004
「こんなところに一軒家が……?」
真鍋くんが息を殺して言った。私たちは草陰に身を隠しながら、目の前の建築物を覗き見た。
「いやどっちかって言うと小屋だろ」
健也が言った。確かに、一軒家と呼べるような立派なものではない。ただ壁と屋根があるだけの木造の建造物だ。それも蔦が好き放題伸びていてちゃんと管理されている様子もない。
「猟友会の人が使うロッジかなにかかな……?」
そんなところだろうか。少なくとも登山客の休憩所には思えない。コースからは離れているし、それならばもう少しきれいであるべきだ。
行ってみてくればそれで済む話だろうが。なかなか足を踏み出せない。健也が見たという動く影。そしてここまで続いていた獣道。
もし、あの中に危険なものがいるとしたら――。
「わっ!!」
「ッ!!」
突然背後から聞こえた声に私は飛び上がった。慌てて駆けだすも足がもつれ前のめりに倒れこむ。他のみんなも同じようにして、五人仲良く拓けた場所まで転がり落ちた。
爆発するくらい心臓の鼓動が高鳴っているのを感じながら、私は振り返った。
それまで私たちが息を潜めていた場所に、ひとつの人影が立っていた。
「いやぁ、ごめんごめん。ちょっとしたイタズラのつもりだったけど驚かせすぎちゃったかな?」
それは青年だった。小麦色に焼けた肌。淡いブルーのポロシャツにジーパン。手にはスーパーのビニール袋。どこにでもいそうな立派な人間だった。その驚くくらいに普通の出で立ちが、背後の情景とミスマッチで私の頭は混乱した。
「だ、だ、誰だよお前! な、なんでこんなところに!?」
震える声で健也が訊く。見てはいないがきっと涙目になっていることだろう。青年はというと申し訳なさそうに苦笑いを浮かべながら、慣れた足取りで歩み寄ってくる。
「それじゃあ自己紹介しようか。僕の名前は
私は少しずつ落ち着きを取り戻しながら立ち上がる。隣で半泣きになりながらへたりこんでいる美郷に手を貸す。
「……僕たちは、調査でここに来たんです」
一行を代表して衛藤くんが前に出て答える。こういう時に頼りになる存在は有難いと思った。
「調査?」
「はい。僕は草柳中学二年の衛藤司と言います。部活動の一環で、この安敷山にまつわる噂話の真偽を確かめる調査をしていたんです」
本当は衛藤くんだけが文芸部員ではないのだが。部活に関係ない人間に代表させていることを私は申し訳なく感じた。本来それは私の役目なのだ。
それにしても本名を名乗るとは衛藤くん、なかなかの勇気である。もしここが私有地で立入りが禁止されているような場所なら、事態は思っているより深刻かもしれない。私たちと違って衛藤くんには現市長の息子という顔も持つ。問題が大きくなれば市長である父親にも影響を及ぼす可能性もあるのだ。
「こ、ここまで来たのは本当にぐ、偶然で……知らずに辿り着いてしまったんです!」
私は慌てて釈明を入れる。
「君は?」
「わ、私は草柳中学二年の中山彩音です。この子は同い年の栗原美郷って言います」
「俺は柏崎健也。同じく二年」
「ぼ、僕は真鍋
「勝手に入ってしまい、すみませんでした!」
私は先陣を切って頭を下げる。これ以上衛藤くんに負担を掛けるわけにはいかない。
「? いや別に謝る必要はないけれど?」
ええぇ……。
先走ったとはいえ、下げる必要のない頭を下げたことを私は後悔した。よくよく考えてみればこの大学生、怒ってる様子は微塵もなかった。
「ところで噂話っていうのは?」
「それは――」
「なんじゃ、さっきから騒々しい!」
大学生の疑問に答えようとした私の言葉は、横から割って入ってきた台詞に掻き消された。不思議に思いながらしゃがれたその声のした方を向く。
一人の老人の姿がそこにあった。ぼろぼろの袢纏を身にまとい、手には杖、白髪交じりの頭。浮世離れしたその風貌はまるで――。
「せ、仙人だあああーー!!」
思わず健也が大声を出す。私も声を上げたかった。
いたのか仙人。
じゃない、落ち着け私。急展開の連続で頭がパニックを起こしかけている。
目の前の人物は仙人みたいな見た目をしているがただの人間だ。つまりこの人こそ安敷山の仙人の正体である。この山でこの人を目撃した人が「仙人がいた」と吹聴して回ったのが発端だろう。
いやこの風貌ならば仙人と呼んで差し支えないのではなかろうか。
だとすれば噂は本当だったということになる。
「あ、師匠。いたんですね」
「師匠!?」
何気ない青年の一言がまたも場をかき乱す。
これ以上人の頭を混乱させるのはやめて頂きたい。
