることがなければこの人はなんでも良いのだろう。
「それで、『トンネル』と『ダム』については美郷と真鍋くんが知ってるみたいだったから、この機に聞いておこうと思ったんだけど」
言って、二人に視線を送る。美郷は頷き、真鍋くんはわかりましたと返事した。視界の端で寺島先輩がタロットカードを並べだしているが気にしない。
「えっと、それじゃあ始めますね……」
美郷が遠慮がちに口火を開く。
「これはお兄ちゃんが大学で聞いた話なんだけど。伊隈の北西に
「伊隈から来洲村に行くルートって、東回りと西回りふたつあったって聞いたことある。西側は道が狭くて、新しくて道も広い東回りが主流だったと思うけど」
「うん、そうみたい。それでダムができてからはトンネルも封鎖されちゃって、通れなくなってるみたい。でもある日、大学生四人組が肝試し感覚でトンネルに入ったそうなの。二人は入口近くで引き返したみたいなんだけどもう二人は奥に進んで行ったきり戻ってこなかったみたい。その噂を聞いた別のグループも興味本位でトンネルに入って帰って来ないなんてことが立て続けに起こったから、あのトンネルには近づいちゃ駄目なんだって」
終わり、と美郷は締めくくった。怪談話において口調って大事なんだなあと改めて思った。あまりに単調に進んでいくから怪談を聞いているのかも怪しかった。もっと抑揚をつけないと。うん、この反省は今後の文章表現に活かせそうだ。
「そのいなくなったって人、美郷のお兄さんと面識ある人なの?」
「ううん。先輩のバイト先の知り合い、だったかな……」
所謂『友達の友達』ってやつか。いてもいなくても証言者には影響のない、あやふやな存在。最初の四人はともかく、その後でいなくなってる人たちは自分がいなくなってることをどう証言すると言うのだ。
「いなくなってるのはみんな夜なのよね?」
「多分、そう。トンネルには肝試しに行ってるから」
真昼間に肝試しはしないか。昼間にトンネルに入ったらどうなるんだろう。別に難癖つけたいわけではないがなんとなく興味がそそられる。
「他には?」
「えっと、トンネルから帰って来られないのは、ダムに沈んだ旧来洲村の住人の怨霊が、向こうに連れて行っちゃうからって……」
「いや、旧来洲村の住人は別にダムに沈んでないって」
ダム工事が始まる前に移転しているのだ。そりゃ家や道路はそのまま沈んでいるわけだけれども。来洲村に執着していた土間老人ですら別の土地へ移り住んでいる。ダムに沈んでいる人間なんているわけがない。
「それじゃ次、真鍋くん」
「えっと。今の話の流れで話すのはちょっと恐縮なんですけど。これも情報源は確かじゃないです。満月の夜、深夜二時に来洲ダムから溜池を覗くと、ダムに沈んだ旧来洲村の亡者の影が――」
「だから沈んでないっつの!」
「そ、そういう噂なんです。で、その影に魅入られた人は引き込まれるようにして突然ダムに身投げしてしまう、という結末です。実際にそんなことがあったかどうかは定かではないですが」
まあ、噂というものはそんなものだ。ありもしない、いもしない虚像を作り出しては好き勝手茶化しているのだ。というか、来洲村の人間を一体なんだと思っているのだろうか。
「すみません、先輩の出身地なのに……」
「いやまあ。別に謝ることじゃないんだけど。そんなにはっきりとした思い出があるわけじゃないしね」
それにしても立て続けに来洲村に関わる噂が出てくるものだ。思い出してみれば安敷山の仙人こと土間老人も来洲村出身で関わりのある人物だった。もしかして伊隈七怪というのは全て来洲村に由来があるのでは。
いや違うか。図書館は伊隈南部にある。少なくとも図書館の噂については来洲村に関係しているわけがない。或いは『ダムに沈んだ村』という特殊なロケーションが、いわくのある噂話を作り出しているのかもしれない。
「ちなみになんだけど」
樋口部長がこっそり手を挙げる。
「そのトンネルにしてもダムにしても、調査は夜に行くつもりなの?」
「……できればそうしたいと思ってます」
