過去のコンテストの分析で自分の分析を補強する

 実は今回の「中編コンテスト」というのは2回目で、以前にも「中編コンテスト」があったのを皆さんご存じでしょうか?


 それが「戦うイケメン」中編コンテスト です。

 https://kakuyomu.jp/contests/kadokawabooks_fightingman


 私はカクヨムの登録自体は2021年だったものの、しばらくカクヨムからはなれていたことと、あまりコンテストというものを意識していなかったために、お仕事コンのテーマを考えていた2022年の8月下旬ごろに知りました。


 すでに受賞作が決まっており、選考委員の方の総評まで出ていたので、それを読んで前話の「楽しくお仕事in異世界」の解釈をさらに補強しようとしていました。


 そして、総評で特に注目したのはこの部分。以下上のURLの引用です。


(略)

 蓋を開けてみれば、コンセプトをバッチリ受け止めてくれた作家さんと作品が揃い、超ハイレベルな選考になりました。超ハイレベルの戦いだと、初手のアイディア、パッションに加えて、中編の中で少しでも多くを見せる技術力や、まだ見えていないマーケット内でどう読者を惹きつけるかという仮説の具体性でも差がついてしまいます。

(略)


 ここで書かれていることをちょっといいかえると 

①コンセプトに合った作品をつくってね

②初手のアイディア、パッションが重要だよ。

③20000~60000字という縛りの中でどれだけの多くの要素、可能性を見せつけられるかな。

④実際にその作品を売り出すとなったときに、あなたの作品は読者を引き付けるだけの魅力をもっているのかな。もしくはそういった戦略を作品に落とし込めているのかな。


 このような感じかなとおもいます。①~③はまだわかりますが、④は難しいなあと思いながら読んでいました。こういったことを編集部の方は考えていたわけですね。



 あともう一つ気になったのはここの部分。


(略)

 コミックやアニメ、ゲームだけではなく、ちゃんといるではないですか、小説で戦うイケメン。小説ならではのかっこよさ、堪能させていただきました。

(略)


 ⑤小説ならではの良さを出してくださいね。


 ここもかなり難しい。


 コンテストが終わって作品を見返してみても、自分の作品

 https://kakuyomu.jp/works/16817139558446430753

 が小説ならではの良さが出せていたかと言われると、難しいところですね。



 つまり、

①コンセプトに合った作品をつくってね

②初手のアイディア、パッションが重要だよ。

③20000~60000字という縛りの中でどれだけの多くの要素、可能性を見せつけられるかな。

④実際にその作品を売り出すとなったときに、あなたの作品は読者を引き付けるだけの魅力をもっているのかな。もしくはそういった戦略を作品に落とし込めているのかな。

⑤小説ならではの良さを出してくださいね。


 この5つと前話の自分の分析を意識しながら、私はテーマを考えていたわけでございます。



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