青年と老人を何度も見返しながら右往左往している中学生の集団がそこにあった。その状況に青年は思わず吹き出して言った。
「ちょうどよかった。これからおやつにしようと思ってたんだけど、君たちもどうだい?」
十四年程度の人生ではあるが、まさか仙人のおやつに同席するとは思ってもみなかった。
老人、青年に続いて小屋の中に入る。誰も逃げようとは言いださなかった。青年の気さくな性格もあったからだろうが、大半は現状に頭がついて行けていないといった表情だった。
その中で唯一、衛藤くんだけは目を輝かせながら微かに笑みを浮かべていた。
なんで楽しそうなんだこいつ。
小屋の中は想像以上のあり様だった。内装は畳敷きの日本家屋であったが、ただでさえ狭いスペースに木箱やら書物やらが散乱しており、足の踏み場もない状態である。全体的に薄暗く、埃っぽい。まるで生活感がないと言っていい。
青年は構わず大雑把に物を片付けて私たちが座れるだけの空間をつくった。
それから持っていた買い物袋から取り出したペットボトルのミルクティーを人数分、紙コップに注ぎ私たちの目の前に置いた。続いて紙皿に盛ったビスケットを中心に置く。
「どうぞ」
横一列に並んで座る私たちの正面に青年は座り、おやつを勧める。市販品であることになんとも言えない安心感を覚えていた。目の前で開封しているのを見ていたのだから、変なものが入っている可能性はまず無いだろう。
混乱した頭のままで、私たちはビスケットを口に運ぶ。
聞いてくれ妹よ。
お姉ちゃんは今、仙人の住処でビスケットを食べているぞ。
「あれ、仙人は?」
健也の声に気づいて辺りを見回す。仙人の姿がない。
「あー。師匠なら奥に行っちゃったのかな。おやつは後で持っていこう」
「えっと、差しさわりなければ教えて頂きたいんですけど、あの人は一体何者なんですか?」
何者、とは我ながら失礼極まりない。だがそれ以外の表現のしようがなかったのは事実である。山小屋に隠れ住む老人――私の常識からすればそれだけ奇異な存在だった。
青年はさして腹を立てる様子もなく、
「彼は研究者だよ」
と答えた。
「研究者?」
「つまり仙人ではなく博士だと……」
「はは。確かに仙人みたいな風貌だけどね。彼の名前は
「なんでこんな山奥で?」
当然の疑問だ。研究なんてこんな山奥でする必然性はない。それどころか不便さの方が目立つはずである。
「あの人は来洲村の出身らしいんだ。最後まで転居に抵抗したらしくてね。今となっても、せめて来洲村の近くで暮らしたいって、こんな山小屋に住み込んだんだ」
私と健也は眼を見合わせた。
――来洲村。
私たちにとっては懐かしい名前だ。なにを隠そう、私と健也も来洲村の出身なのである。来洲村は伊隈の北にあった。六年前、ダム建設のため集落の全ての住民は転居を余儀なくされた。もともと過疎化が進んでいたし、水害対策という名目もあったため大きく反対する住民は少なかった。
そうした事情もあり、私は今いる伊隈の街に移り住んできたのである。なんの因果か健也とは転居先でも同じ小学校に通うことになったのだが。
五年の歳月を経てダムは完成した。かつてあった村の名前から、来洲ダムと呼ばれている。今も水嵩の少ない時には、道路や電信柱など人々のくらしの跡が水底に拝めるのだという。そのノスタルジックな情景がダム好きの間で小さな話題を呼んでいるとかいないとか。
「ところで、お兄さんは何者なんだ?」
「僕は彼の弟子だよ」
あっけらかんと青年は言う。
「僕は大学で民俗学を専攻していてね。ここにはフィールドワークの一環で立ち寄ったんだけど、偶然師匠と出くわしたんだ。最初は僕も君たちと同じリアクションしたよ。仙人だーってね。でも話をしてみると実はすごい人だって分かったんだ。同じジャンルの研究をしてるっていうのもあったけどね。この土地自体にも興味が湧いて来たし、押しかけ弟子みたいにしばらく通うことにしたんだ。かれこれ二か月になるね」
これはまた違うベクトルで変な人だな。老人のすごさというのはいまいち分からないが、辺りを埋め尽くす書籍の山が全て研究資料なのだしたら、研究熱心とは言えるだろう。
「そうまでしてなにを研究しているんですか?」
「――失われた神の存在じゃよ」
私の疑問に対する答えは青年の背後から聞こえた。見ると土間老人がひっそりと佇んでいる。老人は言うだけ言ってまた奥の方へ引っ込んで行った。
「えーと……」
救いを求めるように青年に眼差しを送る。内藤さんは苦笑いを浮かべながら頬を掻く。
「君たち、麓に神社があるのは知ってる?」
「八尾神社ですね」
「そう。実はあそこはもとは分社でね。本山は来洲村にあったんだ」