私は慎重に答えた。部長の立場からすれば反対してもおかしくはない。いくら放任していても、自分の責任が問われるような事態は避けたいはずだ。日和見なこの部長は。
「ううん。別に私も駄目って言いたいわけじゃないの。ただ家族の人にはどう言い訳するのかなぁって」
「あの、その話なんですけど……」
恐る恐る手を挙げたのは真鍋くんだった」
「うち、やっぱり夜の外出は無理そうです。部活のことは伏せて親に探り入れてみましたけど、あんまりいい反応じゃなかったので」
うん、まあ。家庭の事情はそれぞれだからとやかく言うこともできまい。
おそらくそれが普通の家の反応だ。私のところも正直に深夜に出歩くと言えば流石に止められるだろう。こっそり出て、気づかれないうちに帰って来ようと思っていたのだが。
「美郷は?」
「うちも夜出るのは難しいかも。けど、友達の家に泊まるってことにすれば……」
「なるほど、その手があったか」
外泊するとなれば夜自宅にいないのは当たり前である。夜調査して、翌日何食わぬ顔で帰宅すればよい。
しかし問題がないわけでもない。
「でも実際問題私たちはどこで夜を過ごすの? 一晩中外にいるわけにもいかないよね」
「それならみんなうちに泊まるといいよ」
言ったのはそれまで黙ってタロット占いをしていた寺島先輩だった。一瞬その場が静寂に包まれる。みんな何が起こったのか理解できずにいたからだ。
「え? いいんですか、寺島先輩?」
「いいよいいよ。うちの親は二人ともしばらく家開けてておじいとおばあがいるだけだし、無駄に家広くて部屋も余ってるしねえ」
「私たちみんなですか?」
「余裕余裕」
「健也や衛藤くんも……?」
「問題なっしんぐ!」
寺島先輩はタロットカードからは眼を逸らさずにサムズアップして見せる。
本当に掴みどころの無い人だ。私たちの動向に全く興味を示さないと思いきや、変なところで協力的になる。
意見を求めるように樋口部長に視線を向ける。彼女は困ったように肩を竦めた。
「まあ、それならこっそり家を抜け出すよりよっぽどいいわね。志穂、本当にいいの?」
「いいともさ。あ、おもてなしはあんまり期待しないでね」
「それはまあ、構いませんけど」
思ってみなかった助力に驚きつつも、私は心の中でガッツポーズをしていた。当面、夜の調査が一番のネックであったのは間違いない。
中学生が夜中に行動するのを許容する家庭は少ない。無断で外出したり嘘をついたりするのも大きなリスクだ。五、六人もいればどこかで家族に勘づかれる可能性が高くなる。そうなれば、最悪調査自体を打ち切らざるを得なくなってしまう。
その点、お泊り会という名目にしておけば家族に変な言い訳を考える必要はない。寺島先輩の家を拠点に夜間に自由に行動することができる。家族に前もって寺島先輩宅の連絡先を教えておけば信頼も得られるだろうし、よしんばなにか疑念を持たれて連絡されたとしても先輩が出てくれれば問題ない。
完璧な計画だ。
懸念があるとすれば、調査の進捗によっては何度かお泊り会を開かなくてはいけないという点だが、なんならいっそのこと文芸部の合宿というていにするのはどうだろうか。
「それなら僕も家族に説明しやすいです」
「私も……」
「それじゃ、寺島先輩、お願いしてもいいですか?」
「いいよいいよ。いつになるか決まったら教えてよ。中山ちゃん、コネクト私とフレンド登録してるよね?」
「あ、はい」
確かしていたはずだ。
今年の春に文芸部とオカルト研究部が合併したときに一応連絡先は聞いていた。結局、やりとりすることは今まで一度も無かったが。
念のため確認しようと私はスマホを取り出しアプリを起動した。
「ん?」
メッセージの通知があった。
グループ『伊隈七不思議調査隊』の健也からだった。
そっけない文面でこう綴られていた。
――本日午後二時。駅前広場集合。
水底に眠るフォークロア 汐谷九太郎 @izuco409
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