そうだったんだ。小さいころ、まだ来洲村に住んでいたころ、神社の境内で遊んだような気もする。その神社と八尾神社が一緒の系列だったなんて知りもしなかった。なにせ子供のころの記憶だ。神社の名前なんていちいち覚えていない。
「ところで、八尾神社がなんの神様を祀っているか知ってるかい?」
奇しくも数分前も同じ問答をしていたような気がする。あの時は健也が疑問の主だった。結局みんな分からず答えは風と消えたのだ。
ところが。
「……龍だ」
呟くように答えたのは健也だった。
「え? なんで健也が答えるの? 知らないんじゃ……」
「あの時は、麓の神社が来洲の神社と同じだって知らなかったからな。同じだって言うんならわかる。憶えてないか? 夏祭りの龍の神輿」
「ああ――」
幼い頃の記憶が駆け巡る。夏祭り、縁日、屋台、浴衣、祭囃子、龍の神輿。
確かにそうだ。祭りの風景の中に自然と龍の姿があった。私はずっと、祭りというものにはそれがあって然るべしだと思っていた。それしか知らなかったからだ。
来洲村では龍神を祀っていたのか。
「そう。龍は日本では水を司る神とされる。水源を有する来洲村では豊作を祈願して夏に祭りも行われてきた。……けど真実はそうじゃない」
「え……?」
「おそらく君たちが見てきただろうあの祭りは、実は明治時代に定着したものなんだ。勿論、それ以前から水神への信仰は確かにあり、それらを祀る儀式も存在した。だけど、そこには龍の姿は一切無いんだ」
「つまりこういうことですか?」
横合いから衛藤くんが口を挟む。
「来洲村では古くから水神を祀る土着信仰があった。それは本来龍ではなかったけれど、時代の流れの中でいつしか分かりやすい龍神の姿に置き換えられた、と」
「君は察しがいいねぇ」
感心するように青年は言った。
「いかにも。水神としての龍神伝説は日本各地にあるからね。ここの人たちもそれに倣ったんだろう。……さて、こうなってくると『じゃあ来洲の人々はもともとなにを祀っていたんだろう?』って疑問に辿り着くよね。それが――」
「失われた神の存在……」
なんだかスケールの大きな話だ。それに比べて私たちが調べていることのなんと小さいことだろうか。
「……それでなにか分かったんですか?」
「それが全然。僕が来たときから状況は一歩も進んでないんだよこれが」
「八尾神社の神主さんに訊いてみるとか」
「当然したよ。けど麓の八尾神社の歴史は夏祭りよりも浅いんだ。神主さんは自分たちが祀っているのは龍神だって信じて疑ってなかったよ。可能性があるとすれば本山の方だけど……」
今となってはもう、村ごと水の底だ。
土間老人は来洲村に住んでいたらしいが、当時は神社を調べてはいなかったのだろうか。いや、そうでなくとももともとそこにいた神主さんはどうしたのだろう。神社の一切合切が纏めてダムに沈んでいるとは考えづらい。貴重なものはちゃんと移動させておくものだろう。
「さて、今度は君たちの話を聞く番だよ」
内藤さんが膝を叩いて繰り出した。
頭に浮かんだ疑問を打ち出すタイミングを逃したが、まあいいか。少し興味深い話ではあったけれど、私たちの本来の目的とはかけ離れているし、変につついて話が長くなっても困りものだ。
「さっき噂を調査してるって言ってたけど、どんな噂なんだい?」
どうする、と健也が小声で耳打ちしてきた。別に話して問題になるようなことは無いから構わないのだが。強いて言うなら噂の情報源が市の運営サイトだということくらいだろうか。まあ、ここは伏せても話は通るだろう。
私は『伊隈七怪』なる七不思議が存在するということ、この安敷山に仙人が出没するという噂があるということ、私がそれらをネタに部誌を作ろうとしていることを説明した。青年は時折相槌を打ちながら興味深そうに聞いていた。
「すごいじゃん師匠、七不思議の仲間入りしてる!」
いや喜ぶことなのだろうか、それは。
端的に言って変人扱いされてるのと同義である。まあこの人たちなら仮に変人扱いされたとしても気にしないどころか喜びそうな勢いさえある。
「うん。なかなかに興味深いよ。そういった都市伝説みたいな話は民俗学にも通ずるところがあるからね。もし良かったら僕にも協力させてくれないかな?」
「え…………」
思いがけない提案に思考が停止する。人当りがいいとは言え結局のところ相手はよくも知らない大学生だ。そんな人を輪に入れても大丈夫なのだろうか。
「なあ内藤さん、車持ってる?」
私が逡巡していると健也が不躾にそう訊いた。
「僕は持ってないけど友達に言えば貸してもらえるかも。あ、ちゃんと免許は持ってるよ」
「よし採用。コネクトやってる? ID教えて」
「ちょっとちょっと、なに勝手に決めてるの!」
すっとスマホを取り出す健也の肩を掴む。
「だってよ。車無いとつらいぜ? どうやって夜にトンネルやダム行くつもりだ?」
「確かに……」
納得したように衛藤くんが呟く。いやあんたは引き止める方じゃないのかよ。
けど、健也の言い分も分かる気がする。本来なら車が必要な時は家族に頼むのが筋だ。けど、なにも後ろめたいことは無いとは言え、夜に怪談スポットみたいなところに行くのを家族に知られるのはなんとなく憚れる。かと言ってその為に今日会った人間を仲間に巻き込むのは、余計に心配の種を増やすことにならないか。
私が迷っている後ろでそそくさとID交換が行われている。
ああもう知らないぞ。
「なにか分かったらここに連絡すればいいんだね?」
「そうそう。こっちも車が要りようになったら連絡するから」
この瞬間、調査隊に思いがけない仲間が加わった。
内藤穂垂。大学生。民俗学専攻。仙人の弟子。車の運転免許あり。
悪い人ではないと思う、多分。ただ信用できるかと言えばそれも謎だ。少なくとも私だけでも、彼自身にあまり肩入れせず冷静に見極めるとしよう。
おやつを食べ終わった私たちを、内藤さんは麓まで送ると言ってくれた。正直、ちゃんと道を把握しているとは言い難い。案内は素直に嬉しかった。もし道に迷ったまま山内で日没を迎えてしまうと大惨事になりかねない。
山道を歩きながら、私は今日の出来事をどう部誌に反映させようか頭を悩ませていた。
安敷山の仙人の正体は山小屋で暮らしている民俗学者だった。
事実を単に並べればそれで済む話であるが、勿論そういうわけにもいかない。私たちは文芸部だ。この事実を読めるものとして仕上げなくてはならない。
ならば何故仙人が出たという噂話が広まったのか、という点で話を膨らませられないだろうか。
山で猿を見てもそれは猿としか思わない。猿は山にいるのが当たり前だからだ。ならば山に老人がいればどうだろうか。山にいる老人、それは仙人に他ならない。
うーん、どうだろうか。山にいても老人は老人だろうと私は自分につっこみを入れる。仙人を仙人たらしめているのはやはりあの風貌だろう。あの出で立ちは誰が見ても仙人だ。噂には何一つ嘘偽りが無かったのだ。
なんだか行間を埋めるために躍起になっている記者の気分だった。私は新聞部になったつもりはないのだが。
新聞部か。
確か草柳中学にも新聞部は存在する。身内が一人在籍しているから知っていた。彼らの取材能力がどこまで及んでいるのかは知らないが、もしかすると七怪に関する情報を持っているかもしれない。
今度学校に行った時は訪ねてみてもいいかもしれない。
無事日没までに八尾神社まで辿りつくことができた。内藤さんにお礼を言うと、彼は元来た山道を引き返して行った。あの山小屋、夜は明かりとかあるのだろうか。というか水道が通っているかどうかも怪しい。
その日はそれで解散することになった。七怪のうち一つの真相を知ることができたのは、初日の活動としては十分な結果と言えるだろう。
帰り際、やけに神妙な顔つきをした衛藤くんに気が付いた。
「どうかした?」
なんとなしに訊いてみる。
「いや、ちょっと考え事しててさ」
「考え事」
「失われた神について」
「あー……」
それは私も気にならないわけではない。本来は私が過去住んでいた村の話でもあるのだ。
「さっきはさらっと流したけど、信仰の対象ってそんなに簡単に変えられるものなのかな? 言ってしまえば今日まで人だったものを、明日から龍として崇めましょうってことだよね。それって地元の人からすれば納得できるものなのかな?」
確かに変な話かもしれない。日本人の信仰心は柔軟なんだなとか思っていたが、信仰する人の立場に立ってみればおかしなことだと気付く。それでは最早、別の神様を信仰しているのと同義ではないだろうか。自分は大した信仰心を持ち合わせていないからよく分からないのだが。
「思うに、なにかしらの大きな力がはたらいて強制的にそうさせられたんじゃないかな。それがなにかは分からないけど、少なくともそうせざるを得ないほどの理由があったんだと思う」
「理由って……?」
私の問いに、衛藤くんは首を横に振った。
「わからない。……けど、この謎は果たして、暴いてしまっていいものなのだろうか?」
生暖かい風が吹いた。
衛藤くんの疑問は蝉の声とともに夏の陽気に消えていった。
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